JDreamの部屋検索のはじめ方
JDreamⅢで入手できる情報は?
掲載日:2019年3月29日
JDreamⅢで提供されている情報はどのように収録されているのでしょうか。またその収録情報をチェックするメリットはどこにあるのでしょうか。ポイントをまとめてみました。
JDreamⅢデータベースに文献情報が収録されていく?
JDreamⅢでは【JDreamⅢデータベース】という1つのデータベースに文献情報が収録されていくのですか?というご質問をよくお受けしますが、実は違います。JDreamⅢには発行年で分割されたデータベース、特定分野のデータベースなど8種類のデータベースが収録されています。では、どのような違いがあるのでしょうか。
収録データベースリスト
収録データベースリストで紹介している通り、JDreamⅢには年間100万件を超える世界各国の文献情報を収録する”JSTPlus”、年30万件を超える国内医学関連の文献情報を収録する"JMEDPlus”、1975年~1981年までの文献を収録する"JST7580”などが収録されており、調査目的に応じたデータベース選択を可能にしています。
JDreamⅢのデータベースにはどのような情報が収録されている?
文献情報を収録する各データベースには文献の全文情報ではなく、書誌/抄録/索引/引用/リンク情報が収録されます。表題および抄録が英語の場合には日本語翻訳と合わせて英文表記も収録されます。
検索サービスで得られる情報例
JDreamⅢで入手した情報の特長は?
JDreamⅢに収録された文献情報には書誌という当該文献を指定する情報に加え、抄録(第三者抄録)/索引/被引用/リンク情報といった科学技術振興機構(JST)が独自に作成・付与した付加価値情報が追加されています。付加価値情報により要点確認や関連文献検索、当該文献へのアクセスなど短時間で必要な文献情報のチェック作業を行うことができます。
- 抄録は第三者抄録だけでなく、著者抄録、機械翻訳抄録などで作成された文献情報も収録されています。
付加価値情報を利用するメリット
付加価値情報を利用するメリットをまとめました。
- 第三者抄録および索引表記
全文を読むことなく、当該文献の要点(ポイント)を確認することができます。 - 被引用情報
当該文献を引用した文献を確認。後年の研究活動への影響を確認することができます。 - リンク情報
DOIリンクにより当該文献の全文へ直リンクが設定されていたり、複写申込をシームレスに行うことができます。