テーマ番号 | テーマ名 | 概要 |
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JS0001 | ホログラフィー | 1948年D.Gabor(ノーベル賞受賞)により発見された光波の干渉縞による立体像(ホログラム)を得る光学技術は、ホログラフィーとしてオプトエレクトロニクスの発展とともにその重要性が高まっています。ホログラフィー応用計測法、計算機ホログラム、ホログラフィック光学素子などホログラフィーやホログラムの応用事例をご紹介します。 |
JS0002 | 光ファイバ | 「光ファイバ」とは、光を用いて情報を伝達する際に、光の伝送路として用いるきわめて細いグラス-ファイバーのことで、石英ガラスやプラスチックを材料とし、光信号を減衰させることなく送ることができます。このテーマは、光ファイバを用いた技術を中心に記事を集めました。なお、このテーマは、「JS0018 光通信」(N5)、「JS0453 光ファイバセンサ」(A1)に含まれるものを除いています。 |
JS0003 | 色、色彩論、色彩管理 | 色をテーマとした様々な記事を紹介します。塗料、顔料、染料に関する文献だけでなく、色の測定方法、カラーセンサ、色褪せの化学 、印刷、カラー写真・カラープリンタ技術、カラーディスプレイ、照明機器、カラーマネジメント、景観、視覚、色彩感覚や流行色等の心理学、芸術といった「色とりどり」の文献が確認できます。 |
JS0005 | 液晶 | 情報化の進む社会にあって、ディスプレイなどの光デバイスはますます重要になってきていますが、その中核の技術として液晶技術があります。液晶表示装置の市場が拡大するにつれて、その表示特性に対しより高い品質が要求されています。液晶は液体と結晶の性質を併せ持つ物質で、弱く結合した細長い有機高分子群がある方向規則性を持って並んでおりきわめて多様な可能性を秘めた材料です。そのため液晶はディスプレイ技術の発展はもとより全く新しい技術、産業を創起する可能性があり大いに期待されています。ただし表示装置への応用は「JS0022 ディスプレイ技術」(N4)を参照してください。 |
JS0008 | 圧電気、焦電体 | 水晶などの結晶体に力を加えると、結晶面の間に電圧が生じ、逆に結晶面に電圧を加えると、結晶には歪が生じる現象を最初に発見したのはJaques CurieとPierre Curie(1880年)で、それぞれ圧電効果(ピエゾ効果)、逆圧電効果と名付けました。また、結晶を加熱すると表面に電荷が発生することを焦電効果といいますが、水晶以外にも圧電・焦電効果が発見され、様々な分野で圧電材料(圧電体)、焦電体が応用されています。 |
JS0010 | レオロジー | レオロジーは「物質の流動と変形を扱う科学」と言われていて、物質の「ねばねば、べとべと」する性質(粘弾性)が主な研究対象です。最近ではプラスチック、繊維、ゴム、パルプ、油脂、塗料、薬品、食品など、非常に様々な工業分野にレオロジーが関与しており、さらにその応用範囲は拡がってきています。基礎化学分野の文献はもちろん、化学工業、食品工業などの応用分野の文献を学際的に掲載しています。 |
JS0012 | 真空技術の応用 | イオン注入機用クライオポンプの開発、 減圧CVDやプラズマCVDおよびプラズマエッチングなど反応性ガスを排気するシステムに使われている 新型ドライポンプの紹介、プラズマCVDやスパッタリングおよびドライエッチング工程に用いるターボ分子ポンプ(TMP)、半導体と液晶ディスプレイの製造装置用に対するプロセスチャンバの仕切用ユニカムゲートバルブの紹介、真空用アイソレーションバルブ、真空用磁性流体シールの開発、 太陽電池用シリコン素材のリファイニングプロセス、 チタン素材精密鋳造法としての真空ダイカスト法、真空鋳造、真空炉、 真空包装、真空冷却機の開発などカレントな情報を提供しています。 |
JS0013 | 直接発電 | 文献例を以下、数例紹介して説明と致します。様々な緯度と太陽照射に適したビル屋根上部のPVモジュール配置、LNG低温エネルギーを利用した半導体材料の熱電性能、600℃級熱源用カスケード型熱電発電モジュールの開発、太陽光を電気と熱に同時に変換するPV熱パネル、深宇宙探査のアブレーション推進用核駆動パワーを用いた閉サイクルMHD(CCMHD)シングルサイクルの研究、大規模太陽光発電システムと燃料電池および電気二重層コンデンサから構成する新エネルギー分散電源、誘導磁界を考慮した液体金属MHD発電機内流れの二次元数値シミュレーション、太陽光発電揚水システムのファジィ全体効率最適化など。 |
JS0014 | 燃料電池 | 燃料電池は、効率的なエネルギー活用・環境負荷の軽減・電力需要のピークカット等、次世代発電システムとして期待されています。燃料電池の種類としては、リン酸型(PAFC)・固体高分子型(PEFC)・溶融炭酸塩型(MCFC)・固体酸化物型(SOFC)・アルカリ電解質型(AFC)・直接型燃料電池(DFC)に分類され、各電池特性に基づいた研究開発が行われています。本テーマでは、研究開発・動向・導入事例等、燃料電池全般について紹介しています。 |
JS0016 | リニア集積回路 | リニア集積回路は,アナログ信号を処理し,線形な増幅を行う集積回路で,ディジタル集積回路と対比して使われます。主な素子には信号増幅器,演算増幅器,A‐D変換回路などがあります。このようなリニア集積回路に関する広範囲の情報を紹介します。 |
JS0017 | ディジタル集積回路 | 電気信号をディジタル量,例えば,1‐0,あるいは,オン‐オフとして扱い,これらを組合せて,AND,OR,NOTなど論理回路を構成し,集積した回路を言います。アナログ方式に比べ,精度や信頼性が向上する点に特徴があります。このようなディジタル集積回路に関する広範囲の情報を紹介します。 |
JS0018 | 光通信 | 「光通信」とは、光を搬送波に利用する通信のことです。インターネットやマルチメディア・コンテンツの急激な普及に伴い、通信ネットワークの高速化、大容量化への要求が拡大しています。これに対応するため、基幹伝送路ばかりでなく、家庭までの接続にも光ケーブルが用いられるようになり、ネットワーク全体の高速化が進められています。 このテーマは、光通信に関する記事を集めています。なお、このテーマは、「JS0002 光ファイバ」、「JS0996 光スイッチ」に含まれるものを除いています。 |
JS0020 | テレメタリング、リモートセンシング | 人工衛星から電磁波により地球の地形,気象,資源など様々な情報を取得するリモートセンシングや,通信回線を使って遠隔地に配置した計測器の測定データを取得するテレメタリングの様々な技術や事例等に関する幅広い情報を紹介します。 |
JS0021 | 磁気・半導体メモリ | 磁気メモリは、フロッピーディスク(FD)、ハードディスク(HDD)等、磁気的に情報を記録する記録媒体のことですに。また、半導体メモリは、記憶機能回路を集積化したもので、読み出し専用のROMと読み書き可能なRAMに大別されます。磁気メモリ、半導体メモリに関する文献を紹介します。 |
JS0022 | ディスプレイ技術 | ヒューマンインターフェイスとしての表示装置とその製造技術を中心にしたディスプレイ技術に関するものです。特に、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、FED等についての製造技術を網羅します。ディスプレイの応用として、ヘッド・マウント・ディスプレイ等の応用から、ディスプレイに対する眼精疲労等の産業衛生の観点も含みます。 |
JS0023 | パターン認識 | パターン認識とは、人間が目で見たり、耳で聞いたりして日常的に行っているこ とを計算機にやらせるものです。パターン認識は、人間にとっては簡単な動作であるが、計算機にとっては、未熟な分野です。パターン認識のアルゴリズム、応用技術などの記事を集めました。なお「JS0355 音声情報処理」「JS0485,JS0486 人工知能」(J2)、「JS0508 ニューラルネット」(J1)に含まれるものを除いています。 |
JS0026 | 工作機械の数値制御 | 数値制御による工作機械・プレス加工機械は作業を自動化するばかりでなく、無人運転も可能にします。数値制御工作機械・プレス加工機械そのものだけでなく、数値制御装置やそのプログラミング、加工工具の位置・経路制御などに関するものも含んでいます。 |
JS0027 | 切削工具および切粉処理 | 切削の高効率化、超精密化の進展とともに切削工具に新しい機能を付加することが求められています。また切削の自動化・無人化のためには適切な切粉処理が欠かせません。これら問題に加え、ここでは切削機構や切削特性、工具摩耗の研究なども含まれます。 |
JS0028 | 特殊加工 | 工作物の不要な部分を除去する加工のうち、バイト、フライスなどの切削工具による切削や砥石だけによる研削などを除く加工法で、放電加工、電解加工、レーザ加工、電子ビーム加工、超音波加工などを対象とします。これらの加工の中で、とくに放電加工には型彫り放電加工やワイヤ放電加工があり、電解加工には電解型彫り、電解研削などがあります。尚、超音波加工は「JS0466 超音波の応用(理工学系)」(A1)を参照してください。 |
JS0029 | 組立装置 | 生産工場における機械やその部品の組立および組立装置(機器)、さらに組立の自動化を対象とします。加えて組立装置の構成・作動原理を始め、組立時の部品の相対的位置や運動解析、組立ラインで用いられる各部品の一定の利用率を維持し、組立プロセスの効率化を高める上で重要な順序づけ問題や最適化手法 についても含みます。組立ライン終端での試験検査も扱います。 |
JS0032 | パイプライン輸送 | パイプライン輸送とは、石油やガスをパイプライン(管)により輸送する方法で、欧州、北米を中心に行われています。天然ガスの場合、経済的に見て輸送距離が5,000~7,000km以下だとパイプライン輸送が有利で、それ以上ではLNG船輸送が有利と言われています。ここではパイプラインに関する設備保全、敷設法、コスト削減策、流量計測等に関する文献を紹介します。 |
JS0033 | 内燃機関の排気ガス制御 | 内燃機関といっても自動車用ガソリンエンジンやディーゼルエンジンのみならず、発電用ガスタービンや航空機のジェットエンジンからの排気ガス制御も含みます。排気ガス制御法として希薄燃焼や濃淡燃焼、層化混合気燃焼などの燃焼制御による方法やEGR(排ガス循環)、触媒、フィルタなどの付加装置による制御法などがあります。また、排気ガスによる環境汚染や排気ガスの分析などの文献も含まれています。 |
JS0034 | 電気自動車 | 電気自動車は石油資源の枯渇を配慮し、自動車排ガスによる環境汚染問題を解決するために開発された低公害車であります。電気自動車の中には、内燃機関と発電機および電動機との組合せで走るハイブリッド車も含まれます。21世紀は燃料電池自動車が主流であると言われています。 燃料電池はCO2やNOXを発生せず、発電効率が高いという特徴があり、りん酸型、アルカリ型、溶融炭酸塩型、固体電解質型、固体高分子型などがあります。 |
JS0035 | 自動車の安全問題 | 自動車の安全問題に関する情報を提供します。利用者に優しいユニバーサルデザインに関する情報も含まれています。 |
JS0036 | 道路交通と制御 | 道路輸送およびサービスにおける道路交通政策・行政・経済等を含めた道路交通管制あるいは規制に関する文献情報を紹介します。交通現象、交通流、交通容量、交通特性、自転車・歩行者交通などの交通調査の実施内容、またその調査による一方通行、信号制御、駐車などの管制・規制を取り扱っています。具体的には、都市圏のパーソントリップ調査、交通行動・経路選択挙動の分析調査、交通量と旅行時間の統計分析、信号交差点の容量推計などがあります。 |
JS0037 | アルミニウムの表面処理 | アルミニウム及びアルミニウム合金は比重の小さいことと、適度な強さを有するために広い分野で実用化されています。しかし、アルミニウム自体が活性であるために表面処理が必要です。古くからの陽極酸化処理に加え、アルミニウム基複合材料や新合金の開発にともない、これらに対応した新しい表面処理技術が進歩しています。また、環境保護の観点からも低公害の表面処理を目指した取り組みもなされています。これらに関する被覆、化成処理、研磨などの記事を紹介します。塗装は「JS0039 金属材料の塗装」(U3)を参照してください。 |
JS0038 | 粉末冶金 | ニアネットシェイプ加工の代表例である粉末冶金製品は多くの分野で実用化されています。これに用いる粉末の製造、成形・圧粉、焼結、粉末圧延、粉末鍛造などに関する記事を紹介しました。最近の動向として、メカニカルアロイングによる非平衡組成の粉末の製造、金属間化合物の実用化のための粉末冶金技術の応用、などが挙げられます。セラミックは「JS0441 セラミックの加工」(C6 セラミック)を参照ください。 |
JS0039 | 金属材料の塗装 | 自動車、家電製品、建築物など、多くの分野で金属材料は塗装を施されて使用されます。これは、美観を与えるとともに防食機能を与え、使用寿命を延長することを目的としています。塗装技術及び塗料の進歩にはめざましいものがあります。ここでは、塗装技術及び塗膜の評価に関する記事を紹介します。なお、塗料は除きます。 |
JS0041 | 仮設建築物 | 仮設建築物、仮設住宅等が主題となっている文献情報を配信します。なお、2011年度まで「プレハブ住宅」で配信していたプレハブ構法で建設された住宅や、住宅のプレファブリケーションに関する文献も本テーマにもれなく含まれます。 |
JS0045 | 都市防災 | 都市は限られた空間に多くの施設が混在するため平常時は機能的で便利であっても、災害時にはさまざまな被害が発生します。1つの箇所での被害が複数の被災対象をつくりだし、思わぬところに被害の影響がおよぶことがあります。天変地異や火事および種々の人為的事故の発生を未然に防ぎ、あるいは発生の際の市民や都市システム・施設への被害の拡大を防ぐため、都市構造・施設を改善し、防除のための装置やシステムを整備することが大切です。都市で起こる様々な災害、防災についての記事を紹介します。 |
JS0046 | 地すべりと斜面安定 | 斜面安定とは、斜面の安定解析、破壊防止、安定化など、斜面を安定に保つための土質工学における一分野の総称です。斜面の破壊形式とその機構、安定化解析手法、崩壊予測、対策工、安定化工、のり面保護工などの広範な内容を扱うため、土質工学のみならず、地形学、地質学、農学などの他分野との関わりも強い土木技術です。地すべり・土石流などによる斜面崩壊現象、および落石・掘削などに伴う斜面の破壊現象などを対象とし、施工、災害復旧工事、調査法、斜面の安定解析などを紹介しています。 |
JS0047 | 海底石油、天然ガス、金属鉱物の資源開発・貯蔵 | 海底には、油田・ガス田・メタンハイドレート・マンガン団塊をはじめとする海底資源が豊富に存在しています。それら資源を開発・貯蔵するためには、地質学や鉱山工学の関連技術が必要となります。本テーマでは、探査法や海洋掘削・海洋貯蔵・海底採掘・海上採油等の技術に関して開発報告等を紹介してします。 |
JS0048 | 金属系複合材料 | 単独の素材よりも材料特性の向上をはかるため、2種類以上の材料を組み合わせて一体化した複合材料を取り上げます。金属を母材とし、セラミック等の高強度の繊維を分散させた繊維強化合金または微細な粒子を分散させた分散強化合金等、金属を母材とするさまざまな複合材料を紹介します。また、クラッド材や傾斜機能材料に関する文献も併せて紹介します。 |
JS0049 | エアロゾル | 気体中に分散・浮遊している微粒子状物質であるエアロゾルは、酸性雨などの原因とされる大気汚染物質としての側面もありますが、一方で、エアロゾルのもつ微粒子特性などを利用した高機能な新規材料の開発が進められています。エアロゾル塗料による薄膜塗工技術、特殊シリコーンからなるエアロゾルを化粧品に添加して化粧品特性を向上させる技術、エアロゾル薬剤の吸入による投与など工学、医学分野などでその応用が展開されています。 |
JS0050 | 融解塩の電気化学 | アルミニウム、ナトリウム、カルシウム等の単体を得るために、これらを含む化合物を溶融状態で電気分解を行う融解塩電解法が知られています。また、電解液の中に不純物を含む金属を陽極として入れ、電気化学反応を利用して粗金属を得る電解精錬法があります。これらの融解塩電解法や電解精錬法を中心に融解塩の電気化学的反応の文献情報を提供します。 |
JS0053 | プロスタグランジン | プロスタグランジンは、エイコサポリエン酸から動物組織で合成される一群の生理活性物質です。構造の違いによりA~Jの各群が区別され、それぞれが異なる生物活性を持っています。プロスタグランジンの代謝や活性に関する基礎研究から医薬品としてヒトに投与した事例まで幅広い情報を提供します。 |
JS0054 | 構造活性相関 | 化学構造のちょっとした違いによって化合物や蛋白質などの性質が異なります。場合によっては、薬理作用などが顕著に異なり、より効果のある薬物を生み出すことがあります。 |
JS0055 | ポリカーボネート | ポリカーボネートは今から40年ほど前にドイツで開発され,その後CD(コンパクトディスク)の基板材料に用いられるなど,その軽さ,強靭さ、耐熱性、透明性など数多くの有用な特性を持っています。全世界で年間150万トン程が生産され,私達が日常使用するさまざまな製品や部品、器具、建材などに利用されており,現在でもさらに新しい用途に向けた開発が行なわれています。また,ごみ処理問題や環境ホルモンの観点から,ポリカーボネートのリサイクルやごく微量含まれているビスフェノールAについての研究も進められています。 |
JS0056 | エポキシ樹脂 | エポキシ樹脂は電気絶縁性、接着性、耐薬品性、耐熱性に優れており、発電機、モータなどの絶縁材、プリント配線板の基板材料、半導体のパッケージ材などの電気機器を始め、接着剤、防食コーティング剤、塗料などに用いられています。このようなさまざまな分野におけるエポキシ樹脂の文献を紹介します。また、エポキシ樹脂の主原料の1つであるビスフェノールAは環境ホルモンとされており、環境問題への対応等の文献も紹介します。 |
JS0057 | ポリイミド | ポリイミドは非常に高い耐熱性を示し,難燃性、強度特性、寸法安定性にも優れた性能を持つため,スーパーエンジニアリング・プラスチックと呼ばれ,さまざまな工業的な分野で利用されています。現在でもその製法,加工技術の開発が進められ, 電子材料用途に向けた感光性ポリイミドなど新製品の開発も進められています。 |
JS0058 | 発泡プラスチック | 発泡プラスチックは軽くて断熱性,衝撃緩衝性に優れた材料で,断熱・保冷材,防音材,緩衝材,浮揚材などとして,包装用,建材用,自動車部品などさまざまな分野で利用され,現在でも新製品開発,新規用途,新製法などの研究が進められています。また,発泡プラスチック廃材のリサイクル技術が注目され,さまざまな方法で再利用の方法が検討されています。 |
JS0060 | プラスチックの射出成形 | 射出成形法はプラスチックの成形加工法として最も多く用いられており、複雑な形状の高精度の製品を1工程で成形でき、非常に生産性の高い成形法です。プラスチックの射出成形(機)技術として、超精密成形技術、高生産性ハイサイクル成形技術、エキスパート射出成形が、環境対応技術として、材料リサイクル成形、生分解性プラスチック成形、省エネ化の取り組みなどがトレンドな技術です。射出成形に関するこれらの技術、射出成形品の物性(結晶度、微細構造)など、プラスチックの射出成形に関する全ての文献を紹介します。 |
JS0061 | 食品の包装 | 食品は、様々な材料および形態、方法で包装され、運搬および販売されています。ほとんどの食品が包装されて販売されているといってもよいかもしれません。包装は、食品の形態を保持するだけでなく、鮮度を保持する上で非常に重要です。また、最近では、環境を考慮した包装材料なども開発されているようです。 |
JS0062 | 食品添加剤 | 食品添加剤は、防腐剤のように食品の鮮度を保持するために使われるだけでなく、食品の味、フレーバーなどにも幅広く使用されています。乳化剤、安定剤など食品加工に欠かせないものもあります。これら食品添加剤に関する記事を集めました。 |
JS0064 | 界面活性剤 | 溶液の界面に吸着してその性質を著しく変化させる物質、すなわち界面活性剤は、洗浄力、分散力、乳化力、可溶化力、湿潤力、殺菌力、起泡力、浸透力などに優れ、人々の生活に無くてはならないものになっています。コロイド化学、製造、高分子化学、分析化学、燃料、有機化学工業、洗剤、染料、化粧品、選鉱への利用、環境への影響(水質汚濁、油処理など)、生体中の界面活性剤など。分散剤、乳化剤についての記事も含まれています。 |
JS0065 | 不織布 | 不織布の用途は千変万化し、それぞれの機能をもつ不織布製品が生活関連からハイテク産業に至る広い分野で利用されて、今日では不織布のない生活が考えられないほど普及しています。 用途として、各種織布、衣服用芯地、人工皮革の基布はもとより、 自動車用内装材、空気浄化用フィルタ、防音用充填材、衛生用材料(おしめ、ナプキン)、強化プラスチック用補強材、ジオテキスタイルなどまで多岐にわたっています。これらの用途に関する記事や、リサイクルを考慮した生分解性高分子繊維を用いた不織布、吸水性高分子繊維を用いたおむつなどの吸水性製品など、不織布に関連するあらゆる文献を紹介します。 |
JS0066 | 接着剤 | 家庭で、あるいは工業の場で、そして最近では医療の場でも使われている接着剤に関する記事を集めました。有機化学、高分子化学、化学工業以外に、建築分野の記事や、粘着テープ、接着フィルム、シーリング剤、医科治療用・歯科用の生体接着剤、環境や人体への影響などの記事が含まれます。 |
JS0067 | 海水、塩水の脱塩 | 自然のままの海水,塩水は飲用、農業用には適さない等用途が制限されるため、脱塩が必要となります。脱塩にはイオン交換法、蒸留法、冷凍法など様々な方法があり、目的、用途、立地等により適切な方法が選ばれます。また、エネルギー消費も大きな問題です。様々な脱塩法、その化学工学、エネルギー効率、応用等を紹介します。 |
JS0069 | 重金属汚染と防止技術 | カドミウム、水銀、鉛、クロム、銅、アンチモン、ウラン、コバルト、すず、セレンなどの重金属による汚染と、その生物に対する影響(健康被害)、さらにその対策、防止技術に関する記事をご覧いただけます。環境を配慮した船体塗料、地下水・土壌汚染と地下水浄化工法、水質浄化に貢献する廃水処理技術、環境ベンチャー企業の環境浄化・資源リサイクルに関する活動などについて書かれた記事を含みます。 |
JS0072 | プラスチック廃棄物処理 | 現在日本では年間800万トンの廃プラスチックが生じているといわれその処分が大きな社会問題となっています。廃プラスチックを単に捨てるだけでなく、貴重な資源としてその有効利用が期待されています。現在研究され、一部実用化されている方法として、高炉還元剤としての利用、油化、ガス化して合成ガスとしての利用、解重合して原料に戻すなどの方法があります。 |
JS0073 | 分解性高分子 | 分解性高分子では、生体内において、または微生物の働きにより分解される高分子、あるいは光分解性高分子に関連した文献を紹介します。生分解性プラスチックや光分解性高分子は環境破壊の一因である廃プラスチック処理問題の解決策として注目されています。また、生体内分解性高分子は医療用として手術の縫合糸や薬剤カプセルなどに応用されています。 |
JS0074 | 脱硫 | 石油精製プロセスにおける水素化脱硫・軽油の深度脱硫・排煙脱硫装置・同時脱硫脱硝プロセス・脱硫触媒・水素化精製触媒・冶金脱硫・生物脱硫などカレントな情報を提供しています。 |
JS0076 | 生産・在庫管理へのORの利用 | OR(オペレーションズリサーチ)とは、システムや計画の管理・運用に関する問題を数理的にモデル化して解決する手法です。軍事的研究に用いられたのが始まりでしたが、現在では経営管理上の問題解決に用いられています。このテーマでは、生産管理、在庫管理、資材管理、工程管理におけるOR的手法に関する文献を紹介しています。EOQ(経済的発注量)、発注点法、ロジスティックス、ジョブショップスケジュ-リングなどの記事があります。 |
