JDreamの部屋文献情報の活用方法

論文を書く大学生の悩みを解決!「短時間で簡単に目的の文献を見つける方法」

掲載日:2022年5月13日

論文を書く際に先行研究を検討することは、研究主題の流れや骨格を把握するための重要な作業です。しかし、毎年数多く出版される論文の中から、目的に適した情報を効率的に集めるのは簡単ではありません。

ここでは、このような悩みを解決するための効率的な文献検索のポイントをご紹介します。

簡単にモレなく検索して文献の要旨を素早く把握できる

1)充実した検索サポ―ト機能

検索する際は、キーワードの関連語も自動追加されるので簡単に網羅的な検索ができます。

検索画面(クイックサーチ)

2)外国語文献と日本語文献を、同時に日本語で検索

JDreamⅢは、外国語文献のタイトルと抄録に日本語訳を付与しているため、外国語文献と日本語文献を日本語で同時に検索し、日本語で抄録を読むことができます。

検索結果の回答表示画面例

3)回答表示結果から大学所蔵情報・全文にリンク

回答表示結果に自分の大学図書館の所蔵有無や全文入手のためのリンク先情報を表示しています。多くは無料で閲覧できますが、リンク先によっては、本文の閲覧等を会員限定や有料としている場合があります。リンク先の利用条件に従って利用してください。

回答表示画面のリンク情報例

リンク情報の詳細は、オンラインマニュアルの「1.1リンク情報」をご参照ください。

簡単に関連文献を確認できる

ここまでは、検索と検索結果のポイントをご紹介しました。ここからは、検索した結果から視点を広げる機能をご紹介します。

1)類似文献・類似特許検索

検索結果一覧の「類似検索」ボタンをクリックすることで、注目している論文と似た論文・特許情報が簡単に見つかります。「JDreamⅢ」は論文情報、「特許」は特許情報を表示します。類似研究の把握が容易になるため、より確実で効率的な先行研究調査ができます。

類似文献・類似特許検索

2)引用・被引用検索

注目している検索集合と引用・被引用関係にある論文を確認できます。論文の執筆には引用元の確認が不可欠ですが、この機能を使うことで、キーワード検索だけでは見逃す可能性のある関連文献も確認できます。

  • 対象はJDreamⅢ内に収録されている1995年以降の国内原著論文です。
引用・被引用検索(アドバンスドサーチ)

継続的に文献情報をチェックできる

継続的に情報を入手したい場合や、同じ研究分野の情報をウォッチングしたい場合、気になる雑誌や作成した検索条件を保存できます。

1)MYジャーナル

気になる雑誌を登録すると、最新2回分の目次情報を表示ます。関心のあるトピックを見逃さずに関連研究のアップデートを確認できます。JDreamⅢにログイン後、メールアドレスを登録することで、他人に見られることなく、自分だけが閲覧できます。

MYジャーナル

MYジャーナルの活用方法も、併せてご参照ください。

2)MY検索式

作成した検索式を保存することで、同じ検索を繰り返し実行することができます。「MYジャーナル」と同じく、個人で管理できます。

MY検索式

以上が短時間で簡単に目的の文献を見つけるためのJDreamⅢのポイントです。ぜひ論文やレポートを書く際にJDreamⅢをご活用ください。

JDreamⅢでは学生の皆様専用のログインページをご用意しています。

  • ログイン方法やJDreamⅢの利用可否については、ご所属の大学図書館までお問い合わせください。

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