JS0077 | 研究開発の計画、管理、評価(技術予測含) | 科学技術創造立国を目指して制定された21世紀に向けての我が国の科学技術政策の根幹となる科学技術基本法、科学技術基本計画など研究開発(R&D)、経営工学とR&D費、研究プロジェクト、研究管理、創造性開発、未来予測、技術予測、テクノロジーアセスメント、世界各国の科学技術政策・制度、産学官連携施策、研究成果・評価、研究施設などR&Dの全般について最新の動向をご紹介します。 |
JS0078 | 半導体レーザ | 20世紀は電子の時代、21世紀は光の時代と言われ、日本の光技術は世界をリードするとも言われています。半導体レーザは日本で発明され(1957年)、光源として光ディスクや光通信、光計測など様々な分野において大変重要な役割を担っています。化合物半導体レーザ、量子効果半導体レーザ、青色~紫外線半導体レーザなど最新の基礎・応用研究、開発動向をご紹介します。 |
JS0079 | レーザの計測への応用 | 1960年に初めてルビーレーザが発明され、その後半導体レーザなどさまざまなレーザが次々に開発され、計測、観測、分析、通信、制御などあらゆる分野で応用されています。この20世紀最大の発明といわれるレーザを応用した各種計測法、レーザレーダ、レーザDoppler流速計(LDV)、レーザ分光法などについてご紹介します。医学分野における利用については「JS0507 レーザによる疾病の診断や治療」(E2)をご参照ください。 |
JS0081 | 弾性表面波とその応用 | 弾性表面波(SAW)は固体表面上を表面付近にエネルギーを集中した形で伝搬する音波の総称で、イギリスのRayleighにより数学的に初めて明らかにされています。SAWを測定することにより薄膜や基板の弾性的性質を知ることができ、また、SAWはフィルタ・共振子・コンボルバなどの信号処理機能デバイス、モータ、センサなどにすでに応用され、今後も新しい応用が考えられています。このテーマではSAWの基礎、SAWの測定・応用、SAWデバイス用材料、およびSAWデバイスなど幅広く文献を紹介いたします。 |
JS0082 | A-D、D-A変換器 | A‐D変換器はアナログ(連続)データ(量)をディジタル(離散)データ(量)に変換する装置,D‐A変換器はその逆の変換を行う装置を言います。このようなA-D、D-A変換器に関する広範囲の情報を紹介します。 |
JS0083 | 自動車における制御 | 自動車エンジンの排気ガス制御・燃焼制御など、制御系に関する記事を多く含んでいます。道路交通に関する記事は、「JS0036 道路交通と制御」(Q8)を参照願います。自動車の内燃機関や制御(ドア開閉装置の電気制御なども含む)に関する記事を網羅的かつ多角的にご覧いただけます。 |
JS0085 | 発光ダイオード | 発光ダイオード(LED)は,半導体PN接合領域に注入した少数キャリアが多数キャリアと再結合して生じる発光を起こすダイオードを言います。LEDは今まで赤色を発光するものが主流でしたが,最近は,白色や青色を発光するLEDも実現しており,3原色を利用した表示装置も可能になってきました。このような発光ダイオードに関する広範囲の情報を紹介します。 |
JS0086 | 磁電素子 | 磁電素子は磁場を電気信号に変換する素子を言います。Hall効果を利用したHall素子や磁気抵抗素子が有名です。また,Josephson接合を利用した超伝導量子干渉素子(SQUID)は現在,様々な分野で高感度の磁場検出素子として広く利用されています。このような磁電素子の基礎から応用まで幅広い情報を紹介しています。 |
JS0087 | 熱電素子 | p形とn形半導体を組み合わせたもので、高温と低温接合部との間に温度差があるとSeebeck効果により熱起電力が生じます。通常、複数個のチップを平板上に並べてモジュール化したものが用いられ、温度差を与え熱電発電を行います。熱電デバイス-Seebeck効果、Peltier効果を利用した素子とデバイス、熱電対、電子冷却素子、サーミスタ、感温素子などについて最新情報をご紹介します。 |
JS0088 | ノンインパクトプリンタ | 印刷面に、機械的に活字等を直接打ち付けて印字するインパクトプリンターに対して、ノンインパクトプリンターは電気・熱・静電気・光等を利用し、印刷面に非接触で印字出力するプリンターの総称です。非接触で印刷可能なため、騒音が小さく、また高速で印字できます。具体的にはサーマルプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ等様々な種類のものが開発・設計、製造、販売されています。本テーマは、ノンインパクトプリンタをとりまく電子印刷技術の経緯や現状、各種ノンインパクトプリンタの機能紹介や関連技術、また、より鮮明で高品質な画質提供に向けたプリンタ性能向上技術の開発等に関する事項が含まれます。 |
JS0089 | 論理回路 | 論理回路はディジタル信号,例えば0と1の組合せに応じて,AND,OR,NOTなどの操作を行って出力信号を出力する回路を言います。半導体集積回路として様々な論理回路が構成されています。このような論理回路に関する広範囲の情報を紹介します。 |
JS0090 | 演算増幅器 | 演算増幅器は通常,オペアンプ,あるいはOPアンプと呼ばれる,二つの入力端子と一つの出力端子を持った高利得の信号増幅を行う直流増幅器を言います。演算増幅器は他の回路と組合せることによって,加算・減算,微分・積分,あるいは関数発生や,インピーダンス変換など様々な機能を持たせることが可能です。このような演算増幅器に関する広範囲の情報を紹介します。 |
JS0092 | 油圧機器 | 油圧機器は各種産業車両や建設機械をはじめ、多くの機械・装置に使用されています。また油圧機器とその制御技術の発展なしに産業機械の自動化はあり得ません。各種機械・装置に使用される最新の油圧機器とその制御技術を紹介します。 |
JS0094 | 潤滑、潤滑油 | 軸受、歯車、工作機械をはじめ、摩擦が生じる箇所のある、ありとあらゆる機械装置においては、運転を正常に維持するために、潤滑剤を用いて摩擦面の損傷を防止・軽減することが欠かせません。ここでは、潤滑剤の研究開発、試験、また真空、低温等様々な条件における性能評価や、それの機械への供給、潤滑管理等に関する文献を紹介します。 |
JS0095 | 包装技術・包装機械 | 包装に関して、包装機械、包装ライン、包装材料加工、包装印刷、包装技術、包装産業など、幅広い記事を含んでいます。なお、包装材料に関しては、「JS0556 包装材料」(A1)を参照願います。本テーマでは、食品の包装、包装と環境・コスト・品質に焦点を当てた記事を多角的にご覧いただけます。 |
JS0096 | 送風機、圧縮機 | 送風機(ブロワ、ファン)、圧縮機は、気体を吸込んで圧縮し連続的に吐き出す機械のことです。換気用のものから、高炉に必要な空気を送り込むものまで、幅広い用途に用いられています。吸込みと吐出しの圧力の比が2以下、または圧力上昇が100kPa以下のものが送風機、それ以上のものが圧縮機です。ここでは、それらの製品開発、性能試験、省エネルギー化、流体力学的解析、サージング等についての研究を紹介します。 |
JS0098 | くい | 上部構造物の荷重を地盤に伝えるために、地中に設ける柱状の構造体を杭といいます。様々な種類の杭がありますが、その支持機構、材料、施工法などにより分類できます。また、上部構造も、橋梁、道路、建物、海岸構造物など多様です。杭工事の施工報告、上部構造と杭、または地盤と杭の相互作用を解析した結果を紹介しています。 |
JS0099 | 構造物と風の関係 | 構造物(ドーム、膜構造、大スパン構造を含む建築物全般、橋梁、鉄塔などの塔状構造物、土木構造物、海洋構造物など)の耐風設計、風応答、耐風試験、風害に関する記事を紹介します。構造物の風対策に関する記事も含みます。 |
JS0100 | 耐震設計 | 構造物(建築物、原子力建屋、橋梁、海洋構造物、土木構造物など)の地震応答観測、地震応答解析、耐震設計法、および構造要素(柱、梁、壁、杭など)の力学性能に関する記事を紹介します。また、構造物の地震対策である耐震診断、耐震補強、免震構造、免震装置、制振構造、制振装置、および建築設備(配管システムなど)における地震対策の記事も含みます。 |
JS0101 | 建設工学への有限要素法の応用 | 有限要素法は広範な応用力学の問題に活用され、今や欠かせない解析手法です。有限要素法が土木、建築、構造力学、岩盤力学分野で用いられている文献を紹介します。 |
JS0102 | 応力腐食 | 金属材料では通常の腐食に比べ、応力が働いている状態では腐食速度が加速される応力腐食という現象がみられます。特に引張応力下にあり、特定の腐食環境におかれた場合、応力と腐食の協同作用により、応力腐食割れという脆性破壊を起こします。ここでは応力腐食とその結果生じる応力腐食割れを中心に紹介します。なお、金属材料の他にプラスチック等の応力腐食に関する文献も取り上げます。 |
JS0106 | ろう付 | 金属材料どうしを接合するとき、母材より融点の低い金属を接合部に流入させて接合する方法をろう付といいます。代表的なろう付であるはんだ付をはじめ、ろう付に使われるろう材やろう付を利用したろう付継手等、ろう付に関する文献情報を提供します。 |
JS0107 | 精密鋳造 | 精密鋳造をはじめ鋳型及び中子を製作する各種造型法について紹介します。Vプロセス、ガス硬化鋳型法、自硬性鋳型法、精密鋳型法、 熱硬化鋳型法、ノーベーク法、フルモールド法等を含みます。 |
JS0108 | 金属の表面硬化 | 金属の表面硬化、拡散浸透めっき、けい化処理に関して材料力学、材料試験の観点を含めて紹介します。また、金属の表面硬化熱処理について、化学的硬化法(浸炭、窒化、浸炭窒化、ほう化処理、けい化処理、浸硫等)、表面焼入法(火炎焼入、高周波焼入、レーザ焼入等)もあわせて紹介します。 |
JS0109 | 金属の防食 | 金属装置・構造物の周辺環境に、腐食抑制剤またはインヒビタを加える防食にも、ヒトや環境にもやさしい配慮がますます要求されています。また陰極防食や陽極防食のように電気化学的な方法による腐食被害の軽減化あるいは保護を図る電気防食、さらに金属材料そのものにあらかじめ陽極酸化処理、クロメート処理、りん酸塩処理またはりん酸処理のような表面処理を施して腐食被害から守る方法や手段に関する文献を含めて紹介します。なお、被覆は(U3 金属加工、製錬)の「JS0037 アルミニウムの表面処理」,「JS0482 蒸着(応用)」、「JS0191 溶射」、「JS0242 金属の化成処理」、「JS0274 ステンレス鋼の製造と加工」、あるいは「JS0287 電気めっき」、塗装は「JS0039 金属材料の塗装」を参照してください。 |
JS0110 | 高分子における放射線利用 | 放射線を利用した高分子の製造は開始剤を必要とせず、また比較的低温での重合や物質によっては固相での重合が可能なため、非常に有用な重合方法です。高分子における放射線の利用はモノマーの高分子化の他に、グラフト重合による改質、放射線橋かけによる硬化、放射線照射による高分子材料の分解など、放射線を利用して高分子に耐熱性や吸着性など多様な機能を導入する方法として研究されています。 |
JS0111 | 微生物の工業的発酵利用 | 現在、微生物によって酵素、微生物蛋白質、アミノ酸、有機酸など様々な物質が工業的に生産されています。みなさんが口にしている食品にも微生物が生産した物質が使われていたりします。なお、このテーマには、菌体生産なども含まれますが、アルコール発酵、みそ、しょう油に関する記事は含まれておりません。また、「JS0345 バイオマス」(A5)、「JS0126 用水、廃水、下水の生物学的処理」(S4)、「JS0421 農業廃棄物の資源化」(S5)に含まれるものは、除いております。 |
JS0113 | 高分子材料およびプラスチックの耐熱性 | プラスチックフイルムや接着剤などのあらゆる分野で使用される高分子材料には、耐候性、耐熱性、耐薬品性などのさまざまな機能が求められています。耐熱性とは、高温における引張強さ、耐熱衝撃性、耐酸化性などです。プラスチック及び高分子材料の耐熱性、熱安定性などの性質・試験に重点をおいた文献を紹介します。複合材料やプラスチック製品なども対象に含みます。耐熱性高分子自体については「JS0332耐熱高分子材料」に詳しくまとめてあります。 |
JS0115 | イオン交換膜 | 合成ポリマー基材に荷電基を導入したイオン交換膜は、クロマトグラフィーなどの化学的分析や物質の分離・精製・濃縮の手段として、あるいは産業廃水や下水の処理、水質浄化などに欠かせない技術ですが、最近では、固体高分子型燃料電池(PEFC)の最も重要な要素として陽イオン交換膜の実用化開発が進められ、注目が集まっています。 |
JS0116 | セラミックの電子工業への利用 | セラミックは、その電気的特性や機械的特性から各種工業分野への応用が研究され、適用されてきています。本テーマでは、機能性セラミックやエンジニアリングセラミック等の特性を生かし、半導体素子や弾性表面波フィルタ等の電子工業分野での利用のため、セラミックの物性、セラミックによる各種電子デバイス、電子デバイス製造技術といった各種応用研究まで幅広い内容を含みます。 |
JS0118 | 炭素繊維 | 炭素繊維を用いた複合材料(炭素繊維強化プラスチックなど)は、強度と剛性をあわせ持ち、軽量でかつ衝撃吸収性に優れた材料として利用が大きく進んでいます(複合材料への利用は、「JS0472 樹脂系複合材料(製造・性質)」(C9)または「JS0473 樹脂系複合材料(利用)」(C10)、「JS0048 金属系複合材料」(U2)を参照)。それ以外でも、金属に比べ電気腐食を誘起しにくい材料として炭素材が利用されたり、優れた水素吸蔵特性のために燃料電池自動車などに応用されたり、活性炭として水・空気などの浄化処理や気体貯蔵などの目的にも利用されています。 |
JS0119 | 石油代替燃料 | 石油資源の可採年数は約44年(1996年現在)で、代替燃料の重要性が年々増加しています。本テーマでは、石油に替わる燃料として、石炭の液化/ガス化・代替天然ガス(SNG)・合成原油・ガソホール(ガソリンとエタノールの混合燃料)・アルコール燃料・LNG・CNG・GTL・メタノール・エタノール・ジメチルエーテル・液体水素・水素吸蔵について取り上げています。また、水素もしくはエネルギーについて、政策・制度・技術・経済問題等についても含まれています。 |
JS0120 | 無公害塗料 | 塗料に含まれる有機溶剤は、揮発して人体に「シックハウス症候群」を引き起こすなどの悪影響を与え、また、塗料スラッジや廃液の処理問題が起こります。そのため、無公害・低公害の塗料として、水溶性塗料、無溶剤塗料、高不揮発分型塗料(低VOC、ゼロVOC塗料)、粉体塗料、電子線硬化塗料、電着塗料など様々な塗料が研究・開発されています。塗料による公害・環境問題についての記事やリスク評価手法なども含まれています。 |
JS0121 | 難燃剤および難燃性材料 | 難燃剤はプラスチック・ゴムなどを燃えにくくする目的で添加されるもので,高い需要がある重要な化学製品です。その組成によりハロゲン系難燃剤,リン系難燃剤,無機系難燃剤などさまざまな種類があり,耐火性能,加工性など高い要求に応えるための新製品の開発が続けられています。また,ハロゲン系難燃剤はかつては塩素系のものが多く使われ,その後臭素系に替わりましたが、焼却するとダイオキシン類の原因物質となり得るため,特にヨーロッパでは規制が強まっています。これらの現状をうけて,非ハロゲン系難燃剤の開発が盛んになっています。 |
JS0122 | 活性炭 | 活性炭は多数の細孔を有し大きな比表面積をもつ無定形炭素で、粉末状、粒状、球状、繊維状等様々な形態があります。大きな表面積に様々な物質を吸着する能力があるため、食品・化学工業における脱色・精製、排水・排ガス処理、溶媒等の吸着回収、飲料水の精製処理、触媒担体等広い分野で使用されています。活性炭の物性、製造、利用に関する情報を提供します。 |
JS0123 | NOx除去 | 自動車の排気ガスを除く、脱硝、酸化窒素の排気ガス処理・除去に関する記事について、幅広く多角的にご覧いただけます。 ボイラーのNOX低減対策、微粉炭流動化層燃焼における二酸化硫黄の生成、担持触媒上でのNO選択還元反応、NOX除去メンブレンリアクター、低温コークス上でのNOの吸着と還元などについて書かれた記事を含みます。 |
JS0124 | 触媒による廃ガス処理 | 超低排出ガス車の開発、ダイオキシン類除去の触媒フィルター、環境浄化型触媒について書かれた記事を含みます。大気汚染、排ガス、排ガス制御、排気装置、燃焼ガス、有害ガスと触媒に関する記事を、触媒による排ガス処理を中心に、幅広くかつ多角的にご覧いただけます。 |
JS0125 | 植物ホルモンおよび植物成長調整剤 | サイトカイニンやジベレリンなどの植物ホルモンや植物成長調整剤は、植物の成長に関わる物質であり、これを使った栽培も盛んに行われています。現在どのような研究が行われているか、どのように利用されているかなどを紹介します。 |
JS0126 | 用水、廃水、下水の生物学的処理 | 微生物または微生物群による用水、廃水、下水の処理とそれによる水質の浄化に関する記事をご覧いただくことができます。この生物学的処理には、活性スラッジ法、散水ろ床法、嫌気性処理、好気性処理、ラグーン法などの処理方法を含みます。 |
JS0127 | 産業廃棄物処理 | 金属加工業、無機・有機化学工業、燃料工業、石油工業、紙・パルプ工業、食品工業、機械工業、建設業、農業などの産業分野における産業廃棄物・産業廃水処理に関する記事をご覧いただくことができます。リサイクルの視点からの廃棄物処理技術のほか、行政・法律・規制との関係で書かれた記事を含みます。 |
JS0128 | 環境基準 | ダイオキシンに関する環境基準・規制、環境ホルモンに対する環境アセスメント、水道についての水質基準、光化学オキシダントに関する環境基準など、最近よく話題となる環境問題に関する環境基準に関する記事を含みます。幅広くかつ多角的に環境に関する基準・規制・アセスメントに関する記事をご覧いただけます。 |
JS0131 | 知的所有権 | 知的所有権とは、知的財産権とも呼ばれ、人間の精神的な創作や産業活動上の識別標識に関する権利を指します。これには特許、実用新案、意匠、商標などの工業所有権と著作権などが含まれます。模倣防止のために知的所有権の保護が求められ、国際的な機関において国際ルールの作成が進められています。ここでは、特許を取得した発明技術やディジタルコンテンツの著作権保護技術の報告論文、また特許情報の管理技術や利用方法に関する議論、日本または海外での特許法の解説、特許侵害訴訟に対する特許判例の事例報告が挙げられます。 |
JS0133 | 安定化電源 | 一般に商用交流電源を用い、入力変動や負荷変動に影響されず、安定した直流電圧(電流)を作り出す装置です。特徴としては、入力電圧(AC100V等)が、変動(90~110V)しても出力電圧(電流)は変動しない、負荷が電源の能力内で変化しても出力電圧は変動しない、リップルが少ない、出力電圧(電流)の設定精度が高い等があります。シリーズレギュレータ、スイッチングレギュレータに大別されます。安定化回路、保護回路他の回路技術など文献事例を紹介します。 |
JS0134 | プリント配線技術 | プリント基板の加工から高密度実装に至るまでの電子部品とその実装についての記事を紹介しています。配線技術としては、電子デバイスを実装する前の基板の加工・めっき、熱等による基板の塑性変形・応力歪特性、デバイスのマウント手法・接着・はんだ、雑音特性と信頼性、などが含まれます。更に、洗浄や鉛フリーはんだ環境問題に配慮した関連技術も含みます。 |
JS0135 | 磁気記録 | 磁気記録に関し材料の物性から磁気記録メディア、磁気記録装置までの包括的な記事を紹介しています。磁気記録材料では、磁気記録薄膜として金属間化合物や巨大磁気抵抗薄膜等を含みます。更に、垂直/水平磁気記録方式、誤り訂正方式、磁気ディスク/磁気ディスクヘッドの高密度化や摩耗特性・耐荷重特性、磁気テープ、光磁気ディスク等の関連技術も含みます。磁気ディスク、磁気体メモリなどは、「JS0021 磁気・半導体メモリ」(J1)を参照してください。 |
JS0136 | 電子写真、静電記録 | ディジタルイメージングとして電子カメラや電子写真の技術に関し、画像処理技術やデバイス・材料から実際の業務への適用例までの記事を紹介しています。電子カメラとしては電子スチルカメラ、民生用のディジタルカメラの基礎技術、製品開発、評価、応用等を電子写真としては感光剤・トナー等の材料からフルカラーディジタル印刷機の開発、評価等の内容を含みます。 |
JS0137 | ビチューメンとその利用 | 現代の文明社会は石油を主要なエネルギー源として成り立っていますが,将来の石油資源の枯渇に備え,未利用炭素資源であるビチューメンの利用方法の開発が求められています。また,ビチューメン(アスファルト、タール、ピッチ)はエネルギー資源としてだけでなく,舗装などの建設用資材,各種化学工業の原料としても重要で,新しい処理技術の開発なども進められています。 |
JS0138 | 公害防止技術に関する解説・展望記事 | 近年、地球規模での環境破壊が深刻な問題となっています。身近には、地域環境汚染である、大気汚染、水質汚濁、廃棄物などによる人間の健康や生活環境に直接関わる被害が生じています。これらに関連する公害防止技術(水処理、排ガス処理、廃棄物処理、スラッジ処理、廃油処理等)に関する文献レビュー記事を紹介します。 |
JS0140 | 含ヘテロ重合体 | 含ヘテロ重合体とは、主鎖に炭素、酸素、窒素以外の原子(硫黄、ケイ素、リンなど)を含む重合体のことです。含硫黄重合体、含ホウ素重合体、含リン重合体、ポリカルボシランなどを含む含ヘテロ重合体に関するあらゆる内外の最新の科学技術情報をお届けします。 |
JS0141 | ブロック共重合体とグラフト共重合体 | ポリマー改質の手段としてブロック共重合およびグラフト共重合は工業的に重要な方法です。合成(重合) 機構や速度、ポリマーブレンド、共重合体の物理的性質や構造、両重合体を応用した塗料や接着剤、医療用材料、熱可塑性弾性改質、耐衝撃性改質などブロック共重合及びグラフト共重合に関する文献を紹介します。 |
JS0142 | 含フッ素重合体 | フッ化樹脂、フッ化ゴム、フッ素化ポリイミドなどの分子中にフッ素を有する合成高分子を取り上げます。フッ化樹脂等の含フッ素化重合体は、耐熱性が抜群であり、非燃焼性、耐薬品性、電気絶縁性、耐天候性などが優れていることから家庭用品、OA機器、半導体、自動車等で使用されおり、文献も幅広い分野にわたっています。 |
JS0143 | 無機重合体 | シリコーン樹脂、シリコーンゴムなどのポリシロキサン、ポリゲルマン、ポリシラン、ポリスタンナン、ポリホスファゼンなどの無機重合体に関する文献を紹介します。例えば、シリコーン樹脂は耐熱性、耐水性、電気絶縁性に優れることから、電気の絶縁物(電動機、変圧器などの巻線被覆)、耐熱塗料、接着剤などに使用されています。 |
JS0144 | プラスチックフィルム | プラスチックフィルムはいろいろな用途に使用され、需要が増えています。このテーマでは、プラスチックフィルムの製造、プラスチックフィルムの物性、プラスチック製造時の加工剤、包装材料、電線・ケーブル及び抵抗器・コンデンサなどのプラスチックフィルムによる被覆、電気絶縁材料、プラスチックフィルムメーカーの動向、高分子光導波路フィルム、などプラスチックフィルムに関する全ての文献を紹介します。なお、食品用は「JS0061食品包装」(F2)を参照してください。高分子膜は除きます。 |
JS0146 | 凝集剤 | 廃水処理や下水処理、用水処理、廃棄物処理と水質の浄化などとの関連で、凝集剤を用いた処理(凝集処理等)に関した記事をご覧いただけます。環境浄化という視点や水道技術という視点からの記事もあり、幅広く、多角的に、凝集剤、凝集処理に関して書かれた記事を含んでいます。 |
JS0147 | 顔料 | 塗料などの成分の内、着色という、塗料の本質にかかわる部分を担うのが顔料です。顔料は,その成分・用途などによって数多くの種類があり,着色力・分散性・耐久力などの様々な要求に応えるため,現在も新製品の開発が行なわれ,また製法の改良などの研究も続いています。 |
JS0151 | 染色工業における各種助剤 | 染色、仕上げにおける助剤とその試験法、染料固着、捺染糊、及び界面活性剤など、染色工業における各種助剤及び仕上げに関する内外の最新の科学技術情報をお届けします。 |
JS0152 | ゲルおよびゲル化の利用 | コロイド粒子または高分子溶質が相互作用のため集合・固化した状態をゲルといいます。溶媒を含んだまま固化したゲルがゼリーで寒天・ゼラチンなどの身近な食品や、最近では化粧品等に数多く見られます。また、金属のアルコキシド等を加水分解した流動性があるゾルを種々の形態に加工し、その後ゲル化させるゾル‐ゲル法は加水分解の際に種々の添加物を加えることで組成・微細構造を精密に制御でき、また加工・成形が自由にできる特徴があることから、機能を要求されるガラス・セラミックス・触媒等の製造・加工に広く使用されています。ゲルの研究および食品、高分子、化学工業等におけるゲル化の利用に関する情報を提供します。 |
JS0153 | 物的流通システム | 物的流通に関して、その流通機構や流通経路、情報システムの事例等を紹介しています。 |
JS0154 | 高分子の相溶性およびポリマブレンド | 2種類以上の高分子材料を混合することで単一の高分子に比べ、耐衝撃性、熱可塑性弾性体、難燃性、制振性、生体適合性などを向上させることができます。また、その材料設計に関しては、相溶性が重要となります。ポリマーブレンドに関する文献を紹介します。 |
JS0155 | 導電性高分子と導電塗料 | 有機高分子材料は,かつては絶縁体と考えられてきましたが,高分子自体が導電性を示すものが多数見出されるようになり,近年注目を集めてきています。導電性高分子は、軽量・弾力性・屈曲性などの高分子としての優れた特性を活かして電子材料分野で既に製品化されているものもあり,数多くの用途が期待できる新素材の一つとなっています。また,塗料の分野でも導電塗料を用いることにより電磁波シールド効果を高めた製品を開発するなど,様々な研究が進められています。 |
JS0159 | 粒状物汚染と防止技術 | 空気中に排出される粒状物質は、その大きさによって短時間で地表に降ってくる粒子と、長い間空気中に滞留する粒子との2種類があります。前者の粒子は降下ばい塵と呼ばれ、後者の粒子は浮遊粒子状物質と呼ばれます。また、空気中で凝縮して浮遊している液滴はエアロゾルと呼ばれます。大気中の粒状物に関して、試料採集方法、粒度分布・組成などの測定方法、煤煙・ディーゼル排気粒子・職場粉塵・ハウスダストなどによる汚染状況の測定、発生源、健康・農作物・気象などへの影響、長距離輸送、大気エアロゾルの生成機構、排ガス処理による汚染防止技術、などを記載します。 |
JS0160 | 冷凍操作と装置 | 冷凍装置には、冷凍機、冷凍庫、冷凍車、冷蔵運搬船、冷凍コンテナを含んでいます。新型冷凍機の開発に関する記事、冷媒との関連に焦点を当てた記事など、テーマに関して、機械工学、とりわけ熱工学的視点で書かれた記事をご覧いただけます。なお、冷凍、凍結自体の記事は含まれていませんので、ご注意願います。また、食品冷凍に関しては「F0239 インスタント食品と冷凍食品」(F2)を参照願います。 |
JS0161 | 遠心分離技術 | 遠心分離は回転によって生ずる大きな力を利用する技術で、身近なところでは洗濯機の脱水機があります。重力の何十倍から何十万倍にも達する大きな重力場を利用して、ろ過、沈降等の分離や、沈降平衡による分子量、抵抗係数の測定が行われます。また同位元素の濃縮にも利用され、ウラン235の濃縮は原子力利用だけでなく核兵器開発にも応用できるため、関心を集めています。遠心分離の様々な応用、利用技術、化学工学等を紹介します。 |
JS0162 | 反応器 | ドラム表面にTiO2を固定化した光触媒回転ドラム反応器、 循環型社会におけるポリオレフィンの製造技術(気相重合反応器)、大量処理を実現したペットボトルのケミカルリサイクル技術、有機性産業排水の処理においてエネルギー消費が少なく余剰汚泥の少ない上向流嫌気流動床排水処理装置、オゾン添加触媒式脱臭装置「キャタクリーン」、半導体微細加工技術と有機合成技術との結合により生まれつつある反応容量がμl程度のマイクロ反応器技術、 三相流動層式生物処理装置、静止型混合素子を備えた連続 式管型反応器ノリタケリアクター、活性炭を混合したふっ素樹脂シート状光触媒を用いた流通式反応器などカレントな情報を提供しております。 |
JS0163 | 化粧品 | 私達に非常に馴染み深い製品である化粧品は,年間2兆円前後の出荷高があり我が国にとって非常に重要な産業分野です。消費者の様々な要求に応えるため,紫外線カット機能,保湿機能,肌にやさしい低刺激性成分など,様々な特徴がある製品が開発されています。酵素の利用など,バイオ技術の成果を取り入れた研究も進められています。 |
JS0164 | 調味料、スパイス | 調味料とは、料理の主材料ではなく食品の味を補強あるいは調整するもの、香辛料とは、植物性物質であり食品に芳香や辛味を賦与し風味を高めるものです。最近では、低エネルギーの甘味料、トウガラシ、シソ科の植物などが注目を集めています。今やワールドワイドな調味料である醤油はもちろん,最近まで日本であまり知られていなかったバルサミコ酢、魚醤、ハーブ類なども含みます。調味料、香辛料に国境はありません。 |
JS0165 | 乳製品 | チーズ、バター、ヨーグルトなどの乳製品は、子供からお年寄りまで幅広く好まれる食品です。また、これらを使ったお菓子などの食品もたくさんあります。乳酸菌に関する基礎研究、乳汁の安全性や衛生面に関する試験、汚染に関する情報と検査法、乳製品の製造や開発など、乳製品全般に関する文献を集めました。 |
JS0167 | 断熱材料 | 普段はあまり意識することがありませんが、私たちの快適な生活に断熱材は欠かせません。小さなカップラーメンの容器から住宅の断熱材に至るまで、様々な使われ方をしています。繊維系や発泡プラスチック系などの、省エネルギーに寄与する様々な断熱材料について情報を得ることができます。化学装置や空調装置に使われる断熱材の他、車体用の断熱材料について、また、建築材料にも応用される断熱材について、それらの性質(例えば熱伝導率のほか、使用する場所や材料に応じて防食性、耐火性など)を紹介する記事を多く掲載しています。 |
JS0168 | ガス化法およびガス化プラント | ガス化理論,ガス化効率,石炭・石油・炭化水素のガス化,天然ガスのリホーミング,一酸化炭素変成,石炭の地下ガス化とその装置を含む。石炭の地下ガス化、燃料としての木材(廃材も含む)のガス化、生物燃料及び廃棄物燃料のガス化を含みます。 |
JS0170 | 改良木材 | 科学技術の発展、および安全かつ快適な生活を望む人々の要求によって、木材についてもより高性能・多機能な製品が求められるようになってきています。ここでは、合板・集成材・パーティクルボードなどの木質材料の製造およびその製品、また物理的・化学的性質に関する文献を集めました。 |
JS0171 | 水の高次処理 | 廃水処理や下水処理、用水処理と水質の浄化などとの関連で、水の高次処理に関した記事をご覧いただけます。環境浄化という視点や水道技術という視点からの記事もあり、幅広く、多角的に、高度水処理技術に関して書かれた記事を含んでいます。 |
JS0173 | マーケティング | マーケティングとは、「財貨およびサービスの生産者から消費者ないし使用者にいたるまでの流れを方向付ける企業活動の遂行」であるとアメリカマーケティング協会は定義しています。ここでは、日本および海外の製造業(自動車、石油、食品、エレクトロニクス等)、流通小売業における市場調査、動向調査の分析結果の報告や、効果的なマーケティング方法、マーケティング結果による戦略、業界の展望に関する解説があります。また、広告に対する消費者意識調査の分析や消費者に与える効果の研究、出版印刷業が抱える課題についても紹介します。 |
JS0175 | 肥料の製造と肥効 | 環境保全型農業の重要性が叫ばれるようになるにつれて、農業による環境負荷、特に肥料に関する問題がクローズアップされるようになってきました。ここでは、肥料の製造・分析および肥効、また廃棄物処理・堆肥化等の環境問題まで、肥料に関する文献を幅広く集めました。 |
JS0176 | 天然飼料と人工飼料 | 畜産、養鶏、水産養殖まで含めた各種飼養に使われる飼料の成分、栄養、消化性、飼料と肉質の関係、飼料添加物、飼料効率など、飼料に関する幅広い研究、解説を集めました。 |
JS0177 | 作業研究 | 作業研究とは、生産・業務の過程でそれを動かす側となる人の立場から、人や人の動作を代行する器具等の作業について分析することです。このテーマでは、様々な産業現場における作業の研究、分析に関する文献を紹介しています。 |
JS0179 | 特殊ガラス | いわゆる板ガラスを除き、ガラス繊維(その物性も含む)、並びにガラス被覆、さらに光学系機器に用いられる、アルミノけい酸ガラス、鉛ガラス、ほうけい酸ガラス、ほう酸塩ガラス、りん酸塩ガラス、感光性ガラス、感光性ガラス、光学ガラス、ガラスセラミックス、工芸ガラス、乳白ガラス、色ガラス、強化ガラス、石英ガラスおよびカルコゲン化物やハロゲン化合物の組成をもつガラス等およびそれらの光学に関する文献を紹介します。 |
JS0180 | 有機合成化学工業における触媒 | 私達の日常生活に欠かせない様々な化学工業製品の製造には,有機化学の研究から得られた数多くの成果が利用されています。優れた機能や物性を有する化学物質を開発し、効率よく合成するため,また,より安全な,環境にやさしい合成法を開発するため,日夜研究が続けられています。また,これらの目的に欠かせない各種の触媒についての研究も進められています。 |
JS0181 | 製剤と製剤機器 | 製剤方法によって薬物の吸収性や徐放性などの薬物動態が異なるため、製剤方法を研究することは重要です。製剤機器も含め、製剤に関する記事を集めました。 |
JS0182 | 陶磁器 | 陶磁器は焼き物として私達の身近な存在となっていますが、陶磁器はその原料から陶器と磁器に分類され、前者は粘土を原料とし後者はケイ石などの石を原料としています。工業的には磁器のもつ耐熱性や機械的性質が工業用の材料として応用されています。電気絶縁体の碍子や高強度材料としてのアルミナ磁器、高周波絶縁用のステアタイト磁器、耐熱材料としてのコーディエライト磁器など特殊な物性を有する陶磁器が研究開発されています。 |
JS0183 | 化学工業における事故防止と安全管理 | 化学及び石油化学製品の生産量の増加に伴って産業上の事故も増加しています。そのため、化学工場やプラントなどでは、地震等の天災や、火災、爆発、有毒ガスの発生などに対する安全を確保することが、人命や環境、また投資を守る要件となっています。これらの事故の原因調査や、リスク評価の方法論、設備やプロセスを安全たらしめる技術や管理手法などについて述べた研究記事が見つかります。 |
JS0186 | 各種装置の腐食 | さまざまな分野で使われる装置の腐食に関する文献を紹介します。たとえば、各種化学装置・構造物、水処理施設、燃焼装置、原子炉容器、圧力容器、ボイラ、ボイラ管、蒸気タービン、内燃機関、ポンプ、配管、パイプライン、燃料タンク、油井、ガス井等を取り上げます。このように化学プラント、燃料・爆薬工学、石油工学、熱機関、環境衛生、原子炉工学、電力工学等さまざまな領域で使われる装置の腐食・防食に関する文献を網羅しました。 |
JS0188 | 金属の引抜加工 | 引抜加工は、棒材や管材を所定の断面積を有する製品に加工する方法です。線引(伸線)や管引抜等の引抜加工、引抜機、引抜ダイス、巻線機や撚線機等の針金加工機の文献情報を紹介します。なお、引抜製品や管材の引抜に使用するマンドレルの文献を含みます。 |
JS0189 | 金属の押出加工 | 押出は棒、管、型材等を成形する加工法です。押出(異形押出、押出コーテイング、押出成形、逆押出、共押出、静水圧押出、熱間押出、冷間押出、無潤滑押出等)、押出製品、押出機・押出設備、押出ダイスを紹介します。ただし、粉末冶金に関する文献は除外しました。 |
JS0190 | 電子ビーム溶接 | 電子ビーム溶接とは、電子ビームを溶接箇所に照射する溶接法です。電子ビーム溶接及び電子ビーム溶接機の文献情報を提供します。なお、溶接技術だけでなく、溶接熱影響部、溶接金属等の溶接部の機械的性質や組織、溶接性試験、溶接欠陥、溶接設計、溶接構造物等を幅広く紹介します。 |
JS0191 | 溶射 | 合金、セラミック、プラスチックなどを材料表面に溶射し、表面の特性(耐摩耗性、耐熱性、耐食性など)を高機能化する技術は広範囲に実用化が進んでいます。また、傾斜機能材料の作製にもこの技術が適用されています。急速に進歩している溶射技術、得られた溶射層の特性に関する記事を紹介します。 |
JS0192 | 金属材料の耐食性 | 金属材料の耐食性そのもの、あるいは腐食被害を軽減ないしは防げる金属材料、また化学組成、製造法、表面処理法および防食法などを考慮することによる、耐酸性、耐アルカリ性、耐化学性、耐酸化性など耐食性の改善に関する文献を紹介します。 |
JS0193 | 耐熱合金および耐熱鋼 | 非鉄合金系におけるインコネルのようなニッケル合金、コバルト合金、チタン合金など、また鉄系におけるインコロイのような鉄合金は、特に耐熱性にすぐれ超合金といわれ、現在でも新規商品名がつけられ多く登場しています。これら合金は、高温に曝される構造部分に最適な材料として、例えばガスタービン、ジェットエンジン、原子炉冷却系、ボイラ熱交換器、石油精製装置材料などの広い分野において、高温での耐酸化性、クリープ抵抗性などの性能を発揮しています。さらに合金設計および単結晶化、精密鋳造、粉末冶金などの製造方法を中心とする絶え間のない研究開発は、耐熱鋼ももちろん対象に含めて盛んに進められています。そのような文献を紹介します。 |
JS0194 | 船用機関 | 船用機関とは、船を航行させるのに必要な機械設備全般をいいます。すなわち、プロペラを回転して推進力を発生する原動力である主機関、補助機関はもちろん、付属機械類、推進以外に必要とする機械類も含めています。ここでは、ディーゼル機関を中心とした主機関、船用機関ぎ装、軸、軸受、歯車装置、燃料油などについて紹介します。また、ガスタービン、外燃機関であるスターリングエンジン、電子制御エンジン、電気推進などの文献もあり、商船、運搬船などの船種の特徴的な船用機関の紹介も扱っています。 |
JS0195 | アルミニウムの圧延と塑性加工 | アルミニウムの圧延、鍛造、押出、プレス加工などの塑性加工技術と熱処理、及びそれにともなって敏感に変化する材料の性質・組織に関する記事を紹介します。半凝固加工や粉末冶金法によるニアネットシェイプ加工、アルミニウム基複合材料の塑性加工、超塑性加工なども含みます。 |
JS0196 | ナビゲーション(航法) | ナビゲーション技術は、歴史的には船舶のための航海術でしたが、航空機を目的地に向けて航行させる技術に転用され、近年では移動ロボットや自動車などの地上移動体の走行技術も範囲となっています。人工衛星からの電波によるGPS(グローバルポジショニングシステム)が実現され、自動車のための「カーナビ」が急速に普及したのはご存知のとおりです。ここでは、自動車、船舶、航空機すべてにおいて、ナビゲーション技術である現在位置認識技術、経路計画技術など、計器・誘導・制御装置のハード面から、それらを利用した運行技術、交通管制などのソフト面、さらには航法施設・援助設備などナビゲーション技術に関して幅広く紹介します。 |
JS0198 | リニアモータとその応用 | リニアモータとは、直接直線運動をする電動機です。その応用は多岐にわたります。電気鉄道では、超伝導磁気浮上式鉄道(リニアモータカー)への応用が検討されており、地下鉄車両に関しては東京と大阪で既に実用化されています。工作機械では、切削加工機、放電加工機、位置決め装置への利用が行われています。搬送用としては、自動検査装置の搬送装置への応用、エレーベータへ応用されています。情報機器の分野では、HDD、光ディスク装置への応用さらに家庭用のカーテンレールへの応用もあります。 |
JS0200 | MOS技術 | MOS構造素子の物理からVLSI等のデバイス製造、MOS型デバイスの信頼性、MOS型素子によるセンサ等に関する記事を紹介しています。MOS構造素子の物理やデバイス製造では、エピタキシャル成長やプラズマドーピング等によるMOS構造の作成と欠陥、スパコン用VLSI、太陽電池デバイス等の製造があります。COMSの低消費電力特性を生かした宇宙応用を想定したCMOSデバイスの雑音特性や耐宇宙線信頼性等も含みます。 |
JS0201 | オーディオ技術 | オーディオ機器とその音響特性に関する技術を紹介します。ヘッドホンを用いた3D音場生成、音楽や音声信号の自然さの知覚を予測、携帯電話端末を利用した臨場感再生、ミュージックシンセサイザにおけるスペクトル変調のための音階調整、多次元空間オーディオ再生の知覚評価、波面合成による音場再現(WFS)のためのマルチチャネルスピーカ、金属ドラム(ブラスパン)のカリブスチールパン標準に対する冶金学的及び音響学的比較、ヘッドホン及びイヤホンからの音漏れの問題と対策等の様々な技術が輩出しています。 |
JS0203 | パワーエレクトロニクス | パワーエレクトロニクスとは、パワーデバイスおよびこれを用いた電力変換器と制御を総称するものです。パワーエレクトロニクスは電力用半導体デバイスを用いた電力変換、制御および実装の統合技術です。応用分野は無停電電源、各種電子装置電源、OA機器、鉄道車両、自動車、昇降機、照明、各種家電品、電動機の速度制御、励磁装置、直流送電、アクティブフィルタ、太陽光発電、風力発電、フライホイール蓄電など広範囲に及びます。 |
JS0205 | 衛星通信 | 衛星通信は、情報を通信衛星に向けて発信する「送信局」、その受け取った情報の電波を増幅して地球に送り返す「通信衛星」、そして衛星からの情報を地上で受け取る「受信局」という3つの機能から成り立つシステムです。衛星通信の利用形式は、リアルタイム型と蓄積型のふたつに大きく分けられます。たとえばイベントの衛星生中継のように、「送信局から送信した情報を受信と同時にテレビやパソコンなどの端末を通して見る」のはリアルタイム型、「送信局から送信した情報を受信局に設置されたサーバに蓄積し、利用者が必要なときに情報を取り出す」のは蓄積型になります。 気象情報も含めた衛星通信技術の紹介です。 |
JS0206 | ミリ波通信とマイクロ波通信 | マイクロ波やミリ波帯域を用いた通信に関する展望、実例、市場・技術動向や、通信方式の解析(サービス品質、ダイバーシチ受信性能解析、符号化方式など)に関する文献です。最近の傾向としては、ミリ波無線LANや広帯域移動体システムのシステムインタフェイス、ネットワークアーキテクチャなどの問題や、マイクロ波衛星通信や車車間通信におけるフェージングなどの伝搬干渉、システム相互干渉、電磁波散乱、電磁干渉などの問題も多く見られます。また、ミリ波レーダやミリ波通信アンテナの開発、放射パターン・特性測定などに関することや、マイクロ波デバイス、受信機、マイクロ波増幅器などの利得、信頼性などの問題も扱っています。 |
JS0213 | 原子炉の安全性 | 原子炉において安全を確保することは最も重要で、原子炉の安全確保に当たっては、多重防護や多重障壁等による安全設計に加えて、人的要因を十分に考慮した設計や運転、さらに安全確保における組織的な欠陥や、安全文化の重要性が認識されています。このテーマでは原子炉の安全工学、安全管理、安全設計、安全規格・基準・指針、安全規制、安全性の解析・評価など安全にかかわる文献を網羅的に紹介いたします。 |
JS0214 | 農業機械 | 除草機、田植機、耕耘機、トラクターのような農業機械に加えて、農業で使用する光源、育苗装置、水耕栽培、養殖装置、空調機、水分計から廃棄物処理装置まで、各種農業機械に関する幅広い情報を集めています。 |
JS0217 | 新交通システム | 新交通システムとは、自動車と鉄道などによる現在の都市および近郊の交通体系に代わる新しい交通体系で、軌道システム、無軌道システム、連続輸送システム、複合輸送システムなどに大別されます。ここでは、新交通システムを主に交通システムに関わる運輸交通政策・道路交通政策・鉄道輸送政策・行政・経済、都市交通計画、交通網、路線・鉄道経営を含めた内容を紹介します。また、具体的な都市での例なども幅広く取り扱っています |
JS0219 | 密封装置および密封技術 | パッキン、ガスケットなど、機器内部の流体の漏れまたは外部の異物混入を防止する密封装置やその技術についての文献を紹介します。製品開発、寿命延長、耐化学性、高圧・高温等様々な条件での使用など、合成ゴム、合成樹脂、カーボン、セラミック、金属、皮革など、シール材料に関する文献も紹介します。 |
JS0221 | 熱交換器 | 熱交換器は高温流体から低温流体へ熱を伝える装置で、多くの産業分野で使用されている重要な機器です。特に熱交換器の伝熱特性は省エネルギーによるコストダウンを考える上で非常に重要な研究テーマです。伝熱管や伝熱面の形状に工夫を凝らしたり、セラミック製の熱交換器の情報や、長く使用していると大きな問題となるスケールの付着や装置の腐食などの文献も含まれています。ヒートパイプや熱サイフォン、冷却器も含まれますが、ヒートパイプのみの場合は「JS0364 ヒートパイプ」(Q6)を参照してください。 |
JS0222 | サーボ機構 | 「サーボ機構」とは、機械的運動のための自動フィードバック制御システムのことです。サーボベン、サーボモーターを含め、サーボ機構に関する記事を集めました。 |
JS0223 | 気体軸受、静圧軸受、磁気軸受 | マイクロマシニング、超高速加工のための軸受についての記事が含まれています。空気軸受、静圧軸受、磁気軸受に焦点を当て、いろいろな加工(マイクロマシニング、高速切削、エンドミル加工、精密加工)との関連で書かれた記事が多くあります。また、油圧システムや発電システム用の軸受に関する記事もあり、テーマにある軸受に関し、多角的な記事をご覧いただけます。 |
JS0224 | ファスナ | ネジやボルトに代表されるファスナ類は機械装置の組み立てに必要不可欠です。締め付けたネジが緩んだり破壊したりすれば、事故や故障に直結します。事実、機械装置のトラブルの大半は締結部や接合部で発生しています。ネジの緩みを防止する工夫、衝撃耐性のある高力ボルトの開発など数多くの研究が精力的に行なわれています。 |
JS0225 | マイクロ波応用技術 | マイクロ波(高周波)の製造・加工・検査などへの応用が含まれています。応用先の一部を挙げれば、セラミック・合金等への高周波加熱・高周波焼き入れ、マイクロ波による焼結合成、プラスチック部品の高周波溶接、塗装へのマイクロ波照射の応用、癌細胞のマイクロ波照射による治療、熱化学反応へのマイクロ波照射の利用、計測分野(生体計測を含む)へのマイクロ波帯での計測技術、などが挙げられます。 |
JS0226 | 温度計 | 温度計には気体の圧力の温度変化を利用した気体温度計,放射温度を利用した放射温度計,電気抵抗の温度変化を利用した電気温度計など様々な種類があります。温度計は計測で基本となる計測器の一つです。その利用も単純な温度測定から,光ファイバを利用した遠隔操作による測定やリモートセンシングなど多岐にわたっています。このような温度計の装置,応用例等を幅広く紹介します。 |
JS0227 | 紫外線の利用 | 人体には有害といわれる紫外線ですが、工業などには大きく活用されています。光化学・光触媒反応、重合反応などへの利用や、紫外線を用いた殺菌、浄化、脱色、乾燥などが広く行われています。 最近は特に、紫外線による光重合の開始に着目したUV硬化膜や、接着剤、インキ、塗料、特殊機能性コーティング剤、感光性レジストなどへの応用が注目を集めているようです。 |
JS0228 | オゾンの製造と利用 | 現在、オゾンは、水質浄化として、漂白・脱色、殺菌、脱臭などの目的で広く使われています。水ばかりでなく土壌も浄化したり、ダイオキシンなど有害物質の分解についても研究が進められています。それ以外には、旧来の化学プロセスにおける酸化処理や、活性酸素による材料の表面改質、さらには食品加工産業へも応用が見込まれています。 |
JS0229 | 重合体の酸化防止剤と紫外線吸収剤 | プラスチックの酸素や紫外線の照射による劣化や着色料の退色がおこるのを防ぐため、酸化防止剤や紫外線吸収剤が必要になります。酸化防止剤や紫外線吸収剤、光安定剤(HALSを含む)の動向及びその効果、重合体の劣化や光学的性質及び光安定性など、重合体の酸化防止剤と紫外線吸収剤に関する文献を紹介します。 |
JS0230 | ポリアミド | ナイロンに代表されるポリアミドは、衝撃強さ、引張強さ、耐摩耗性などの機械的性質に優れ、耐薬品性も良好なため、フィルム材料や軸受けなどの摺動部品などに利用されています。プラスチックとしての軽量性から自動車部品にも使用されています。ポリマブレンドやガラス繊維の添加により、ポリアミドの機能をさらに向上させた複合材料の開発が進められています。 |
JS0231 | プラスチックライニング及プラスチック被覆 | プラスチックにはさまざまな種類がありますが,一般的に耐水性,酸素バリヤ性,絶縁性などの優れた特徴を持ち,この特徴を活かして金属の腐食防止など,各種材料に被覆(コーティング)したり,内張りあるいは外張り(ライニング)して利用されています。機械,電気・電子工学,土木・建築,食品加工分野,さらに航空・宇宙や医療分野でもこの技術を用いた多数の製品が開発されています。最近は環境問題への取り組みから,焼却処理しても有害物質の出ない被覆材など,「エコマテリアル」関連の研究も盛んになっています。 |
JS0232 | プラスチックのメタライジング | 金属薄膜やめっきによるプラスチックの表面処理(放電処理、表面硬化等)を紹介します。また薄膜、気相めっき(イオンめっき、真空蒸着、化学蒸着、陰極スパッタリング)、無電解めっき、メタライゼーションによるプラスチック被覆の文献情報を提供します。 |
JS0233 | 印刷インキ | 15世紀半ばにグーデンベルクによって活版印刷術が発明されて以来,印刷技術は大きく発展を遂げ,人類の文化・文明を支える大きな柱となっています。その印刷にとって欠かせないものであるインキは,今では用途,印刷方式,機能などによりさまざまな種類が開発され,現在も多様化,高品質化,高付加価値化のために研究が続けられています。 |
JS0234 | 電極 | 電極は電池、電気分解、電気化学反応等で媒質と電子のやり取りを行う場です。注目されているのはアルカリあるいは溶融炭酸塩型等種々の燃料電池、リチウムイオン電池、Zebra電池等の電極がありますが、単なる導体としてだけでなく電極の表面、構造等を変えることでpHや各種イオンのセンサあるいはATP、グルコース、チオール等の生体成分を検出するバイオセンサに使用されます。また電極を修飾することで種々の触媒作用を発現させることができ、電解酸化、電解還元、2量化その他の電解合成に利用されています。電極に関する研究、開発、利用に関する情報を掲載します。 |
JS0235 | LPG、LNG | 液化石油ガス(LPG)は、家庭用・工業用の燃料として用いられており、化学原料としての消費も増加しています。また、液化天然ガス(LNG)は、電力用・都市ガス用・工業用燃料として用いられています。LPG・LNGとも、液体として貯蔵・輸送が可能であるため取り扱いが簡単で、単位熱量当たりの二酸化炭素排出量も少ないことから、クリーンエネルギーとして位置づけられています。本テーマでは、LPGタンカ・LNGタンカを含む各種記事を紹介しています。 |
JS0236 | 各種微生物の培養と培養条件 | 細菌、酵母、かびなどの微生物は、食品や抗生物質などの工業的生産のため、大量培養されています。一口に微生物の培養といっても簡単なものではなく、培養条件などによって代謝物の生産量や微生物の生育などがかなり変わってきます。なお、このテーマには、ウイルスの培養に関するものも含まれています。 |
JS0237 | 動物蛋白質と水産食品 | 水産食品 は良質な動物蛋白質を提供します。 水産食品の利用について水産物の製造から増養殖まで幅広く文献を収集しました |
JS0238 | 植物蛋白質、豆類製品、合成食品 | 植物蛋白質の精製および合成食品への応用に関する文献を集めました。植物蛋白質製品の食品テクスチャ、食感品質などに関する文献も集めました。 |
JS0239 | コンビニエンス食品と冷凍食品 | 時間が無い時、直ぐに食べたい時にコンビニエンス食品があると何かと便利です。いろいろな種類が市場に出ていますが、人によって味覚や風味の好みが違います。商品開発には素材の他、嗜好性も考える必要があります。また保存安定性、食品衛生の面も考慮する必要があります。このテーマでは食品加工、流通に関する文献も含めて集めました。 |
JS0240 | アーク溶接 | アーク溶接には、さまざまな種類があります。たとえば、MIG溶接、TIG溶接、炭酸ガスアーク溶接、パルスアーク溶接、プラズマアーク溶接、GMA溶接、MAG溶接、サブマージドアーク溶接等です。多岐にわたるアーク溶接の溶接技術及び溶接機について紹介します。 |
JS0241 | 鋳造の自動化 | 各種鋳造法、鋳込等における自動化、自動制御、プロセス制御について紹介します。ロボットによる自動化、工場での各工程のプロセス制御、自動化による品質管理や省エネルギー等の事例を含みます。ただし、連続鋳造は除外します。 |
JS0242 | 金属の化成処理 | 金属材料の表面に耐食性の保護皮膜をつけ腐食を防止したり、塗装のための下地をつける処理を化成処理といいます。化成処理には化学的または電気化学的な方法があります。代表的な方法としてクロメート処理、電解着色、陽極酸化処理、りん酸塩処理、りん酸処理等を紹介します。なお、固体デバイスのエッチングも含みます。 |
JS0244 | 自動車艤装 | 自動車艤(ぎ)装には、バンパ、バックミラー、スポイラー、計器盤、電装品、ドア&窓開閉装置などが含まれます。これらの艤装材の材料や材料特性(衝撃を加えた時の強度、曲げモーメントなど)、成形法、デザイン、構造などについて検討します。例えば、計器盤であれば、材料として熱可塑性プラスチックなどを挙げ、成形法としてガスアシスト成形やスラッシュ成形を示しています。加えて、廃車時のプラスチックのリサイクル、再資源化の現状と問題点についても触れています。 |
JS0245 | 複合加工 | 多種類の加工を自動的に行なう工作機械とその加工法です。機械加工は高速・高精度・高生産性が求められ、加工設備と加工技術の最新鋭化が進んでいます。なかでもマシニングセンタは最先端加工を支える機械として広く使用されています。マシニングセンタをはじめとするこれら工作機械に関わる問題とその解決に向けた研究開発などを取り上げます。 |
JS0246 | 燃焼装置 | 焼却用流動層炉、焼却炉、高温燃焼炉、工業炉、CO2・NOX低減バーナ、ロータリーキルンなど燃焼装置や燃焼器に関するカレントな情報を提供しています。 |
JS0247 | カメラ | カメラのデジタル化に伴って応用範囲が一段と広がっています。カメラ付き携帯電話モジュールや運転者の運転特性を測定するアイカメラ(視線検出カメラ)など最新の研究開発成果が数多く発表されています。このほか、カメラを構成する要素技術や高画質化のための画像処理などの関連技術も含まれます。 |
JS0248 | 電気・電子工学における各種試験 | 電気工学・電子工学の技術分野における各種試験の記事が含まれています。信頼性、寿命試験が関わる文献は含まれないため、それらについては「JS0477 電力設備の保守・信頼性」(N2)または「JS0478電子・通信機器の保守・信頼性」(A4)を参照してください。 |
JS0249 | 電気保護装置 | 電気保護装置に関わる各種文献を以下紹介します。20kV系統用半導体遮断器に使用できる種々の半導体素子および回路方式、製造後20年以上経過した配電用避雷器の劣化検証、CMOS ICのインタフェイス回路の電気放電(ESD)による内部損傷の実例、保護回路がなくても大きな耐サージ能力を持つIGBTモジュール、電源装置の出力電圧瞬時低下防止用Al電解コンデンサを用いた出力電圧瞬時保持型複合回路、6年間のフィールド観測に基づく配電線雷撃応答の統計分析、低電圧配線用遮断器(MCCBs)の遮断プロセス時のアーク動作を正確に測定する光ファイバー測定システム、三相電力コンデンサを高調波による破壊から保護するための電力変換器等です。 |
JS0250 | 特殊モータ | このテーマでいう、特殊モータには、サーボモータ、ステップモータ、トルクモータ、ヒステリシスモータ、マイクロモータ、リラクタンスモータ、スイッチドリラクタンスモータ、などを指します。これらのモータの設計、製作から応用までの記事を提供しています。しかし、リニアモータは含まれておりません。 |
JS0251 | 特殊発電 | 温度差発電、太陽光発電、太陽熱発電、地熱発電、潮力発電、内燃機関発電、二流体発電、濃度差発電、波力発電、風力発電に関する文献を紹介します。 |
JS0253 | スイッチ、継電器および接触部品 | 押しボタンスイッチから電力用の継電器(開閉装置)まで、電気または信号を切り替える装置に関する記事が含まれています。コネクタ、プラグ、端子、コンセントなどの接触・接続部品さらに電気的接点、接点現象、接点材料までを総括的に含みます。 |
JS0254 | CCD、BBD | CCD(電荷結合素子)は、イメージセンサ、遅延線(ディレイライン) フィルタに用いられています。デジタルカメラ、デジタルビデオカメラはCCDを使った製品です。 CCDおよびCCDと関連のあるBBD(バケツリレー型素子)についての記事を集めました。 |
JS0255 | レーダとレーダ施設 | 各種観測(気象観測、海洋観測、大気観測、空中測量、地形測量、遠隔測定など)に広く活用されているレーダ観測に関すること、およびレーダ画像によるデータ解析に関することが多く出てきます。また、電波伝搬、電磁波散乱などと関連した問題についての考察、調査船や軍用機の搭載レーダ、航法装置についての実例、ITS交通システムへの応用などについても紹介しています。 |
JS0258 | スラッジ処理・処分 | 廃水処理や下水処理、用水処理、廃棄物処理と水質の浄化などとの関連におけるスラッジ処理・処分と処理装置に関する記事を幅広くご覧いただけます。汚泥リサイクル、汚泥減量対策、汚泥減容化装置、生ごみ処理・資源化、下水道におけるスラッジ処理・処分に関するバイオテクノロジーの活用などについて書かれた記事を含んでいます。 |
JS0262 | 電子プローブとイオンプローブ | 電子ビームやイオンビームを試料表面に照射し、発生する様々な情報を解析することにより、表面・界面・局所分析ができます。電子プローブを用いた分析法としては、電子顕微鏡、電子プローブマイクロアナリシス、オージェ電子分光、電子回折、電子エネルギー損失分光等があります。また、イオンプローブを用いた分析法としては、二次イオン質量分析法、粒子線励起X線分析法、イオン散乱分析法、ラザフォード後方散乱分析法、グロー放電発光分光分析法等があります。このテーマでは電子プローブ・イオンプローブについて基礎から各種技術・機器、分析などの応用まで幅広く文献を紹介いたします。 |
JS0263 | 固体電解質 | イオンによる電気伝導性(イオン導電性)を示す固体のことで、高分子固体電解質、超イオン伝導体などがあります。固体電解質の伝導機構および燃料電池(固体電解質燃料電池(SOFC))などへの応用について最新の研究成果、技術開発動向などをご紹介します。電解質溶液(塩水など)に関するものは除きます。 |
JS0265 | 有機すず化合物とその応用 | 有機すず化合物は、ポリ塩化ビニルやゴムの安定剤、船底防汚塗料、触媒、殺菌剤など幅広い分野で使用されています。これらは、グリニャール試薬とハロゲン化すずとの反応や、スタンナン化合物(水素化すず化合物)の不飽和炭化水素への付加反応などによって合成されています。有機すず化合物は工業的には非常に有用な物質ですが、トリブチルすず化合物やトリフェニルすず化合物は環境ホルモンとしての有毒性が疑われており、生物体内の残留実態などの調査が進められています。 |
JS0266 | ゴムの技術および業界の動向と解説 | 日進月歩のめざましい革新を続ける高分子素材・応用化技術は、産業活動や日々の暮らしをドラスチックに変身させています。21世紀の産業構造を決定するとまでいわれるこのゴム素材を中心とした技術革新の技術動向を紹介します。ゴム工業の技術動向、各種ゴム(天然ゴム、合成ゴム)、加硫(剤、装置)、ゴム製品およびゴムの利用など、ゴムに関するレビユー・解説記事・紹介記事を掲載します。 |
JS0267 | 化学工業におけるプロセス制御 | 化学工業におけるプロセス制御のあり方にも、ファインケミカル産業の成長などに伴って変化が見られます。回分操作と連続操作との間に連続性が要求されたり、生産ラインにおいても時宜に適った生産活動が行われるよう、効果的なデータ処理が行える制御システムが求められています。各種の自動化・監視システムに加え、アドバンスト・コントロール、コンビナトリアル・ケミストリーなどが研究されています。なお、紙・パルプ・木材工業、繊維工業、写真印刷工業は含まれません。 |
JS0268 | 化学物質の微生物分解 | 工場廃水や土壌、地下水に含まれる化学物質などを微生物によって生物的に分解し、害の無い(または少ない)物質にする技術が広く使われています。 この技術は、油による海水汚染にも使われたりします。生分解性高分子の微生物分解に関する文献も含みます。 |
JS0270 | 植物油脂 | 植物油脂を加熱した際の変化、安定性などに関する文献を集めました。また食用油脂では油脂の調理過程における素材への影響、人体に摂食後の体内変化および体内動態などに関する文献を集めています。ラウリル系油脂では、生活環境への応用および需要度などに関する文献も集めました。 |
JS0271 | 固定化酵素と生理活性物質の固定化 | 固定化酵素は、一定の空間内に閉じこめられた状態にある酵素で、連続的に酵素反応を行うことができ、反応後は回収・再利用できるものです。固定化酵素作成のための支持体開発や酵素固定化に関する研究、さらに固定化酵素を利用したバイオセンサ、バイオフィルタまで幅広い情報を提供します。 |
JS0272 | 生薬 | 古来より世界中で用いられてきた生薬、和漢薬、薬用植物などから、今日多くの有用な薬物が作り出されています。有効成分の単離、精製、作用研究をはじめとして、薬物としての人間への臨床応用例などの他、成分分析や栽培などの生薬、薬用植物に関する幅広い文献を紹介します。 |
JS0274 | ステンレス鋼の製造と加工 | ステンレス鋼の製造と加工について書かれた文献情報を提供します。ここで加工とは、鋳造、粉末冶金、熱処理、塑性加工、鍛造、圧延、溶接・接着、表面処理です。 なお、切削、特殊加工等も含みます。 |
JS0276 | 歯車と歯車装置 | 自動車がカーブを曲がるときに、左右のタイヤに滑りが生じないよう、異なる回転数で回転させるディファレンシャルギヤなど、今や歯車や歯車装置は、多種多用なものが様々な用途に用いられています。ここでは、それらについての設計、製品開発、振動対策、寿命予測、潤滑法などについて紹介します(歯車ポンプ、歯車モータ、歯車の製作に関する文献は除きます)。 |
JS0277 | 自励振動 | 自励振動とは、一見振動とは無関係なエネルギーが、その系の内部で振動的な励振に変換されて発生する振動です。飛行機翼や橋梁などで起こるフラッタや、圧縮機・送風機などで起こるサージングが有名です。典型的なものでは、振幅は時間とともに指数関数的に増大し危険です。自励振動の解析、予測、対応策等を紹介します。 |
JS0280 | マイクロプロセッサ | 計算機方式・ハードウェア、計算機ソフトウェア、計算機の利用技術、情報理論等の情報工学分野でのマイクロプロセッサ技術の文献です。 |
JS0283 | 軟弱地盤と地盤改良 | 地盤改良とは、軟弱地盤の支持力増加、地盤沈下の抑制、液状化防止、耐久性の維持などを目的とした対策の総称です。地盤改良に用いられる主な工法は、荷重制御工法、敷設材工法、置換工法、圧密促進工法、鉛直ドレーン工法、締固め工法、および添加剤・固結工法があります。基礎工事、トンネル工事、道路工事などで行われた地盤改良の施工報告、および浚渫(しゅんせつ)土の固化処理などを紹介しています。 |
JS0284 | 水質試験及び水分析 | 微量でも人間や生態系に影響を与える有害物質が環境水中に多種存在します。また、塩素消毒することで飲用水中に新たに発生する突然変異誘発物質もあります。水道水、地下水、環境水(海水、河川水、湖沼水)等に含まれる各種イオン、農薬、有機化合物、放射性同位体、COD、BOD、寄生虫の定量及び定性分析方法の開発や評価についての記事を記載しました。国内外の特定地点での水質評価報告もあります。本テーマは天然水及び上水のみを扱っており、廃水の分析は「JS0305 水質汚濁計測法」(S4)をご覧ください。 |
JS0286 | 石油添加剤 | 自動車を中心とする交通網,そして内燃機関を動力源とする各種機械 ― これらは現代の文明社会には欠かせないもので,その燃料は石油を主な原料としています。これらの燃料,さらには燃料以外の潤滑油なども,その求められる性能を満たし,環境にもやさしい製品とするため,アンチノック剤、粘度指数向上剤、流動点降下剤,酸化防止剤など,さまざまな添加剤が開発されています。 |
JS0287 | 電気めっき | イオンめっきや蒸着などによる気相めっきが多く用いられる傾向のなかで、電気めっきは、湿式法の代表的な存在であり、土壌汚染、重金属汚染、地下水汚濁および作業環境などの汚染を防ぐ対策を講じながら、研究や実施がされています。例えば鉛フリーはんだめっき、ノーシアンめっきのように、めっき液、めっき条件および設備の改善があります。そのような文献を紹介します。 |
JS0288 | 原子吸光分析 | 遊離基底状態の原子が同種の元素から放射された特定波長の光を吸収する現象を利用した分析を原子吸光分析といい、微量金属元素の高感度測定の為の優れた方法です。しかし、試料によっては分光学的干渉や化学干渉があるので、その対策が研究されています。ここでは大気、飛灰、食品、地下水、堆積物、生体試料中の金属元素を定量する方法及びその評価についての記事を記載しています。原子吸光分析の為の予備濃縮(フローインジェクション等)の研究も多く、ヒトを含む動物に対する重金属の影響を主題にした記事もあります。 |
JS0289 | 石膏と石膏製品 | 石膏はセメント原料の一種であり、硫酸カルシウムからなる鉱物のことです。水和物の形態により、二水石膏(CaSO4・2H2O)、半水石膏(CaSO4・1/2H2O)、無水石膏(CaSO4)と分類されます。また、化学工場などの排ガス脱硫装置から副生成物として石膏が得られ、脱硫石膏といわれています。これらの石膏は、石膏ボードなどの建築材料、プラスターなどの塗壁用材料として用いられています。また、水を混合すると固化する焼き石膏は、ギプスなどの医療用、精密鋳造や工業模型用など幅広く利用されています。 |
JS0290 | 応力集中 | 構造物中に穴や切欠きが存在すると一様な形状が変化することでその部分の応力分布に乱れが発生し、一般に局所的に応力が増大します。このような現象を応力集中といい、材料力学分野における弾性力学や破壊力学での応力解析や疲労寿命などの構造解析の中で、応力集中の程度を表現する値として応力集中係数が用いられます。応用分野には、建築工学、土木工学における構造物、あるいは機械工学における様々な機械類の構造解析などがあります。 |
JS0292 | 精油と香料 | 精油は、植物のもつ特有の芳香成分を水蒸気蒸留などにより分離・濃縮した揮発性油であり、食品や化粧品用の香料や芳香剤、さらにはアロマテラピーにも使用されています。香料は大別して植物性香料と動物性香料からなる「天然香料」と化学合成によって製造される「合成香料」があります。これらの香料は目的に応じて調合され、最終製品であるフレーバー(食品用香料)やフレグランス(化粧品用香料)となります。 |
JS0293 | 建設機械(掘削機械を除く) | 建設機械とは、土木工事と建築工事に大別できる建設工事に用いられる機械の総称で、建設工事専用に使用される機械と、農業用や鉱業用から転用されるものがあります。掘削機械を除いた建設機械には、基礎工事、トンネル工事、敷設工事、舗装、締固めなどのための機械があります。土木工事は、河川・道路・港湾などの対象別、橋梁・舗装などの工種別、土工・コンクリート工などの工法別に分類できるため、工事の分類に応じて様々な論文を紹介しています。 |
JS0294 | 掘削機械 | 建設機械のうち、土砂や軟岩の掘削に用いられるものを掘削機械といい、ショベル系とブルドーザー・スクレーパー系に大別できます。掘削工法は施工方法に応じて、山岳トンネル工法、シールド工法、開削工法、沈埋工法、ケーソン工法などがあります。掘削機械そのものを扱った論文だけでなく、地中連続壁、トンネル、管路などの建設工事における掘削工事の施工報告も紹介しています。 |
JS0297 | 沸点と融点 | 沸点は一定圧力の下で液体から気体への相転移がおき液体と気体が平衡で存在する温度、融点は固体から液体への相転移がおき固体と液体が平衡で存在する温度です。物質の融解や沸騰が関与する場合に重要な基本的データとして、測定や化学熱力学に基づく推算が行われています。冷媒の共沸混合物の沸点、金属・合金、ガラス・セラミックスの融点、合成樹脂やワックスの融点、融点・沸点の推算法等の情報を提供します。 |
JS0299 | 気液平衡と共沸混合物 | 気液平衡は特定の温度圧力条件下での気相と液相間の平衡関係で、混合物の場合は気相/液相間のモル分率比で表されます。蒸留分離の設計には重要な基本データとなります。共沸混合物は気液平衡で気相/液相の組成が同一となる組成の混合物で、通常の蒸留ではどちらかの成分をこの組成以上に濃縮することはできません。混合系の気液平衡データ、その推算・シミュレーション法、共沸混合物のデータ等を提供します。 |
JS0300 | 溶解平衡 | 物質が他の物質に溶解する程度を溶解度といいます。物理化学、高分子、化学工学、化学工業等の様々な分野で混合物質を取り扱う際に重要な基礎データとなります。例えば気体吸収、液体による抽出、晶析、ポリマのモルホロジー制御・アロイ化等はこれらのデータなしには成り立ちません。溶解度データ、その応用等の情報を提供します。 |
JS0301 | 金属の薄膜と薄膜装置 | 磁性体を含む金属の薄膜とその作製技術・装置についての記事を記載しました。パーマロイ薄膜、希土類・遷移金属非晶質合金膜、磁性ガーネット膜などが、その代表例です。薄膜は、真空蒸着法、スパッタリング法、電着法などにより作製されますが、例えば蒸着法の場合、蒸着真空度、含有不純物ガス、基板温度、基板と蒸発源の相対位置関係など作製条件によって薄膜の物理量が異なってきますので、目的とした薄膜を得るための装置を改良、開発する必要があります。また、基板表面の不純物を除去するためにクリーニングなどの表面処理を行うことも重要です。磁性薄膜は磁気記録・記憶、光磁気記録の媒体や磁気ヘッド材料として用いられています。 |
JS0302 | 半導体の薄膜と薄膜装置 | 半導体材料の薄膜とその作製技術・装置についての記事を記載しました。薄膜の成長には、化学蒸着(CVD)法、分子ビームエピタクシー(MBE)法、液相成長法、スパッタリング法、真空蒸着法などさまざまな方法が用いられており、薄膜成長技術・装置の進歩は半導体デバイスの研究開発と非常に深い関わりを持っています。材料系またはデバイスの種類によって成長方法は異なりますが、CVD法またはMBE法などを高度に制御することにより、新しい特性を有する電子デバイス、光デバイスが作製されています。 |
JS0303 | 誘電体、絶縁体の薄膜と薄膜装置 | 誘電体及び絶縁体の薄膜とその作製技術・装置についての記事を記載しました。薄膜の成長には、熱酸化(または熱窒化)法、化学蒸着(CVD)法、スパッタリング法、ゾル‐ゲル法などの方法が用いられており、その用途は、MOSトランジスタのゲート絶縁膜や層間絶縁膜など、また、強誘電体の場合は非線形光学デバイスや不揮発性メモリなど多岐にわたります。それぞれのデバイス特性を向上させるために、成長法や装置の改善やプロセス制御などが行われています。 |
JS0304 | 大気汚染計測法 | 有害大気汚染物質の多成分同時分析、光散乱式ダスト計測器、地球温暖化物質のモニタリング、オゾン層破壊物質のモニタリング、大気汚染自動測定器などについて書かれた記事を含みます。大気汚染計測法について、大気質調査測定や有害ガス調査測定、さらに、分析化学的手法を用いた測定法を含め、多角的な記事を幅広くご覧いただけます。なお、粒状物汚染に関する計測は「JS0159 粒状物汚染と防止技術」(S3)を参照願います。 |
JS0305 | 水質汚濁計測法 | 水質試験および水質の汚染・汚濁に関する計測についての記事を幅広く多角的にご覧いただけます。 ダイオキシン類の排水規制、水道水の微粒子計測、残留塩素・色度・濁度をオンライン計測する水質計、環境汚染物質の微量分析、バイオアッセイの開発、水環境中の内分泌撹乱化学物質の測定などについて書かれた記事を含みます。 |
JS0306 | 騒音・振動公害の計測法 | 騒音・振動に対する法対応は公害対策基本法において法的規制を講じることが明示されています。また規制法は一般居住環境、自動車交通騒音、航空機騒音、新幹線鉄道騒音等の騒音・振動発生源に対してそれぞれ定められています。これらの騒音・振動に対する公害対策を講じるためには騒音・振動測定は不可欠なものとなっています。 |
JS0307 | 省資源と資源回収 | より少量の投入でより多くの産出を取り出すことが省資源化の目的の1つと考えられます。そのため、省資源化対策として製造産業においては、製品の小型化・軽量化、部品数の削減・共通化などが実施されています。また近年は省資源をはじめ、省エネルギー・環境問題等が重視され、従来廃棄物として処理されていた資源を回収し、再利用・再循環させるシステムが各産業分野で試みられています。本テーマでは、固形廃棄物を除く省資源と資源回収について紹介しています。資源の再利用についての詳しい情報は環境工学分野(S5)を参照してください。 |
JS0308 | 省エネルギー(エネルギー工学・熱工学) | 本テーマは、経営工学・エネルギー工学・熱工学の各分野について、省エネルギーに関する各種報告の紹介をしています。具体例を挙げると、マーケティング・原価管理・設備管理・品質管理等(経営工学)、エネルギー消費・エネルギー政策・エネルギー貯蔵・自然エネルギー等(エネルギー工学)、熱機関・空気調和・冷凍等(熱工学)に関連する多くの報告がなされています。これらはほんの一例であり、事例報告を含む幅広い構成となっています。 |
JS0309 | 省エネルギー(電気・機械・金属工学) | 本テーマは、電気工学・機械工学・金属工学の各分野について、省エネルギーに関する各種報告の紹介をしています。具体例を挙げると、家庭電器・発電・電動機等(電気工学)、流体機械・産業機械・自動車等(機械工学)、金属加工・金属の製錬/精錬等(金属工学)に関連する多くの報告がなされています。これらはほんの一例であり、事例報告を含む幅広い構成となっています。 |
JS0310 | 省エネルギー(環境・化学・農林水産) | 本テーマは、環境工学・化学工業・農林水産の各分野について、省エネルギーに関する各種報告の紹介をしています。具体例を挙げると、環境汚染・環境衛生・公害対策等(環境工学)、化学工学を含む全般(化学工業)、農業・食品工業・発酵生産等(農林水産)に関連する多くの報告がなされています。これらはほんの一例であり、事例報告を含む幅広い構成となっています。 |
JS0311 | エネルギー回収 | エネルギー回収は、二酸化炭素の削減や省資源にもつながり、環境面・経済性に対して有効な方法の1つです。例えば、排熱エネルギーを新しいエネルギー源として回収することにより、利用効率の向上・最適化を図ることが可能となります。廃熱ボイラは、熱エネルギーを蒸気で回収する設備の一例です。本テーマでは、エネルギー回収に関して全般的に網羅するとともに、廃熱利用・廃熱ボイラについても紹介しています。 |
JS0313 | 遺伝子組換 | 「遺伝子組換」とは、遺伝子操作の一つで、DNA 分子の特定部位を切り出して他のDNA分子に結合させることを言います。これにより従来なかった形質をもつ生物をつくることができます。この技術を応用したもので、なじみの深いところでは、「遺伝子組換食品」があります。このテーマは、「遺伝子クローニング」に主眼をおいて記事を集めました。 |
JS0315 | 生体モデル | ヒトの各器官(循環系、呼吸系、筋骨格系、皮膚、視覚、聴覚など)のモデル、およびシミュレーションの情報を提供します。生体の仕組みを応用した製品作成、ヒトへの影響を直接測定できない場合に利用する生体モデル、各種測定への利用などの情報です。ニューラルネットワーク(ヒトの脳の神経回路網をモデルに構築された情報処理システム)については「JS0508ニューラルネットワーク」(J1)をご利用ください。 |
JS0316 | 生体計測の技術とシステム | 人体の視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の測定や様々な脳の測定法、筋力測定、骨の剛性や血流の測定など人体に関わるあらゆる測定をはじめとして、マウスや犬、牛、豚、猿などの動物の計測に関する情報を提供いたします。具体的には脳波計、心電計、心音計、血流計、超音波診断装置、嘘発見器などの医用電子検査装置、生体信号解析などを含みます。わずかですが植物の計測に関する文献も含まれています。 |
JS0317 | 生体工学 | 生体工学は生体の持つ機能を人工的手段で実現し、活用しようとする工学の一部門です。ミクロサイズの生体分子モーターを使用した輸送システムから、人工関節、人工骨、人工皮膚などを医療分野で生体へ臨床応用するマクロサイズ利用まで、幅広い情報を提供します。 |
JS0318 | 化学物質の生体内蓄積 | 生物が外界から取り込んだ物質を環境中よりも高い濃度で生体内に蓄積する現象を生体内蓄積といいます。環境汚染物質であるDDT、PCB、ダイオキシンなどの化学物質についても高濃度の蓄積が起こることが知られていますが、このような化学物質は環境中で分解されにくいため、汚染は長い間続きます。さらに食物連鎖の高次に位置する生物でより高濃度に蓄積されるためその生物に影響を及ぼし、環境問題に発展する場合もあります。このテーマは「生体内蓄積」のうち環境汚染物質などに主眼をおいて記事を集めました。 |
JS0324 | 悪臭と防止技術 | 悪臭物質にはメチルメルカプタン・硫化水素などの硫化物、アミン類・アンモニアなど多くの物質があり、悪臭防止技術は悪臭物質とその濃度・条件により異なってきます。下水処理施設・畜産廃棄物・各種産業廃水などにおける活性炭処理・化学的処理・生物学的処理、水道水のかび臭の除去、食品の脱臭、体臭・口臭の消臭・脱臭、など多岐にわたる悪臭防止技術を紹介します。最近、酸化チタン光触媒使用製品による住環境・病院などでの脱臭法が注目されています。 |
JS0327 | プラスチックの押出成形 | プラスチック成形材料を押出機中で加熱加圧して流動状態にし、それをダイから連続的に押出して成形する方法です。連続的に大量に生産するのに適しています。この方法によりパイプ、棒、異形押出品、被覆電線、シート、フィルム、などが成形されます。各種押出成形機、押出ダイス、押出コーティング、押出成型品などプラスチックの押出成形に関する文献を紹介します。 |
JS0328 | アモルファス金属 | 結晶性の金属と異なり、長距離にわたる秩序性をもたない、ランダムな原子配列をもつ金属をアモルファス金属といいます。製法には、液体状態からの急冷、金属蒸気の蒸着、溶液中の金属イオンの電着、高エネルギー粒子線による結晶金属の照射などがあります。これらの製法により、2種以上の元素を含む非晶質の合金が得られます。アモルファス金属は原子配列の無秩序性を反映して、張力などの異方的な外力に強い、酸などに侵されにくい、磁気特性が優れている、放射線損傷を受けにくい、などの性質を示します。既にトランスの鉄心材料や光磁気ディスク媒体などに利用されていますが、新機能材料としてさらに幅広い応用が検討されています。 |
JS0329 | アモルファス半導体 | 結晶性の半導体と異なり、長距離にわたる秩序性をもたない、無定形状態の半導体をアモルファス半導体といいます。代表的なものにカルコゲナイドガラスや水素化アモルファスシリコンがあり、溶融状態からの急冷、蒸着、グロー放電などの方法で作製されます。カルコゲナイドガラスは、バンドギャップエネルギーが小さく、赤外域での透明性が高いなどの特徴があり、複写機や撮像素子の感光体、光ファイバなどに用いられています。水素化アモルファスシリコンは、不純物ドーピングによって価電子制御が可能で、薄膜トランジスタ、太陽電池などに用いられています。この他にも、種々の光誘起現象を利用したさまざまな応用が検討されています。 |
JS0330 | 超LSI | 超LSI(Very Large Scale lntegrated Circuit)は,従来の大規模集積回路(LSI)をさらに高密度,高速度化したものです。現在、パソコンから家電製品などに使われています。新しい超LSIの設計、生産プロセス技術や超LSIを使った製品などについての記事を集めました。 |
JS0332 | 耐熱高分子材料 | 軽量で加工性に優れたプラスチック材料は様々な分野で利用されていますが、熱安定性を向上させた耐熱性高分子が開発されてからは、電子材料分野におけるプリント基板などその利用の幅が更に広がってきています。本テーマでは、耐熱性高分子材料に重点を置いた文献を紹介します。主にポリイミド、ポリオキサジアゾール、ポリベンゾイミダゾール、ポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾチアゾール、ポリチアゾールからなる高分子材料を取り扱います。性質や試験については「JS0332耐熱高分子材料」に詳しくまとめてあります。「JS0975スーパーエンジニアリングプラスチック」でも耐熱性高分子についてまとめてあります。 |
JS0333 | 高分子膜 | 傾斜高分子膜の膜透過、金コロイドとカチオン性高分子膜とからなる無機有機ナノ複合膜、含ふっ素高分子膜の化学センサ分子膜への応用、 高分子超薄膜、高分子単分子膜・交互吸着膜・LB膜等の構造解析、ポリペプチド膜の構造および機能制御、シリコンゴム膜・アルミナ多孔質膜・バイコールガラス膜などの開発、高分子薄膜の塗布プロセスフィリング(充填)重合膜の作製などカレントな情報を提供しています。 |
JS0334 | セラミックの化学工業への利用 | 物性・機能をもつ機能性セラミックスや構造用セラミックスの材料物性全般、材料力学、材料試験に注目した文献を紹介します。次に、ジルコニウム系やチタン系のセラミックス、耐火物、陶磁器およびセメントのような従前からのものを除くセラミックスについて、化学工業分野への利用を関する文献を紹介します。なお、次の各テーマの文献は、ここで紹介する対象から除いていますので、別途テーマのもとの文献を参照してください。「JS0439 セラミックスコーティング」、「JS0441 セラミックスの加工」(以上、いずれもC6 セラミックス)、「JS0116 セラミックスの電子工学への応用」(N4 電子工学)、「JS0335 生物科学分野へのセラミックスの利用」(E4 生体工学)、「JS0336 セラミックスの機械工業への利用」(Q1 機械工学一般)。 |
JS0335 | 生物科学分野でのセラミックの利用 | セラミックスは材料として汎用性が広く、PSZ、SIALON、エレクトロセラミック、エンジニアリングセラミック、ガラス、機能性セラミック、強化セラミック、サーメット、セメント、耐火物、陶磁器、ニューセラミック、バイオセラミック、ファインセラミック、煉瓦等様々な複合材料として使用されています。生物科学分野および農林水産分野、医学分野におけるセラミックスの研究、開発に関する文献を集めました。 |
JS0336 | セラミックの機械工業への利用 | セラミックは、ニューセラミック、エンジニアリングセラミック、エレクトロセラミック等、高度な機能を持たせたものが次々に開発されています。ここでは、それらの、エンジンや多種多様な機械部品への利用に関する文献を紹介します。セラミック工具は「JS0027 切削工具および切粉処理」(Q4機械工作、機械の組立)を、セラミック材料の機械加工、接合などは「JS0441 セラミックの加工」(Q4機械工作、機械の組立)を参照してください。 |
JS0338 | 合成金属 | 合成金属とは、金属のような電気的性質や金属光沢などをもつ「有機伝導体」のことを言います。これらは主に導電性の高分子や電荷移動錯体から構成されています。一般に有機化合物は絶縁体とされていましたが、2000年度にノーベル化学賞を受賞した白川英樹博士により導電性を有するポリアセチレン薄膜が合成されて以来、研究開発が進み現在では商品化に至っています。合成金属には、ポリアセチレンのほかにポリチオフェン、ポリピロール、ポリアニリンなど様々な物質が研究されてます。 |
JS0339 | 機能性高分子 | 近年、高分子に様々な機能性を付加した新規材料が開発されており、これらを総じて機能性材料と称します。本テーマではイオン交換樹脂、吸水性高分子、高分子液晶、高分子剤、高分子触媒、高分子電解質、酸化還元高分子、分解性高分子、両親媒性高分子などに関する文献を紹介します。なお、機能性高分子のうち導電性高分子、感光性高分子、高分子膜は本テーマに含まれておりません(スコープ・注記をご覧ください)。 |
JS0340 | C1化学 | メタンなどの炭素原子1個の化合物を原料とし,目的とする物質を合成するC1化学は,地球環境問題,エネルギー資源問題などの有力な対策方法として注目を集めています。例えば豊富な天然ガスやバイオマスから製造されるメタノールを燃料電池に用いクリーンなエネルギー源とする研究,メタンや一酸化炭素,二酸化炭素などを用いるさまざまな反応のための各種触媒の研究などが行なわれています。 |
JS0341 | ジルコニウム系およびチタン系セラミック | ジルコニウム系、およびチタン系のセラミックは、従来のセラミックには無かった様々な長所を持つ機能材料として注目されています。透明なセラミック、高硬度のセラミック、導電性のセラミック、耐食性や耐摩耗性に優れたセラミックなど。様々なセラミックの製法と特性、さらには複合材料としての利用、積層構造などを用いた傾斜機能材料としての利用や、医療分野でのバイオセラミツク利用についての研究が進められています。 |
JS0342 | 熱エネルギーの貯蔵 | 本テーマは熱エネルギーの貯蔵、すなわち蓄熱について紹介しています。蓄熱とは文字通り熱を蓄えることで、様々なエネルギーを熱に変換し蓄えることにより再利用します。蓄熱を利用したものとして、蓄熱式の空調システムがあります。蓄熱式空調システムは電気代を大幅に節約するだけでなく、省エネルギー性に優れ、環境破壊の問題になっている二酸化炭素の発生も抑制でき、環境に優しく注目されています。空調分野以外にも、エネルギー工学・熱工学・その他関連分野について、蓄熱に関する記事を網羅します。 |
JS0343 | 地熱エネルギー | 地熱エネルギーとは、地球の内部で生成され、蓄積されてきた熱エネルギーのことです。地熱資源とは、比較的地表に近い場所に蓄えられた地熱エネルギーを資源として利用するもので、温泉(浴用)、暖房・熱水利用(家庭用、農業用、工業用)といった用途があります。地熱発電では、坑井から噴出する天然蒸気を用いてタービンを回して発電を行っています。本テーマでは、地熱発電・地熱エネルギーに関する記事はもちろん、地熱利用・地熱開発・地熱探査・地熱井(チネツセイ)についても紹介しています。 |
JS0345 | バイオマス | 農作物や用材・薪炭材を含む木や草などの植物体、畜糞、下水汚泥などの廃棄物はすべて生物由来の有機物であり、これらうを総称して「バイオマス」とよんでいます。バイオマスは、地球環境問題の解決オプションとなり得る新たなエネルギー源として注目されており、現在、地球上には森林や海洋をはじめとする広範な地域に渡って膨大な量のバイオマスがストックとして存在しています。ここでは、各種バイオマス廃棄物から、バイオガスやエタノールなど、ガス化、液化などのエネルギー変換技術や各種利用技術に関する文献を記載しています。 |
JS0346 | 燃料メタノール | 燃料メタノールは主に自動車用燃料として用いられています。メタノールを改質器で水と反応させて水素を取り出し、燃料電池で酸素と反応させて発電し、モータを駆動しています。本テーマでは自動車及び自動車燃料についてはもちろんのこと、エネルギー工学・熱機関・液体燃料工業分野のアルコール燃料並びにメタノールに関連する記事についても紹介しています。 |
JS0348 | 光学メモリ | 光学メモリとは、コンピュータの外部記憶装置として使用されるもののうち、レーザー、つまり光で情報を読み書きするものの総称であり、CD-ROM、光ディスク、光磁気ディスク(MO)等を指します。近年では、光学メモリはコンピュータのみならず、CDやDVDのプレーヤにも用いられています。光学メモリの記憶密度向上に向けては、媒体の材料についての研究、記録・読み出しを行うための各種レーザーの技術開発研究が行われています。最近では、ガラスや結晶を材料とした三次元メモリシステムなども登場しています。 |
JS0350 | LAN | LANに関するシステムアーキテクチャ、システム解析、システム構築に関する問題を紹介しています。情報ネットワークの普及に伴い、セキュリティ面が重要になってきていますが、ネットワーク不正アクセス防止、利用者認証、プロトコル、IPアドレス管理など、システム運用管理に関する問題も多く見られます。また、LANを活用したシステム例(在庫システム、生産システム、監視制御システムなど)や、光通信LAN、ミリ波無線LAN、WLANなどに関する技術展望、市場戦略、市場動向などを紹介しています。 |
JS0353 | コンピュータビジョン | コンピュータビジョンとは人間の視覚の機能をコンピュータにより実現させる技術で、マシンビジョンとも呼ばれます。ロボットの視覚システムや、人間の視覚を代行した画像診断システム・工場での自動検査システムなどに応用されています。このテーマでは、コンピュータビジョンの活用事例解説、より正確なコンピュータビジョン実現に向けた研究等を紹介しています。 |
JS0355 | 音声情報処理(機械翻訳文献を除く) | 音声情報処理とは、音声を用いて情報を入力する音声認識や、言語情報を音声に変換し出力する音声合成を目的として、主としてコンピュータを用いて音声信号の分析や音声情報の処理を行うことを言います。音声の圧縮や変換を伴う、高能率な音声の伝送、記録に関わる信号処理も含まれます。ここでは機械翻訳文を除く文献を対象にマンマシンインターフェースの観点からの音声情報処理のほか、聴覚障害者を被験者とした音声認識に関する実験報告等を紹介します。 |
JS0356 | 健康食品 | 現在、特定保健用食品や健康食品が市場にあふれてきています。またインターネットの発展により、誰もがいつでも手軽に手に入れる事が出来ます。製品形態も様々で、加工食品として食品から得られるものやサプリメントとなっているものがあります。しかし近年、「医薬品成分が検出されたダイエット用健康食品」などの報告もあります。また、機能性食品と健康食品の位置づけにも曖昧なところがあります。この分野では身体によい健康食品を中心にその紹介だけでなく、有害物質が検出された製品の紹介,食品の成分分析に関する文献も集めています。 |
JS0358 | モノクローナル抗体 | モノクローナル抗体は単クローン性抗体とも呼ばれる生理活性物質であり、B細胞と腫よう細胞の融合細胞(ハイブリドーマ)から生産される単一種の抗体のことを指します。その抗原特異性の高さから、生物学、医学の分野などで特定物質の同定、分離、定量、さらに疾病の診断、治療にまで広く応用されています。モノクローナル抗体を用いた免疫療法として、腫ようの治療に関する取組みも盛んに行なわれています。 |
JS0360 | チタンとチタン合金 | チタン及びその合金は軽くて、耐食性及び耐熱性に優れているので一般工業用材料として多種多様な用途に使われています。機械工学、金属工学、熱工学、原子力工学、材料力学、材料試験等の各分野におけるチタン及びその合金の文献を取り上げます。また、鉱山工学におけるチタン鉱、チタン鉄鉱、チタン磁鉄鉱等の文献も併せて取り上げ、チタンという材料のもつ魅力を紹介します。 |
JS0361 | 形状記憶材料 | 形状記憶材料は材料を変形しても,ある温度以上にすれば元の形に自動的に戻るという性質をもつため産業用あるいは医療用材料として幅広く利用されます。ここでは,形状記憶合金をはじめ形状記憶セラミックス,形状記憶樹脂,形状記憶繊維など形状記憶特性を有するさまざまな素材を対象にして,その機構や用途に関する文献を挙げ,これらの材料のもつ可能性を紹介します。 |
JS0362 | ガスタービン | テーマに関して、発電システムとの関連で書かれている記事が多く含まれています。ただし、本テーマでは、ジェット機関や航空機に関する記事は含まれていません。ガスタービンに関して、熱工学的視点で書かれた記事を中心に、多角的かつ幅広い記事をご覧いただくことができます。 |
JS0363 | ヒートポンプ | オゾン層破壊や温暖化の防止など環境負荷低減のためヒートポンプの作動媒体はフロン系から自然冷媒(例えば二酸化炭素)へと転換しつつあります。ヒートポンプは空調装置に使われることが多いのですが、加熱殺菌装置への適用など、応用範囲は広がっています。新しい原理のヒートポンプなど最新の研究開発成果を含めて紹介します。 |
JS0364 | ヒートパイプ | ヒートパイプは金属管などの内側に液体を閉じこめ、内部の蒸発と凝縮を利用して熱を効果的に伝えるもので、構造が単純で熱伝達能力の高い熱輸送機器です。人工衛星の放熱器やパソコンのCPUによる発熱を抑えるために実用化されています。ロードヒーティング、空気調和装置、凍結物の解凍、など幅広い用途に利用できるよう様々な研究が行われています。より熱伝達能力が高く、より遠くに熱を輸送でき、耐腐食性に優れ、熱応答性のよいものを目指して様々な研究が行われています。 |
JS0367 | 誘導結合プラズマ発光分析及び原子発光分析 | ICP分析、MIP分析を含む原子発光分析法についての記事が記載されています。ICP及びMIP分析では使用するプラズマが高温であり、試料中の殆どの元素が90%以上の効率でイオン化されるため、非常に高感度な元素分析が可能です。ICP‐MS(誘導結合プラズマ質量分析)、ICP‐AES(誘導結合プラズマ発光分析)を用いた元素分析についての記事が多く、分析対象としては土壌、水、飛灰等の重金属及び放射性同位体が多く見受けられます。 |
JS0369 | ホルムアルデヒドと健康影響 | ホルムアルデヒドは建築材料用の接着剤などに使用されてきたため、新築の家等で室内空気の汚染の原因となることが多く、健康被害を引き起こすことが知られています。シックハウス症候群をはじめ、ホルムアルデヒド類による人体の健康への影響についての記事を集めました。 |
JS0372 | 浮遊粒子状物質と大気汚染、健康被害 | 空気中に排出される粒子状物質で、粒径の小さい粒子は長い間空気中に滞留します。粒径が10μm以下の粒子は浮遊粒子状物質と呼ばれ、環境基準の対象になっています。可燃物の燃焼によるフライアッシュ、ディーゼル排気粒子、粉塵などの浮遊粒子状物質による大気汚染は、我々の健康を脅かしています。ここでは、浮遊粒子状物質の発生源、試料採取方法、分析/測定方法、生物への影響、健康被害、及びその対策などについて記載します。 |
JS0374 | フロンによる環境汚染と防止対策 | 冷媒、エアロゾル噴霧剤などとして使用されるフロンは、地上の生物を太陽の紫外線から守るオゾン層を破壊するものとして問題になっています。ここでは、フロンによる環境汚染とその防止対策とともに代替フロンの研究についての文献も含まれています。 |
JS0376 | 印刷技術 | 最新の印刷技術に関しての記事を多角的かつ網羅的にご覧いただけます。インターネット、文書管理、レーザー技術、アナログ画像、ディジタル画像、画像処理システム、電子写真、編集システムなどとの関連で書かれた様々な印刷技術についての記事を含んでいます。 |
JS0377 | 家庭電化製品 | 家庭で使用されている各種電化製品の新しいアイディア、改良などの技術の紹介です。たとえば、洗濯機の遠心循環型泡洗浄技術、建物外から電気機器の使用実態を把握するモニタリングシステム、家庭用空気清浄機使用室におけるガス状汚染物質濃度予測、人体防護評価に関連する中間周波磁界の測定法、インターネット経由の遠隔地機器制御、輸入電気機器の解体の健康への影響、フィン付き熱交換器の霜生成の実験など、参考となる技術を沢山紹介しています。 |
JS0378 | 防災・防犯用センサ | 火災・爆発・自然災害および犯罪などに対して、被害を最小限にくいとめるためには、予防的な防災事業の実施とあいまって、ひとたび災害が発生した場合に被害の拡大防止および施設の復旧を行うことが必要です。火災報知設備および防犯・防火・防災・非常設備に関するセンサ・検出器・警報装置・警報システムの記事を紹介します。 |
JS0380 | 超微粒子 | 直径が0.1μm以下(1nm以上)のごく微小な粒子は同じ物質でも元の状態とは全く異なる物性、挙動を示すものが多い。このようなナノ(10億分の1)メートルオーダの超微粒子の特性、構造、製造法、装置、また電磁気学的、物理化学的、光学的性質などを応用した材料などについてご紹介します。 |
JS0381 | アモルファスセラミック(ガラス等を除く) | 金属の酸化物、窒化物、炭化物などの焼結体をセラミックといいますが、構造が制御でき、高機能性の性質を持つセラミックはファインセラミックやエンジニアリングセラミックと称され、多くの分野で利用されています。その中で、結晶構造をとらないセラミックをアモルファスセラミックといいます。アモルファスセラミックは、高温からの高速冷却によるバルク試料、気相の堆積による薄膜、また、メカニカルアロイングによる粉体、そして繊維状の形に作製され、構造部品、電子素子等に利用されています。ガラス、ほうろう関係は含まれていません。 |
JS0386 | 農業・食品工業の廃水処理 | 田畑で使われている大量の農薬が、川などに流れ込み汚染につながっています。食品工場では,多品種少量生産や生産量の変化に対応できる排水処理が求められます。 農業食品工業の廃水処理について幅広く文献を収集しました。 |
JS0388 | 化学工業・燃料工業の廃水処理 | 化学工業一般から有機化学工業、燃料・爆薬工業、石油化学工業など化学工業全般における廃水処理を紹介します。処理法としては、ろ過や逆浸透などの物理的処理から凝集や脱塩などの化学的処理、生物学的処理などの方式を紹介します。 |
JS0390 | 生体代行システム | 生体の様々な臓器、器官、組織の機能を肩代わりする、人工的に作成した各種生体代行装置の情報を提供します。人工肝臓、人工心臓、人工肺などの人工臓器、各種義歯、人工関節、人工筋肉、人工四肢、人工血管などです。この分野の進歩はめざましく、新しい医用材料の開発や基礎研究、臨床応用もさかんです。 |
JS0393 | 海洋土木 | 海洋土木とは、海洋工事、海洋開発、海中作業などを扱う土木工学の一分野です。海上プラットホーム、海中作業基地、沖合人工島、海底パイプラインなどの海面または海中の工事を、海洋工事と呼びます。土木分野における海洋開発とは、港湾、漁港、人工島、海上架橋、海中トンネルなどの建設を指します。各種施工報告の他に、海底地盤の海洋構造物の支持力解析、海洋調査船などの論文も一部含まれています。 |
JS0395 | 粉砕機 | 粉砕とは化学工学の分野において機械的な方法によって固体を破壊して微粒子を作り出す操作であり、そのための装置を粉砕機と言います。一般的に粒度の大きな場合に用いるクラッシャや粒度の小さい場合のミルなど様々な種類があります。また、建設機械として用いられる破砕機(クラッシャ)や生ごみ粉砕機などの文献も含みます。 |
JS0396 | 混合装置 | 混合とは2種類以上の物質を混ぜ合わせて均一な状態を得ることであり、そのための装置を混合装置或いは混合機と言います。混合装置の種類には攪拌機、ミキサ、混練機などが含まれます。また、造粒機や成形機と兼用される複合機能を備えたものもあります。混合装置自体の特性に関する文献から、混合装置を用いた各種化学的操作などに至るまで様々な文献について紹介しています。 |
JS0397 | 集塵装置 | 集塵装置は、建設・金属・鉱山分野や粉末を扱う産業では産業衛生の観点から不可欠のものであり、また、資源の回収にも有効に活用されています。また、精密電気・機械、生化学、医療分野などでは、空気や水などを浄化するための集塵装置が広く使われています。これらを実現する、サイクロン集塵機、集塵フィルターなどの各種集塵装置やその理論等についての記事を集めました。 |
JS0398 | 濾過装置 | ろ過は、最も原始的な物質の分離法の一つですが、その効率の高さから、いろいろな場所で利用されています。ろ過装置も、単純なものから、回分式の砂層ろ過器、圧ろ器、真空ろ過器などいろいろあり、水道処理から実験室レベルまで、その規模も様々です。最近の、ファイン化した化学・薬学・医学・機械等の各分野では、空気や水、試薬等に十分な純度が要求され、また、廃棄物や汚染物質についても細心の処理・管理が要求されますが、これらの実現のためのろ過装置の役割は減ずることがありません。 |
JS0399 | 金属磁性材料 | 多くの金属元素および合金、金属間化合物は磁性を示す物質であり、磁性材料として重要な物質となっています。磁性材料にはその用途から永久磁石材料、磁気記録材料、磁気歪材料、硬磁性材料、軟磁性材料等があります。またこれらの用途にあった磁性材料を作成するために組成を変えたり、様々な処理、加工が加えられています。磁性材料の中でも重要な金属磁性材料についての記事を記載しました。 |
JS0400 | 酸化物磁性材料 | 酸化物の多くは電気的に絶縁体です。したがってその中で強い磁性を示すもの、たとえば代表的なフェリ磁性体であるフェライトは高周波磁化に対して損失が少ないため、フェライト磁石や、磁気記録材料、硬透磁率材料として欠くことのできないものとなっています。これらエレクトロニクスの分野に広く用いられている酸化物磁性材料についての記事を記載しました。 |
JS0401 | 金属とその化合物の毒性 | 金属による毒性というと、水銀による水俣病、カドミウムによるイタイイタイ病などが思い浮かびます。ここでは幅広く金属の毒性について取り上げました。亜鉛,ヒ素、アルミニウム、鉛、ニッケル、鉄、銅、クロムなどが含まれます。動物実験成績、食品中の安全性、環境問題、生体内蓄積など、多面的に検討します。 |
JS0407 | ガスクロマトグラフィー | ガスクロマトグラフィーは気体状態にした試料をキャリヤーガスに乗せて分離を行うクロマトグラフィーです。固定相が固体のとき、気‐固クロマトグラフィー、固定相が液体のとき、気‐液クロマトグラフィーといいます。後者は有機化合物一般の分析に広く用いられています。ここでは、ガスクロマトグラフィーを用いた分析で、主にクロマトグラフ用カラム及び固定相について検討している記事が記載されています。分析対象としては環境及び食品中の有機化合物、薬物、農薬が多く見受けられます。 |
JS0408 | ガスクロマトグラフ検出器 | ガスクロマトグラフィーは気体状態にした試料をキャリヤーガスに乗せて分離を行うクロマトグラフィーです。ここでは、ガスクロマトグラフィーを用いた分析で、クロマトグラフ用検出器を扱っている記事が記載されています。検出器としては炎イオン化検出器、電子捕獲検出器、フォトダイオードアレイ検出器、炎光光度検出器が多く、分析対象としては環境及び食品中の有機化合物、薬物、農薬が多く、石油、石炭化学の文献も見受けられます。 |
JS0411 | 電機工業の合理化・省力化・コストダウン | 電機・電子工業およびコンピュータ産業における合理化・省力化・コストダウン(原価低減)に関する記事を網羅的に提供しています。 |
JS0412 | 機械工業・運輸業の合理化・省力化 | 完全自動化・無人化の他にも、機械あるいは運輸システムのヒューマンインターフェイスを評価・改善し、作業者の負担を軽減をすることで生産性が上がり、合理化・コストダウンが図れます。ここではシステムの自動化の他に、様々な事例や研究も含まれます。 |
JS0414 | 化学工業における合理化・省力化 | 生産計画・工程の最適化、過剰作業の抑制、自動制御システム、デジタル化、低価格製品の開発、プロセスの高収率化、設備稼働率の向上、製品のコンパクト化、リサイクル、環境保全、原価計算・投資効率計算などの経営手法、将来予測など、化学工学・化学工業分野(写真化学を含む)で合理化・省力化・コストダウンのために使われる技術や理論を紹介します。 |
JS0415 | 化学工業における品質管理 | 工業生産において品質管理は重要な項目です。従来からの統計的品質管理に加えて、最近では品質を保証するシステムを整備するISOが普及しつつあります。さらに環境汚染に対しても品質管理の考え方を適用することが重要です。化学工業の様々な分野および環境汚染防止における品質管理の手法、品質管理の実例、企業の製造現場における取り組み等を掲載します。 |
JS0417 | 機械工業における品質管理 | 品質管理は顧客の要求にあった品質の製品を経済的に作り出す手段です。これを効果あるものにするには品質とコストの両立を可能にする製造工程や生産設備が必要です。しかしそれだけでは不十分で、現場だけでなく管理部門を含めた全社あげての取り組みが求められます。品質向上を目指す機械工業各分野における具体的事例を紹介します。 |
JS0418 | 電機工業における品質管理 | 電気機械・電気電子装置・各種回路等、電気工学分野における製品の品質管理・品質保証・製品検査等に関わる文献を紹介します。プリント基板・航空電子機器・はんだ付け疲れ等の信頼性設計、原子力発電機装備の宇宙探査機のリスク分析と,その評価、半導体デバイスの最適歩留りと最低試験費用を達成するための全試験システム、電気機械の状態監視における信号データ収集、定性推論法を用いたブラシレスDCモータの定常状態における突発的な故障に対する診断手法などの技術文献が網羅されています。 |
JS0419 | 固形廃棄物の資源化 | 1)各種産業廃棄物の再利用・資源回収利用2)生ごみ・廃木材などの有機性廃棄物からのメタン発酵、ガス化、糖類などの有用物質発酵生産3)都市ごみ焼却灰からのセメント原料生産4)ごみ発電5)埋立処分地ガスの収集システム など幅広く固形廃棄物の資源化が行われています。最近、次世代型ごみ処理技術として「ガス化溶融技術」が注目を集めています。ごみを直接燃焼せずに熱分解ガス化後に燃焼するため燃焼特性に優れると共に、焼却灰を排出せず溶融スラグとして再利用するため資源回収に有効で、最終処分場を大幅に低減できる利点もあります。 |
JS0420 | スラッジの資源化 | スラッジは汚泥ともいい、河川や湖沼などの水底に沈澱しているもの、下水処理場で分離除去された汚泥物、建設工事などで出てくる汚泥物などがあります。これら汚泥を原料として堆肥、肥料、土壌改良剤、道路舗装剤、あるいは燃料などとして有効利用している文献を紹介します。 |
JS0421 | 農業廃棄物の資源化 | 資源やエネルギーの循環・効率化、農業による環境負荷の軽減などを目的として、農業廃棄物の資源化が進められています。作物残さ、家畜糞尿、食品副産物、農業廃棄物関連の下水汚泥等の堆肥化を中心に、ビニルハウスなどに使われる農業用廃プラスチックの再生処理など、様々な技術が開発されています。また、資源化の技術には、悪臭の発生や土壌・水系等に与える負荷を軽減する処理方法の選択や開発が求められており、その観点からの技術も併せて紹介します。 |
JS0422 | 水産食品の衛生・汚染 | 新鮮な魚介類を生食することに食品的な価値があります。従って生食に起因する寄生虫、細菌および自然毒による食中毒の危険性が常に存在します。水産食品についてその規制,分析など食品衛生に関する文献を収集しました。 |
JS0423 | 畜産食品の衛生・汚染 | 人間は動植物から必要な栄養を摂取しています。毎日体内に摂取する食品は、安全でなおかつ有益な物でなければいけません。このテーマでは肉製品、卵製品、乳製品をはじめ、畜産食品製品の菌による汚染状況とその殺菌法、微生物検査法、衛生試験、食品分析法、毒性などに関する記事の他、その製造工程、貯蔵に関する記事も集めました。また、個々の原材料となる食肉、乳汁の衛生面、安全性などに関する文献も集めました。 |
JS0424 | 加工食品の衛生・汚染 | 食品の衛生管理ができていなければ、安心して食品を口にすることができません。汚染された食品による食中毒によって、私たちの命が奪われてしまうこともあります。規則や分析手法なども含め、食品衛生、汚染に関する記事を集めました。なお、 水産食品の衛生・汚染については、JS0422(F2),畜産食品の衛生・汚染については、JS0423(F2)をご覧ください。 |
JS0425 | 破壊力学の理論 | 金属材料や非金属材料(プラスチックやセラミック)、複合材料や積層材料に生じた亀裂および亀裂状欠陥の成長挙動、破壊機構について解明研究します。これらの亀裂は延性破壊、脆性破壊、疲れ破壊などによって生じます。破壊力学は線形弾性破壊力学と弾塑性破壊力学に大別され、前者は、亀裂先端近傍の応力やひずみ場を応力拡大係数を中心にして評価し、後者は、J積分や亀裂先端開口変位によって評価します。CFD(亀裂エネルギー密度)による三次元亀裂評価法も扱います。 |
JS0426 | 構造用鋼材の破壊力学 | 建築、橋、船舶、車両、その他の構造物に利用される構造用鋼と各種構造物の他に圧力容器等に利用され、高引張強さをもつ高張力鋼を取り上げ、これらの破壊力学に関する文献を紹介します。また、材料力学の観点から、破壊に至るまでの亀裂、亀裂開口変位、応力拡大係数、脆性、延性等、構造用鋼及び高張力鋼の破壊力学に関する文献を幅広く紹介します。 |
JS0427 | 非鉄金属材料の破壊力学 | アルミニウム、チタン、銅およびそれらの合金、またこれらをベースにした複合材料化を図った材料は、軽量で耐食性、強度や耐熱性に優れていることから航空機、自動車、鉄道車両などの構造材料などとして広く用いられています。これら材料を安心して用い、破壊事故から生命・財産を守るため、とりわけ各種の破壊に対する力学的見地からの事前チェック・予測、必要な対策の検討は、絶対欠かせません。また、弾性力学、塑性力学、疲れ、クリープ、さらに腐食も同時に、破壊力学と関連させて考慮する場合もあります。そのような文献を紹介します。 |
JS0428 | コンクリート材料の破壊力学 | コンクリートの破壊、亀裂、劣化に関する記事を紹介します。コンクリートの破壊については、鉄筋・鉄骨鉄筋コンクリート部材(柱、梁、スラブ、橋脚など)や無筋コンクリートの変形挙動実験、変形挙動解析法、破壊挙動、力学的性状(圧縮、引張、曲げ、せん断耐力)、コンクリートと温度応力などに関する記事を含みます。コンクリートの亀裂については、コンクリートのひび割れ性状、収縮・亀裂制御、亀裂がコンクリートの劣化(炭酸化・塩化物浸透など)に及ぼす影響などを含みます。また、コンクリートの劣化度評価、欠陥評価、ひび割れ深さ評価、コンクリートの劣化と強度などに関する記事も紹介します。 |
JS0429 | 石油・燃料施設の安全管理 | 石油・燃料施設では、高温、高圧の可燃物を取り扱うなど特殊な条件下での作業が要求されます。このような施設、プラントで要求される安全設計、運用管理など多方面における安全管理に関する文献を集めました。 |
JS0433 | 事務機・家庭用品へのマイコンの応用 | マイクロコンピュータ、マイクロプロセッサの事務分野、家庭電化分野、テレビジョン、空調装置、通信工学分野への応用技術を紹介します。計算機ハードウェア・ソフトウェアの主体となる分野はここでは扱っていません。 |
JS0438 | 合成ゼオライト | ゼオライトは三次元網状構造を持つアルミノケイ酸鉱物の一種で、イオン交換能と弱く保持された結晶水を持っています。加熱により結晶水を脱離すると吸着能が発現しますが、分子レベルの径の細孔を持つため分子のサイズを認識して吸着性が変化する分子ふるいの特性があります。古くは無機イオン交換体として硬水の軟化に使用されました。様々な特性、孔径、安定性のゼオライトが合成されるようになり、分子のサイズを識別する吸着分離、乾燥をはじめ近年では分子レベルの大きさを認識する触媒および担体として化学工業、石油精製工業等で広く利用されています。合成ゼオライトに関するこれらの情報を提供します。 |
JS0439 | セラミックコーティング | 金属材料やセラミックス、サーメット、煉瓦等を含む非金属材料などの基材に、ほうろうがけ、セラミックスあるいはサーメットの単層あるいは多層のコーティング層を、イオンめっき、溶射、化学蒸着、物理蒸着等により形成させると、例えば切削工具に耐摩耗性を与えて工具寿命の延命、また耐熱合金の表面に耐酸化腐食性・耐熱障壁性を与えることもできます。また異種・同種材料からなる積層材料や傾斜機能材料のような新材料の創製もできます。さらに上記以外の各種の物性や機能をもつセラミックスのコーティング層の場合には、それら機能を活かした電気・電子工業、光学分野などへの応用も図れます。そのような文献を紹介します。 |
JS0440 | 感光性高分子 | 機能性高分子の一種である感光性高分子は、光照射により重合、分解、橋かけする特性を持っています。半導体集積回路を製造する工程で、感光性高分子はフォトレジストとして利用され、サブミクロンサイズのパターン形成に欠かせない材料となっています。また、印刷分野においても、感光性樹脂版として解像度の高い精彩な印刷製版を可能としています。このほか、紫外線硬化塗料など幅広い分野で感光性高分子は利用されています。 |
JS0441 | セラミックの加工 | セラミックについて、各種の加工と成形、拡散溶接、ろう付けなどの接合など、幅広い記事が含まれています。また、セラミックには、ファインセラミック、ニューセラミック、機能性セラミック、エンジニアリングセラミック、サーメット、傾斜機能材料を含みます。加工・成形に関しては、HIPやCIPなどの粉末冶金的手法のものを含んでおり、セラミックの加工に関し、多角的な記事をご覧いただけます。 |
JS0442 | 医薬品および化粧品の包装 | 包装はその製品のイメージにとって重要なだけでなく、中身を保護したり品質を維持したりする役目も持っています。とくに医薬品は、包装が内容を識別する上でも重要だったり、単なるイメージのためのものという以上の役割があります。包装や包装のための機器について、とくに医薬品や化粧品分野における動向や話題などをお届けします。 |
JS0443 | 遺伝子工学を用いたホルモン、薬物等の生産 | 遺伝学実験技術、バイオテクノロジーを利用した各種ホルモン、薬物、生理活性因子、農薬の産生に関する情報を提供します。 |
JS0446 | 生体適合材料 | 医用材料を中心に生体適合材料の開発が進んでいます。生体適合材料を用いて人工臓器が作成されていますが、まだまだ完成とは言い難い部分もあるようです。生体適合材料およびそれらを使った技術に関する記事を集めました。 |
JS0447 | 画像処理(医学・生物系) | 医学・生物科学・農林水産分野における画像処理について取り上げています。医学の分野では、X線画像やコンピュータトモグラフィによる断面画像、超音波画像等、多種多様な画像が検査や診断に利用されており、それらの画像のコンピュータでの処理・認識が既に広く行われています。ここでは、医学・歯学分野において、より精度よく任意箇所を抽出・計測するための画質向上技術の開発例や、臨床での適用例が報告されています。また、生物学分野では、生態系分布を示す画像の処理・解析、動植物の画像からの内部機構や成分の解析例が挙げられています。 |
JS0448 | 組立ロボット | 組立ロボットは生産ラインにおける組立の自動化を実現し、作業者数の削減と同時に、単位時間当たりの工場経費を低減する上で重要なツールといえます。同ロボットの適用の可能性について経済性、生産性、将来性などの側面から検討します。加えて、ロボットのソフトウェアアーキテクチャーを始め、ロボットアームの運動や制御技術、CCDカメラと画像処理装置との組合せ、位置決め装置などについても対象とします。さらにロボットのインテリジェント化も扱います。 |
JS0449 | 溶接ロボット | 自動車ボディーの溶接に大量の産業用ロボットが使用されていることは広く知られています。しかしそこで使われるスポット溶接は適用分野のひとつに過ぎません。ロボットによる溶接の自動化は各分野・各産業で拡大中です。その一方で多くの溶接ロボットは固定型・教示再生型であり、教示作業に多大な時間とコストが掛かるといった問題点もあります。またトラブル発生時の復旧作業の迅速化なども課題です。最新の研究成果を含めて紹介します。 |
JS0450 | 工業用ロボット | 工業用ロボットは各種製造業で活躍しているロボットの総称です。その主な役割として塗装、パレタイジング、ハンドリング、包装などがあげられます。また活躍の場も地上のみならず水中作業用にも使用されています。様々な分野で利用されているロボットの紹介やロボット用モータなどの構成要素も含まれています。なお、組み立てロボットはJS0448(Q4)、溶接ロボットはJS0449(U3)、介助ロボットはJS0784(Q1)をご覧ください。 |
JS0451 | ダイヤモンド工具 | ダイヤモンド工具の種類は多く、超微細加工や超精密仕上げに用いられるものからセラミックなどの非常に硬い物質の加工に用いられるものまで多種多様です。ここでは用途に応じた各種ダイヤモンド工具の製作法とそれを用いた加工上の問題などを取り上げます。 |
JS0452 | 高温超伝導 | 超伝導は物理学に科学として大きな成果(BCS理論の確立等)を納めましたが、これを応用する上では転移温度が低いことが最大の難点でした。しかし1986年に30K以上の酸化物超伝導体が発見されて以来、世界的な超伝導研究ブームが始まり、転移温度が100K以上の新物質が続々発見されています。これらの新しい物質群における高温超伝導の発現機構の解明が大きな課題となっており、BCS理論に替わるべき理論の提案が多数されています。この世紀の大発見である高温超伝導についての記事を掲載しました。 |
JS0453 | 光ファイバセンサ | 光ファイバセンサは近年幅広いパラメータを感知できるようになり、各種の測定に活用されています。測定対象は、圧力測定、温・湿度測定、濃度測定、磁場測定、歪み測定、振動測定、流速測定、海洋観測、材料損傷検査、食品検査など、多岐にわたります。その他活用事例としては、構造物や複合材料の振動制御・モニタリング、地震探査、着色工程の制御、微生物検査などが見られます。また、光ファイバセンサそのものの解析、数学モデル、機械的挙動に関するものも見られます。 |
JS0454 | ポリマー電池 | 次世代電池として研究開発が進められているポリマー電池は、リチウムイオン電池の一種ですが、電解質か正極のいずれかに高分子材料を使用するもので、多種類があります。その特徴は、小型、薄型、軽量でありながら高性能(長持ちする等)であること。なかでも高分子電解質型のリチウムイオン電池については、小型オーディオ機器や、モバイル情報通信機器、特に携帯電話やノートパソコンの電源として、従来のイオン電池に取って代わるべく、本格的な量産が検討されています。 |
JS0456 | ヒ化ガリウム系化合物半導体 | III‐V化合物半導体の代表的な化合物で、GaAs、GaAlAs、GaInAsなどが知られています。結晶は閃亜鉛鉱型構造となります。禁止帯はシリコンの間接型とは異なり、直接型であり、電子移動度は室温でシリコンの場合の6倍と高いのが特徴です。現在、シリコンに次いで半導体材料として多く使われています。直接型の禁止帯を利用した半導体レーザや発光ダイオード、高移動度を用いたHEMTなどの素子への応用が実現されています。 |
JS0457 | Ⅲ-Ⅴ化合物半導体(ヒ化ガリウム系を除く) | 周期表IIIb族元素(B、Al、Ga、In)とVb族元素(N、P、As、Sb)から成る化合物半導体をいいます。GaAs、GaN、AlGaAs、InGaAsPなどが有名です。大部分が閃亜鉛鉱型結晶構造となります。シリコンとは異なり、直接遷移型バンド構造を持ち、電子移動度も高いため、発光ダイオード、レーザダイオード、超高速、高周波素子の材料に使われています。Ⅲ‐V化合物半導体は3元、4元系の固溶体を形成し、禁止帯や格子定数を自由に調整できるため、ヘテロ接合、量子井戸、人工超格子などを作製し、量子現象の研究に利用されています。 |
JS0458 | II-VI化合物半導体 | 周期表IIb族元素(Zn、Cd、Hg)とVIb族元素(S、Se、Te)から成る化合物半導体をいいます。CdS、ZnSe、HgTeなどが代表的な化合物です。大部分が閃亜鉛鉱型あるいはウルツ鉱型結晶構造をとります。単結晶を成長させるのは比較的難しいため、材料としてはヘテロエピタキシャル成長による薄膜として利用されています。禁止帯は直接型となり、GaAs系材料よりギャップが大きいため、青色を発振するDHレーザがZnSe系で実現されています。 |
JS0459 | 画像処理(理工学系) | この項目では、画像処理のうち、基礎分野、医学・生物科学・農林水産分野以外のものをとりあげています。応用力学、制御、基礎化学、応用化学、宇宙・地球科学、エネルギー、原子力、電気、熱工学、機械、建設、環境、交通、鉱山、金属などの理工学系分野への画像処理の応用例があります。 |
JS0461 | 水素貯蔵合金 | 水素貯蔵合金は水素吸蔵合金とも呼ばれています。多量の水素を吸収した後、一定の条件下で放出できるので水素の貯蔵・輸送に適しています。この特徴を生かして水素を燃料とする自動車、水素電池、ヒートポンプ等への応用が検討されています。 |
JS0462 | 結晶成長(エピタクシー) | エレクトロニクス産業、半導体メーカは、数多くの画期的な新素材及び加工法を生み出してきました。超伝導性セラミックからダイヤモンド薄膜にいたるまで、また将来の電子デバイスや光デバイスにおいても、分子線エピタクシー(MBE)法などのプロセス技術はますます重要性を増してくるものと思われます。有機金属エピタクシー(MOMBE)法、気相エピタクシー(VPE)法などの結晶成長技術、それらのデバイス応用などをご紹介します。 |
JS0463 | 結晶成長(エピタクシーを除く) | 様々な結晶成長技術・装置、金属の結晶成長、酸化物半導体・有機半導体・超伝導体の結晶成長、セラミックの結晶成長などについて、結晶成長過程の観察・測定、分析、結晶成長機構の解明、結晶成長シミュレーション、結晶成長の制御、評価など最新の研究成果と技術開発動向などをご紹介します。エピタクシーに関する記事については「JS0462 結晶成長(エピタクシー)」(B3)をご参照ください。 |
JS0464 | 画像処理(基礎) | 画像処理は、人間の視覚で画像として認められる形態の情報、例えば印刷物や写真等をディジタル画像化し、画像を入力情報としてシステムで特徴抽出やパターン認識、画像変換処理を行う技術と、画像を出力として作り出すコンピュータグラフィックス等の技術に大別されます。ここでは、画像データの処理・解析・圧縮手法の提案や、規定の符号化方式の評価検討といった、画像処理の技術面に関する基礎研究の報告がされています。なお、CAD、パターン認識、人工知能、医用画像、に関するものは除いています。「JS0469~JS0471の CAD」、「JS0023パターン認識」「JS0485、JS0486人工知能」(J2) |
JS0465 | 超音波の応用(生物) | 超音波を対象物に発射し、対象物から反射して返ってきた信号(エコー)によって対象物の位置、形、動き、性質を知ることができます。人体などに害がなく、繰り返し使用できることから、各領域のスクリーニングや診断、治療に広く利用されています。ライフサイエンス分野における超音波の応用について幅広く文献を収集しました。 |
JS0466 | 超音波の応用(理工学系) | 超音波による金属、プラスチック、セラミックの非破壊試験をはじめ、超音波溶接、超音波加工、超音波による各種計測法、超音波モータなどの文献を紹介します。また、超音波の可視化や超音波の空中や水中での伝搬などの基礎的な文献も紹介します。超音波診断などは「JS0465 超音波の応用(生物)」(E2 医学)を参照してください。 |
JS0467 | 超伝導材料 | 超伝導材料の開発は、より高い臨界温度の実現を求めて、新しい超伝導物質の提案が活発に試みられています。超伝導線の実用材料として多く用いられるのは、NbTi系合金及びA15型金属間化合物ですが、さらに高い臨界温度、臨界磁場を持つ物質(高温超伝導体)として酸化物超伝導体が注目されています。酸化物超伝導体はセラミック材料の一種です。その代表格は、陶磁器で粉末冶金と呼ばれる方法で作られます。しかし実用線材にいたるまでに解決しなければならない問題が数多く残っています。直流電気抵抗がゼロになるという超伝導材料についての記事を記載しました。 |
JS0468 | 超伝導の応用 | 超伝導は、その特異な性質により実用的な面でも各方面で応用されています。中でも超伝導磁石は小型軽量の装置で強磁場を発生させることができるため、その応用は物理実験から生物学、医療、発電、エネルギー貯蔵など広い分野にわたっています。また超伝導を用いた超伝導素子は電子計算機、磁場の精密測定、超伝導トランジスタ等へ多方面に利用されています。超伝導の様々な応用についての記事を記載しました。 |
JS0469 | CAD(基礎) | CADとは、Computer Aided Designの略称で、コンピュータ支援設計とも言われています。コンピュータ、グラフィックディスプレイ、自動製図器などを利用して、コンピュータに仕様と条件を与えることによる「自動設計」とコンピュータによる「自動製図作業」を対話的、自動的に行うシステムです。特に三次元的デザインを行う場合に、設計ミスの発見や設計時間の短縮に効果があります。ここでは、ソフトウェアツールとしてのCAD、あるいはCADシステムの概略や現状、開発例について論じています。 |
JS0470 | CAD(電気分野) | 電気工学分野の文献に限った、計算機支援設計の技術を紹介します。VLSI相互接続の信号タイミング解析、マイクロプロセッサのクロックツリーなどの解析、MEMSベースデバイスの無線通信、石油・燃料ガス生産、プロセスモニタリング、医療診断などの多くの応用分野への短期間の設計・商品化するための援用、FET・HEMTの入力電力レベル、バイアス、および基本周波数の変動に対する正確な大信号応答を与える一般化モデルへの非線形CADへの適用などの文献例もあります。 |
JS0471 | CAD(機械・その他の分野) | 近年、CADは様々な工学分野での設計・デザインやシミュレーションに導入されています。ここでは制御工学、経営工学、熱工学、応用熱力学、機械工学、建設工学、金属工学、化学工学、ゴム・プラスチック工業、紙・パルプ工業、繊維工業等におけるCADの利用例を紹介しています。 |
JS0472 | 樹脂系複合材料(製造・性質) | 本テーマでは、FRPなどの繊維強化プラスチックをはじめとした樹脂系複合材料の製造と性質に重点を置いています。製造法では、SMC(シート状材料)、BMC(バルク状材料)などの成形法や強化プラスチックの効率的な成形に関連した文献を紹介します。性質については、材料試験、材料力学、物理的・化学的性質など、樹脂系複合材料の性質について網羅的に文献を紹介します。なお、樹脂系複合材料の利用や応用に関する文献は除きます。 |
JS0473 | 樹脂系複合材料(利用) | 樹脂系複合材料はマトリックスにプラスチックを用い、充填材として繊維を用いた繊維強化プラスチックが一般的です。ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)は耐腐食性が良いため、小型船舶・タンクなどに使われることが多く、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は比強度・比剛性が極めて高いため、スポーツ用品・航空宇宙機器などに多く使われています。また、ウォーターフロントの開発に伴い海洋構造物の建造が増加するとともに、厳しい塩分環境下において鉄筋の腐食という問題に直面していますが、耐腐食性に優れたアラミド繊維強化プラスチックの開発など、自動車用材料、FRP船、FRP水圧管、プラスチック管、プリント配線基盤など樹脂系複合材料の利用についての文献を紹介します。なお、樹脂系複合材料の製造、性質、試験などに関する文献は除きます。 |
JS0474 | 騒音(共通事項、屋内騒音) | 騒音に関する共通事項、工場騒音、建物の防音・遮音・吸音とその材料・消音・消音器など主として屋内の騒音問題に関しての記事を幅広く、多角的にご覧いただけます。アクティブ消音、振動・騒音の計測技術、床材の遮音性能、騒音の可視化、癒しの環境デザイン、数値計算法による床衝撃音防止技術、航空機のエンジン低騒音化技術などについて書かれた記事を含みます。 |
JS0475 | 騒音(交通騒音、建設騒音) | 道路交通、鉄道、航空機、船舶などの交通騒音、及び土木工事・建設工事等による騒音など主として屋外の騒音問題に関して、騒音の測定方法・測定値、法律による騒音規制、騒音の防止対策などについて記載します。騒音の防止には、各種エンジンの改良、高速鉄道のパンタグラフ・車両形状の改善など騒音源への対策、及び遮蔽壁・吸音板などによる騒音抑制、サイレンサーによる消音など発生した騒音への対策があります。 |
JS0476 | 機械設備の保守 | 原子炉、発電プラント、飛行機、自動車、人工衛星等、ありとあらゆる機械設備は、その運転の信頼性を確保するため、あるいは長期にわたり有効利用するため、そして何より事故を起こさないために、“保守”を行うことが欠かせません。ここでは、そのメンテナンス法、診断法、検査法等について、個々の事例を紹介します(保全技術の共通事項も含みます)。 |
JS0477 | 電力設備の保守・信頼性 | 電力工学の電力設備(発電所から変電所まで)に限らず、産業界一般における電気設備の保守と信頼性に関する記事を対象としています。すなわち、工場の電気関連施設・装置に関する保守と信頼性までも含まれます。この保守と信頼性には、他に故障検出、非破壊検査まで含まれています。 |
JS0478 | 電子・通信機器の保守・信頼性 | 電子デバイス(LSI、半導体チップ、高密度実装、フォトレジストパターン、はんだ実装など)についての保守、欠陥検査、顕微鏡検査、信頼性解析、故障解析に関すること、また、計算機システムやハードウェア、モバイルシステム、ネットワークなどのシステム信頼度、システム管理に関することを紹介しています。 |
JS0479 | 非破壊試験(欠陥検査) | 材料や構造物の健全性に対する要求が高まるにつれ、試験体を切断等しないで破損の原因となる亀裂や空孔等の欠陥を検査・検出できる非破壊試験が注目されています。非破壊試験には放射線検査、電磁気検査、超音波検査、浸透検査、機械的検査、AE(アコースティックエミッション)検査等さまざまな方法があります。欠陥を検出する検査方法をはじめ、材料の疲れ、亀裂、寿命、破壊の観点から非破壊検査に関連する文献を紹介します。 |
JS0480 | 非破壊試験(計測) | 一般に使用される材料そのものや共用している構造物を対象として、破壊を起こさずに、各種の欠陥や欠陥以外の状態、汚染、内部構造、損傷、亀裂発生、亀裂伝搬、材質などの試験や検査並びに振動や張力の計測などを行ない、品質、健全性あるいは信頼性を確認することは、どんな分野でも欠かせません。ここでは、その内の欠陥検査は対象外とし、欠陥以外の事象の放射線、超音波、磁気、渦流、浸透などによる検査および計測に関する文献を紹介します。なお、生物科学、農林水産および医学分野における超音波診断・検査などは、「JS0465 超音波の応用(生物系)」(E2 医学) をご参照ください。 |
JS0481 | 蒸着(基礎) | 17世紀のトリチェリの真空実験後19世紀半ばにファラデーらにより真空中での薄膜形成が行われたのが物理蒸着(PVD)の最初と言われています。20世紀に入り真空蒸着技術が実用化され、1947年W.ショックレーらにより発明された半導体素子(トランジスタ)により様々なPVD、化学蒸着(CVD)による薄膜形成技術が急速な進歩を遂げました。次世代の機能性素子などの研究においても、PVDやCVDなどの技術は必要不可欠と考えられます。電子部品、金属表面処理への応用は「JS0482 蒸着(応用)」(U3)をご参照ください。 |
JS0482 | 蒸着(応用) | 電子部品、金属表面への応用を中心に無機工業薬品・無機材料、ガラス・セラミック被覆の各分野における蒸着に関する文献を取り上げます。多くの方法がある物理蒸着及び化学蒸着をはじめ、各種スパッタリング、気相めっきも含めました。方法としての蒸着の他に蒸着装置や蒸着膜の性質等、蒸着についての文献を多岐にわたって紹介します。なお、応用ではなく基礎的なものは「JS0481 蒸着(基礎)」(B3物質の構造、物性)をご参照ください。 |
JS0483 | 情報検索 | 情報検索システムは、大量に蓄えられたデータから利用者が必要に応じて容易に検索できるようにしたシステムです。対象となるデータは、論文、書物、特許、ニュース、株価などがあります。自分に必要な分野や質問を登録しておき、一定の期間ごとに情報を送ってもらえるSDIサービスや、情報整理技術、リファレンスサービスなども含みます。データベース管理システムなどは、「JS0484データベースシステム」(J2 電子計算機の利用)をご参照ください。 |
JS0485 | 人工知能(基礎) | 人工知能は、AI(artificial intelligence)とも呼ばれます。人間の頭脳の働きの、認識・推論・問題解決をし、その結果として行動を指令し、学習するといったことを解明しようという学問分野のことですが、そこから発展して頭脳の機能をコンピュータで実現することが目的とされています。人工知能(基礎)では、マルチエージェントシステム、遺伝的アルゴリズム、データマイニング等、人工知能の研究により発展した技術を用いての情報処理システムなどを紹介します。 |
JS0486 | 人工知能(応用) | 現在、人工知能は工学の様々な場面で応用されています。人工知能(応用)では、人工知能システムの帰納的推論や学習といった機能を利用した構造物設計、人工知能システムを組み込んだロボットの開発等があります。 |
JS0489 | ファクトリオートメーション | コンピュータを活用した制御により工場作業を自動化すること、または自動化に使われる制御機器のことを、ファクトリーオートメーション、FA(Factory Automation)といいます。このテーマでは、工場現場でのFA事例や自動化の基盤となる要素技術、FMS(Flexible Manufacturing System、フレキシブル生産システム)に関する文献等を紹介しています。 |
JS0490 | 高速液体クロマトグラフィーとその検出器 | 原理的にはカラムクロマトグラフィーと同じで、分離をできるだけ迅速に行おうとするものであり、分離速度は一般に 100~1000倍も高速化されています。高速下でも物質移動を最適化し、分離効率を低下させないためには、高性能なカラムが要求されます。また、高速化のためにカラムを小さくすると、試料保持量も少なくなり、微量試料導入器と高感度検出器が必要となります。ここでは高速液体クロマトグラフィー及びその検出系について広く文献を掲載しました。 |
JS0491 | ドラッグデリバリーシステム | ドラッグデリバリーシステムとは、薬物投与の最適化のために、生体内であらかじめ設定された薬物放出、組織到達性を示すようにデザインされた薬物投与システムです。デリバリー(delivery)は配達、つまり郵便物が名宛人にのみ届けられるように、目的の部位にのみ送達するという意味を有します。システムは、この剤形が主に高分子材料を用いた薬物を含ませてつくったデバイスであり、薬物とデバイスの複合系であることに由来します。良く知られているのは、局所作用的な消化器系作用薬が多いですが、麻薬性および非麻薬性消炎解熱鎮痛剤、抗けいれん剤、催眠剤、抗生物質、抗悪性腫瘍薬など全身作用を適用とするものもあります。 |
JS0492 | コンピュータセキュリティ | 近年のコンピュータおよびそのネットワーク化の進展により、コンピュータや格納されたデータを不正な侵入やコンピュータウイルスから保護するセキュリティ技術へのニーズが高まっています。このテーマでは、コンピュータセキュリティに関する文献を広く紹介しています。 |
JS0495 | パソコン通信 | ネットワークを利用したパソコンの技術を紹介します。冬期道路の雪氷路面や吹雪等による視程障害等の運転環境での高度広域情報提供システムの有効性、GPSとNTP(Network time protocol)を用いた船内コンピュータの時刻整合法、インターネットを利用した操船シミュレータ、無線LAN信号とスペクトル拡散クロックを採用するパソコンからの妨害との干渉、SpamやUCEと呼ばれる迷惑メールの傾向や特徴分析、学習支援端末に依存しない携帯電話・PC両用掲示板、ウェアラブルコンピューティング環境におけるメールを用いたP2P型情報共有システム、集合を用いたメーリングリスト管理システム、家電機器の動作状態変化をメールやWebを用いて遠隔から安否確認など沢山の技術があります。 |
JS0496 | 移動通信 | 船舶電話や自動車電話として活用されてきた移動通信(無線情報通信)も、最近はディジタル化され、モバイルシステムや携帯電話に代表される移動通信が飛躍的に普及しています。移動通信システム(CDMAやOFDMなどのディジタル接続方式に関するものが中心)についてのシステム解析(システムアーキテクチャ、システムモデル、チャネル間干渉、伝送特性など)を紹介しています。また、システムの運用管理の問題(同期制御、信号検出、チャネル割当、ダイバーシチ手法)、モバイルマルチメディアコミュニケーションなども扱っています。また、応用面では、道路情報通信システムについての、自動電波測定、車車間通信、ネットワーク型標識システム、ITSネットワーク基地局などに関する文献も見られます。 |
JS0497 | コジェネレーション(熱併給発電) | 内燃機関で発電し、その廃熱を利用して蒸気を発生させ、更に発電を行ったり、熱を取り出すシステムをコジェネレーションといい、熱併給発電ともいわれています。内燃機関には主にガスタービンが使われますが、小規模なものになるとディーゼル機関やガス機関さらには燃料電池を利用する場合もあります。取り出した熱はヒートポンプにより冷暖房を行ったり、工場での加熱、煮沸などに使われ、省エネルギーを実現するための唯一の技術といっても過言ではありません。 |
JS0498 | 太陽電池 | 太陽電池デバイスの製造技術を中心に太陽電池の大規模発電やエネルギー貯蔵利用、宇宙利用、建造物や都市計画等の各種応用面も含む文献を紹介します。デバイス製造技術としては、半導体薄膜の特性向上、非晶質半導体の特性評価、光電変換効率の向上等があります。応用としては、ハイブリッド発電、電力貯蔵システム、各種動力装置の駆動源も含みます。太陽光発電については「JS0013 直接発電」(N2 電力工学)を参照してください。。 |
JS0499 | 機能材料 | 従来の、機械的強度を追求する構造材料に対して、エレクトロニクス産業を支える電子材料のように、強度以外の高機能をもたせた機能材料が最近注目されています。ここでは金属材料、セラミック、繊維等から製造されるインテリジェント材料、傾斜機能材料をはじめ、さまざまな機能材料を紹介します。なお、高分子に関しては「JS0339 機能性高分子」(C9)を参照してください。 |
JS0500 | オプトエレクトロニクス | 21世紀は光情報化時代と言われ、光情報化社会の到来に先駆け、光ファイバや半導体レーザなどを中心とするオプトエレクトロニクス技術が通信、情報処理、計測・制御などの様々な分野で広く利用されています。2005年~15年、日本における通信は光ファイバ網と予測されます。最先端の光デバイスの研究開発、技術開発動向などをご紹介します。 |
JS0501 | 有機薄膜と薄膜装置 | 現代の情報化社会を支えている様々な電子機器には、半導体、磁性体、誘電体、有機物など極めて多彩な素材が組み合わされた薄膜が必要不可欠な要素として構成されています。10~100μm程度以下の薄い膜、特に0.1μm(100nm)程度以下のナノ(10億分の1)メートルレベルの厚みの超薄膜、有機半導体を含む有機化合物の薄膜、高分子薄膜、薄膜形成技術、薄膜装置などについて最新の研究開発動向と成果をご紹介します。 |
JS0502 | ポリウレタン | ポリマー鎖にウレタン結合(-NHCOO-)をもつ重合体をポリウレタンと称します。ポリウレタンは構造上非常に安定で、耐薬品性や機械的性質に優れた材料です。発泡したポリウレタンフォームは断熱性や耐衝撃性が良好なため、建築用材料や自動車部品に利用されています。ポリウレタン接着剤は、金属とプラスチックの接着性に優れた性能を発揮しています。また、耐摩耗性や耐侯性に優れたポリウレタン塗料など、ポリウレタンは幅広く利用されています。 |
JS0505 | バイオセンサ | バイオセンサとは、生物のもつ分子認識能を分子識別素子として応用したデバイス、システムで、化学物質に対する選択性が優れています。バイオセンサはセンサ部分(微生物、酵素、抗体、細胞など)と物理化学デバイスとから構成されていますが、その原理の多種多様さに対応して応用の可能性は無限に広がっているといえます。このテーマではバイオセンサに関する記事を集めました。 |
JS0507 | レーザによる疾病の診断や治療 | レーザー光とは特殊な装置を使ってルビーなどをはじめとしたレーザーを作るもとになる発振物質に外から強い光を当てることで、発振物質の原子から誘導的に無数の同波長光子を同時発生させ光です。様々な医療分野でレーザーが利用されています。レーザー診断治療について幅広く文献を収集しました |
JS0508 | ニューラルネットワーク | ニューラルネットワークとは、人間の脳の神経回路網をモデルに構築された情報処理システムです。多数の、簡単な関数計算を行うユニットが、互いにリンクしあうことで、並列処理の苦手な従来のコンピュータに較べ、人間の脳の処理に近い、柔軟な情報処理が行えるという特徴があります。本テーマでは、自然事象や組織構造といった状態の予測シミュレーションや、画像処理・パターン認識等へのニューラルネットワークの利用例やそのアルゴリズムも示します。 |
JS0510 | アクチュエータ | アクチュエータとは「各種の稼働エネルギーを機械的な変位や応力に変換する役割を果たすもの(機械工学事典より)」ですが、代表的なものとして油圧、電気、圧電、電歪、磁歪アクチュエータなどが挙げられます。最近は超音波やER流体、熱、光方式によるものも出てきており、マイクロマシンのような微細なものから航空機の翼を制御する大きなものまで応用範囲の広い情報を提供します。 |
JS0511 | 電磁しゃへい | 以下のようなさまざまな分野での電磁障害・電磁干渉問題を広く扱っています。1)無線通信(特にセルラ通信、ダイバーシチ通信、CDMAなどの移動無線)や衛星通信における電磁干渉の問題や、伝送品質・伝送特性に影響を与えるチャネル間干渉、フェージング、誘導雑音などの問題、およびその対策、雑音低減など。2)インバータ電源・スイッチング電源やケーブル類における電磁干渉、誘導雑音問題。3)ITS(高度道路交通システム)や電子装置、プリント回路・ICなどのEMC対策。4)電磁妨害波発生源の推定、測定。5)シールド効果や電波吸収体。6)導電性高分子材料、エンジニアリングプラスチックを用いた電磁しゃへいや帯電防止など。 |
JS0512 | 静電気の応用と障害防止 | 掲載例を以下、数件紹介します。複雑化した集積回路の静電気放電保護回路を最適化するためのデバイスシミュレーション、液晶ディスプレイ製造中でのガラス基板帯電工程-プラズマ照射工程と,搬送や固定の際の接触剥離工程-その静電気抑制対策事例、電磁放射線除去に有用な相溶性が高い新規導電性コンポジットレジンを利用して静電気を散逸、サーミスタ,静電防止,電子素子の電磁干渉カプセル化剤などに有用なオルガノゾル技術によって合成したCdS-ポリビニルアルコールの導電性ナノ複合材料等々、多くの分野に関係しています。 |
JS0513 | インバータ | インバータとは一般的には直流を交流に変換する装置、または直流電力を交流電力に変換する機器をさします。ここではそれらに加えて、インバータ方式(連続的に可変)に関する記事も提供しています。インバータもしくはインバータ方式は次のような分野で利用されています。電力系統分野で補償装置、系統連系の電力変換器への利用、電動機の駆動、無停電電源装置、家電製品での周波数制御、工作機械へのインバータ駆動方式の応用、などの電力系統から電力の利用末端での応用までの記事を含んでいます。 |
JS0514 | ビデオ技術 | 電子・通信・光学機器分野におけるVTR等のビデオ技術の紹介です。超高速現象を撮影する斜行直線CCD型画素周辺記録撮像素子(ISIS)を搭載した100万枚/秒の高速CCDカメラ、多カメラ監視対応の映像蓄積・検索・表示技術、侵入者の自動検知・追跡カメラの誤検出を抑制する画像処理アルゴリズム、小規模店舗での使用を想定した防犯用監視用デジタルレコーダ、天体観測用衛星搭載の微弱光の情景増幅に有効なイメージ増倍カメラ用の自動利得制御、光空間に劣化画像を写像してCCD信号依存雑音の適応抑制、プロ撮影師の手法分析を基に講義の自動撮影と放映:技術と撮影術、などです。 |
JS0515 | 空調技術および装置 | 空気調和に関わる技術は日々進歩を遂げています。冷房・暖房・換気・排気についての文献を集めました。空気調和に関わる基礎研究や応用研究のほか、効率の良い空調設備の運転方法、設備容量の決定方法など、実践的な記事もチェックできます。冷凍技術を用いた冷暖房や、冷凍機の排熱を利用するヒートポンプについても、新しい技術を紹介しています。また、自動車の空気調和技術についても多くの記事を収録しています。 |
JS0516 | 精密位置決め | 位置決め技術は多くの製造設備に用いられている技術であります。とくに工作機械では工作物の位置決めのために、位置検出器(センサ)、位置決め精度を確保するためのアクチュエータ、位置決め動作を迅速に行うための制御技術が検討されています。位置決め精度を高めるための精密位置決めでは、アクチュエータとして各種のサーボモータやリニアモータが使用され、制御方式としてクローズドループ制御、セミクローズド制御、オープンループ制御などが採用されています。この他に、機構要素として案内要素や運動伝達要素があります。 |
JS0518 | レアメタル | レアメタルとは、地球上の存在量が少ない金属や生産量の少ない金属のことを指します。このテーマでは、希土類元素、希土類合金、希有金属鉱石をはじめ、ニオブ、タンタル、インジウム、スカンジウム、ガリウム、ビスマス、ハフニウム、レニウムを取り上げ、鉱山工学、金属の製錬・精錬、金属材料、応用地質学の観点から文献情報を紹介します。 |
JS0519 | STM走査型トンネル顕微鏡 | 原子レベルで鋭くした金属プローブを試料表面へ10A程度に近付け、その間に流れるトンネル電流を測定し、プローブを圧電素子で表面上を走査することにより表面構造や表面電子状態を研究する顕微鏡をいいます。この顕微鏡により表面の原子を1個毎に「見る」ことが可能となります。また、この顕微鏡は真空中のみならず、液体、気体中でも使用することができるため、表面構造の研究が大きく進展しました。この顕微鏡で同時に行える走査トンネル分光法を組合わせた実験方法は、表面構造と表面電子状態の強力な実験方法となっています。 |
JS0520 | マイクロカプセル | マイクロカプセルは、医学・薬学分野でドラッグ・デリバリーシステムの期待を担う以外にも、材料分野などで非常に注目されています。合金の作成やメッキ、プラスチック工業、食品添加物、農薬、化粧品、感熱記録紙、インキ、繊維染色、人工臓器、液体廃棄物の処理など、幅広い分野での応用が見込まれています。製法に関する記事も含みます。 |
JS0524 | 組織培養 | 再生医療や薬効研究、ワクチン製造、品種改良や育苗に重要である組織培養についての文献を集めました。 |
JS0525 | 機能性食品 | 機能性食品とは、食品の持つ生理機能を強化した食品、法律的には平成3年から衛生改善法に基づいて制度化された「特定保健用食品」を指しますが、強化にこだわらず生体に対して当初機能性を持つと言われる食品も一部含みます。ここ数年で特定保健用食品の表示許可を取得した品目数は飛躍的に伸び、消費者の認知度も高まっています。 |
JS0526 | 食品の貯蔵、輸送、流通 | 野菜、魚介類、菓子類、果物類など、食品全域を対象に貯蔵安定性、流通システム、輸送手段に関する文献を集めました。貯蔵では冷蔵保存における鮮度や装置についての文献も集めました。また消費者志向に関する文献も含みます。 |
JS0530 | 防振技術(機械、材料) | 自動車、電車、工作機械、軸受け、半導体等、様々な機械装置においては、振動を防ぐための対策が種々講じられています。近年では、軽量化、低コスト化も重要なコンセプトになってきました。また、ゴム・ばね等の防振材料や防振装置の研究・開発も盛んです。ここでは、機械装置における防振対策や防振材料についての文献を紹介します。 |
JS0531 | 防振技術(構造物) | 橋梁や道路、各種建築物における振動やそれに伴う音を和らげる技術を紹介します。橋梁や道路そのものに対する防振技術の他、関連する事項として、道路などの振動による住環境への影響や、振動を防ぐ技術についての情報などを得ることができます。建築分野で近年注目を浴びている床衝撃音の低減技術や、性能表示が義務づけられた住宅に用いる材料の遮音性能を測定する技術などの分野について新しい情報を入手することができます。さらに、各種防振装置についても一部文献を紹介しています。 |
JS0534 | 地球の温暖化 | 人間活動の高度化に伴い化石燃料の使用量が増大しています。これに伴って、大気中へ放出される温室効果ガスの量も増加しており、地球規模での気温の上昇が進み、人間の生活に悪影響を及ぼしています。地球温暖化に対処する研究や実践が数多くなされており、ここでは温暖化の機構や温暖化をキーワードとした技術的な問題などを取り扱った記事が対象となります。 |
JS0536 | メカノケミストリー | 固体同士を反応させるには少なくとも一方の固体を溶解できる溶媒を使用するのが普通です。しかし固体同士をボールミルにより一緒に粉砕する方法で、固体同志の接触と摩擦熱により反応が進行する場合があることが見出されました。これをメカノケミストリーあるいは摩擦化学反応といいます。通常の反応では得られない量論比の化合物が生成したり、溶媒を使用しないため目的物の分離が極めて容易となる利点があります。メカノケミストリーの様々な例、理論、応用等を紹介します。 |
JS0538 | 遺伝子組替による品種改良 | 作物育種、水産養殖、畜産養鶏など、多様な分野で有用な形質を導入したり、有用な形質を導入するための基礎的研究を行っています。農業における様々な遺伝子組換の利用に関する文献を集めました。 |
JS0542 | 金型の製作 | 金型は自動車、電気機器、航空機などの部品を始め、光ディスクなどの製作にも使用されます。金型の種類としては、プレス金型、ゴムやプラスチック生産用金型、鋳型などがあります。金型の加工には、フライス・エンドミル加工、直彫り加工などの切削や内面研削、加えて放電加工、微細加工のためのマイクロ放電が採用されています。金型製作用のCAD/CAM(ソフトウェアも含む)についても扱います。更に金型加工面の改質法も対象になります。 |
JS0543 | クリーンルーム | クリーンルームは、浮遊微粒子の除去が求められる半導体、液晶、精密機械、フィルムの製造工場、および細菌類の除去が必要な薬品工場、食品工場、病院の手術室で適用されています。工業や医学の高度化により、クリーンルームにはさらなる高性能が求められています。クリーンルームにおける浮遊微粒子、気体、浮遊微生物等の汚染物質の除去技術(空調システム、フィルタなど)や、環境低負荷型の空調システム、防火対策、清浄度計測法など、クリーンルームに関わりのある記事を紹介します。 |
JS0545 | 自動車部品のリサイクル | 自動車あるいは自動車部品のリサイクルについて、最近は特に厳しく扱われるようになった環境問題に対する対応、あるいは資源回収・再利用の観点から見た文献を紹介します。自動車あるいは艤装品、車体構造の「再利用」、「再循環」、「資源再生」、「資源回収」、「有用物質回収」などのキーワードで検索した結果を示します。例えば、リサイクル可能な材料の開発・利用や、自動車廃ガラスの有効利用、世界各国の自動車リサイクルの現状、廃車処理とリサイクル技術といったテーマが扱われています。 |
JS0546 | 硬質金属 | 主に超硬合金を取り上げます。超硬合金はWC-Co系合金をはじめチタン、タンタルの炭化物が知られています。耐摩耗性に優れているため切削工具等に使われています。機械的性質についての文献や粉末冶金を用いた製造方法等を紹介します。 |
JS0549 | マイクロマシン | マイクロマシンとは一般的に人間の手の指先にのる程度の大きさ以下のものといわれています。そのため、その機械を構成する部品はμm(1/1000mm)単位の大きさとなり、従来の工学とはレベルの異なる技術が要求されます。生体内の検査や治療、分解できない箇所の検査などに応用されています。本テーマにはナノマシンも含まれています。 |
JS0551 | 強誘電体(液晶を除く) | 電場を印加しなくても自発的な電気分極(自発分極)を持ち、電場によりその方向性を反転しうる物質を強誘電体といいます。強誘電体は自発分極の発生する機構により秩序・無秩序型と変位型に大別されます。一般に強誘電体では顕著な圧電性、焦電性を示すため、力学エネルギー-電気エネルギー変換および熱-電気エネルギー変換の機能を有するトランスデューサとして広く用いられています。強誘電性は固体結晶において導入された概念ですが、最近では液晶や、さらにアモルファス高分子でも観測されています。 |
JS0552 | ダイヤモンド薄膜 | ダイヤモンドは天然ダイヤモンド以外,高圧・高温で合成されるバルクのダイヤモンド結晶が従来からありましたが,エレクトロニクスの進展と共に,低分子有機化合物から化学蒸着など気相成長法によって薄膜の形で成長させることが可能になってきました。ドーピングによって電気特性を様々に変化できることから,シリコンに替わる次世代の半導体材料としても注目されています。このようなダイヤモンド薄膜の作製法から応用まで幅広い情報を紹介しています。 |
JS0553 | レジスト | LSIなど半導体ウエハ上に微細なパターンを転写するリソグラフィー工程で使用される主に高分子の膜をいいます。レジストは、光、X線、電子線に対して反応する感光性材料でできています。レジストはパターンをウエハに転写すると共に、ウエハをエッチングや電子ビームで加工するときマスクとしての役目を果たします。光(X線、電子線)の照射部分が溶解するレジストをポジ型、溶解しなくなるレジストをネガ型と呼びます。最近のLSI製造は極めて微細になってきたため、露光に使う波長も紫外線、X線領域に近付き、それに適したレジストの開発が進められています。 |
JS0554 | 酸性雨 | 酸性雨とは、化石燃料の燃焼などにより大気中に放出された硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)などが雨滴に取り込まれ、pHが5.6以下となって降下した雨を指します。酸性雨被害は世界規模で起こっており、大きな問題となっています。各地域での酸性雨の測定、酸性雨・融雪水・雲水中などの化学成分の分析、土壌・湖沼の酸性化及び森林被害などによる生態系への影響、建造物・遺跡などの腐食、酸性雨中和などを記載します。 |
JS0555 | 農薬汚染 | 農薬汚染とは農薬が農産物や樹木などに対して使用されれるため食品中に残留したり、濃縮することです。健康に影響を及ぼす可能性があります。農薬汚染について幅広く文献を収集しました |
JS0556 | 包装材料(食品包装を除く) | 食品以外のための、包装紙、包装材料や包装副資材の新規あるいは資源の再生利用による製造、それらの包装材料を使って包装容器、紙製容器、段ボール箱などを製造する技術や機械に関する文献を紹介します。なお、食品包装は「JS0061 食品の包装」(F2 食品),包装技術および包装機械は「JS0095」(Q7 産業機械、精密機械、事務機)を参照してください。 |
JS0558 | 膜分離 | 再生水製造、ガス分離、廃液の膜分離、膜式高度生活排水処理システム、廃液処理超純水製造などへの逆浸透、限外濾過、精密濾過、透析などの膜分離技術の応用に関するカレントな情報を提供しています。 |
JS0559 | 無電解めっき | 電気的エネルギーを使わずに、被めっき物を溶液に浸漬してめっきを行う無電解めっきは化学めっきとも呼ばれ、金属以外のプラスチックやセラミック等の非導電性物体にもめっきすることができる利点をもっています。その他、複雑形状物に均一の厚さの皮膜ができ、設備・操作も簡便であるという利点ももっています。ここでは特に利用される分野や材料を限定することなく幅広く無電解めっきの文献を紹介します。 |
JS0565 | 食品のテクスチュア | 摂食行為に伴う咀嚼、嚥下との関係、食感品質、食品テクスチャの力学的特性を測定する機器などに関する文献を集めました。また、加工時の工程条件によっては摂食時の感覚である「口溶け」「舌触り」にも影響を与えます。これらについての文献も集めました。 |
JS0566 | 食品に対する嗜好性 | 一見害虫として扱われてしまう昆虫類にも、産卵しやすい野菜など種によっては様々です。また害虫防御のためにもこの情報は必要です。このテーマでは、人間に対する嗜好性の他、動物および昆虫に対する嗜好性に関する文献も集めました。 |
JS0567 | PROM、不揮発性/フラッシュメモリ | ユーザがROMライタという装置を使って一度だけ情報を書き込めるようにした読み出し専用装置PROM、電源を切っても記憶内容を保持することが出来る半導体メモリである不揮発性メモリ、何度でも電気的に記憶の消去・書き込みができるROMで、外部から電力を供給しなくても記憶が消えないため、デジタルカメラや家庭用ゲーム機などのメモリカードや、パソコンのBIOSの記憶などに利用されています。3種の技術動向を紹介します。 |
JS0568 | ソフトウェア設計 | このテーマでは、各種ソフトウェアやプログラム、計算機システムの設計開発に関する文献を広く紹介しています。 |
JS0572 | エキシマレーザ | 希ガスや金属原子を励起して形成した分子をエキシマと呼び、これを用いた気体レーザをエキシマレーザといいます。希ガス、希ガスハライド、金属ハライドなどでのレーザ発振が放電や電子ビーム照射によって、可視から真空紫外域で、高い発振効率で得られています。エキシマレーザは、光化学や紫外分光用の光源、医学分野への応用、半導体デバイスの微細加工用光源として利用されています。リソグラフィーへの利用に関しての記事も含まれています。 |
JS0573 | ICパッケージ | パッケージ作製手法として、新しいパッケージ、接合方法、接着剤、ボンディング、レーザによる穴あけ等の技術文献を紹介します。ICパッケージの特性・評価としては、破壊強度、塑性、熱特性、信頼性及び信頼性試験装置、計算機利用の解析モデリング等が含まれます。更に、ICパッケージ製造に伴う環境問題も含まれます。 |
JS0574 | 三次元測定 | 電磁気学、光学、計測技術、生体計測、機械工作、測量、画像処理、光デバイス、分光法などの分野における三次元(3D)測定の応用事例、各種三次元測定機(座標測定機)、3D計測システム、座標測定機の誤差分析、性能評価、データ処理システム、3Dソフトウェアなど三次元測定による精密測定の最新の技術動向をご紹介します。 |
JS0575 | エネルギーのトータル利用 | エネルギーシステムの評価には、省エネルギー性の評価だけではなく、経済性・運転性・環境性・安全性・社会性なども評価の対象となります。よって、トータルシステムとして合理的に設計することが不可欠です。本テーマでは、エネルギーシステムにおける、エネルギー管理・収支・消費、省エネルギーについて紹介します。利用面では、各種技術を組み合わせることにより効率化を図るトータルエネルギーシステムについても紹介しています。 |
JS0577 | 製造物責任(PL法含む) | 製造物責任:PL( Product Liability:プロダクト・ライアビリティ) とは、製品の欠陥によって消費者が損害を被った場合に,製品の製造者にその賠償責任を負わせることです。1994年には、製造物責任法、PL法が公布されています。このテーマでは、各種産業での製品責任の事例等を提供しています。 |
JS0579 | モレキュラシーブ | 分子サイズの細孔により種々の分子をその大きさにふるい分ける作用を持つ物質のことをいいます。ゼオライト、シリカライトや多孔性りん酸アルミニウム、有機高分子の熱分解で得られる分子ふるい炭素、粘土・グラファイトなどの層間化合物にも分子ふるい作用があります。分子の大きさの違いを認識する吸着分離、触媒反応等の他、ゲルろ過として異なる大きさの分子の分離やゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)として重合体の分子量の測定などにも使用されます。分子ふるいの合成、特性、利用等に関する情報を提供します。 |
JS0580 | 機能性セラミック | 従来、用いられてきた機械的強度に優れた構造用セラミックスに対して、強度以外の新しい機能を有するニューセラミックス、ファインセラミックスを取り上げます。高絶縁性、誘電性、圧電性、軟磁性等の電磁気的な特徴をもつ材料、あるいは透光性、遮光性等の光学的な特徴をもつ材料、そして伝熱性、断熱性等の熱的な特徴をもつ材料など、さまざまな機能を有するセラミックスを取り上げ、それに関する文献を紹介します。 |
JS0581 | 二酸化炭素の還元による化学品の製造 | 1997年12月に温室効果ガスの国際排出基準である京都議定書が採択され、温室効果ガスのひとつである二酸化炭素もその排出抑制が各国で検討されています。二酸化炭素の排出抑制は、海底や地中への貯留や有用化合物への変換が有効な手段とされています。本テーマでは、二酸化炭素を原料としたメタノールやメタンなどの有用物質の製造について取り扱います。触媒を利用した二酸化炭素の接触還元など、C1化学としても注目されている技術などを紹介します。 |
JS0582 | 自動車用燃料 | 自動車用燃料はこれまでガソリン,軽油を中心としてきましたが,石油資源枯渇,地球温暖化や都市部を中心とする大気汚染などの環境問題より,代替燃料開発の要求が高まっており,バイオガス,メタノールなどについての研究が進められています。また,従来型燃料についても製造技術等の改良によりその品質を高める研究が続けられています。 |
JS0585 | 生体の老化 | 老化を防ぐことは人類の最大の関心事の1つです。老化のメカニズムをめぐっては、遺伝子にあらかじめプログラムされている予定表に従って老化が進行するという”プログラム説”と、体細胞に不規則な変異が蓄積して細胞の機能が失われていくという考えに基づいた”エラー破局説”が提唱されています。また、これまでの考えとは異なる新たな老化のメカニズムの存在を示す研究結果も報告されています。動物個体から細胞レベルまで、生体の老化に関する記事を収録しています。 |
JS0588 | トランスジェニック動物 | トランスジェニック動物は外来性遺伝子を導入して得られる新しい形質を持つ動物で、1980年代初期、マウスで初めて報告されました。現在ではマウスやラットのような小動物に限らず、ウシやブタのような大動物、ショウジョウバエなどの昆虫でも作製が可能になっています。ショウジョウバエでは発生過程での遺伝子機能の解析が、ゼブラフィッシュでは神経系構築の解析等が行われています。また、ヒトの染色体断片を導入したマウスES細胞を用いてキメラマウスを作製する技術が開発され、ヒトの遺伝疾患・染色体疾患の動物モデルを作製する有力な手段として期待されています。トランスジェニック動物に関するさまざまな話題を集めています。 |
JS0590 | 睡眠 | 睡眠はからだのリズムと関係があります。たとえば体温のリズムは午前4時ごろ最も低く、それから徐々に上昇し、夕方4時ごろ最も高くなります。それからまた徐々に下がるわけですが、このリズムは狂うことなく、毎日およそ24時間周期で繰り返されます。このことを「サーカディアンリズム」といい、睡眠もこのリズムの一部です。睡眠には、脳の眠りであるノンレム睡眠と、体の眠りのレム睡眠があります。近年睡眠障害を訴える人が増えていますが、睡眠や睡眠障害についての知見をお届けします。 |
JS0601 | 害虫防除 | 限られた土地・労働力、変化してゆく自然環境、それらの条件のもとで作物の品質や生産性を高めるために、作物の栽培技術は日々進歩しています。ここでは、栽培技術、特に害虫とその防除技術に関する文献を集めました。 |
JS0603 | 病害防除 | 限られた土地・労働力、変化してゆく自然環境、それらの条件のもとで作物の品質や生産性を高めるために、作物の栽培技術は日々進歩しています。ここでは、栽培技術、特に病害とその防除技術に関する文献を集めました。 |
JS0604 | 生物的防除 | 限られた土地・労働力、変化してゆく自然環境、それらの条件のもとで作物の品質や生産性を高めるために、作物の栽培技術は日々進歩しています。ここでは、栽培技術、特に生物的防除技術に関する文献を集めました。 |
JS0605 | 繁殖管理 | ウシを中心に、胚の作出、核移植、保存、培地の改良などのクローン牛生産技術から、人工授精や発情同期化のような個体レベルまで、幅広い繁殖管理の研究や実践の情報を集めました。 |
JS0606 | 農業殺菌剤 | 農業殺菌剤は作物生産性の向上に多大な役割を果たしてきましたが、その弊害についても語られるようになってきました。ここでは、薬剤の製造法、効能など化学的性質、およびそれを使用することによって生じる作物の品質の問題や環境問題等、農業殺菌剤に関する文献を広く集めました。 |
JS0609 | 養液栽培 | 養液栽培は土壌に頼らない栽培法として、環境保全型農業としても注目されています。ここでは、代表的な養液栽培である水耕栽培はもちろん、砂、礫、くん炭、ロックウール、プラスチック素材など、様々な培地での養液栽培に関する文献を集めました。 |
JS0611 | アルコール飲料 | アルコール飲料と聞いて真っ先に思い浮かぶものは何でしょう。ビール、日本酒、ワイン、ウイスキーと人それぞれであると思います。おいしいアルコール飲料生産のための基礎研究や飲料中の各種成分の分析などの情報を提供します。 |
JS0612 | 清涼飲料 | 清涼飲料水の嗜好性に関わる香り、味わいに関する研究論文だけでなく、食品流通や貯蔵安定性に関する論文など幅広く集めました。商品の品質および安全性についての情報も含みます。 |
JS0613 | 食品副産物の利用 | 食品加工、水産加工などの工程上、発生した副産物のリサイクル化に関する文献を集めました。副産物の飼料化への取組、食品加工工程上では廃棄物となるオカラなどの資源への循環、また毒性のある副産物の無毒化、家畜糞尿堆肥化の発酵促進剤としての利用などの文献も含みます。 |
JS0618 | 非線形制御 | 非線形力学系に代表される非線形特性に対する制御が非線形制御です。倒立振り子の制御手法の研究が基本的なものですが、サスペンションや航空機の制御への適用など、実用的な研究が進行中です。 |
JS0619 | ASIC | ASIC(Application Specific Integrated Circuit)は特定のユーザーや特定の用途のために設計・製造されたLSIで、カスタムIC、カスタムチップなどとも呼ばれ、フルカスタムASICとセミカスタムASICの2種類があります。新しいASICとして注目されているものとして構造化ASIC(ストラクチャードASIC)/プラットフォームASICがあります。このテーマではASICの設計・開発、実装、検証、製作、および応用など幅広い文献を紹介いたします。 |
JS0620 | 微細加工 | 光ファイバの接続、VLSI作成、マイクロマシニングといった微細加工技術とその応用に関する記事を紹介しています。光ファイバ関連では、射出成形光コネクタ、光クロスコネクトチップ、等の微細加工技術があり、更に高精細な加工ではレーザ応用、プラズマ応用、電子ビーム露光、X線リソグラフィー、走査型プローブ顕微鏡、原子間力顕微鏡、等に加え、近接場光学、ナノフォトニクス、単一電子メモリ、等に関連する内容を含みます。 |
JS0622 | ディジタルテレビ | ディジタル放送やコンテンツにおける符号化やデータファーマットなど、ディジタル画像処理に関することを広く紹介しています。たとえば、符号誤りや符号間干渉の問題、画像安定化アルゴリズムなどに関することから、ディジタルイメージング、テープ編集に代わるハードディスクベースのノンリニア編集システム、デジタルカメラの開発・使用報告、ビデオゲームによる遊びと学習など多岐にわたります。また、ディジタルコンテンツの制作、ケーブルテレビ網を活用したディジタルネットワーク技術、ディジタル放送の将来像なども見られます。 |
JS0624 | 希薄燃焼 | 希薄燃焼とは理論空燃比よりも薄い空燃比で燃焼させる方式のことです。従って、燃料消費も少なくてすみ、排気ガス制御の有力な手段でもありますが、着火性が悪くなったり、燃料を均一に混ぜておかないと燃焼が不安定になる傾向があります。希薄燃焼方式はリーンバーンエンジンと呼ばれ、現代の自動車用ガソリン機関やディーゼル機関に用いられていますが、そのほかにガスタービンや定置用ガスエンジンなどにも用いられています。 |
JS0625 | 自動車用ブレーキ | 自動車はいかに効率よく走るかがその性能を左右しますが、また一方いかに安全に止まるかも重要な要素です。ここでは、自動車のブレーキに関する文献を紹介します。ディスクブレーキとドラムブレーキを中心に乗用車、オートバイ、トラック、バス、さらにトラクタやトレーラなどのブレーキに関して、アンチスキッド装置、ブレーキ制御装置も含めた技術開発や性能解析などを取扱います。ブレーキそのものをテーマとした技術的文献はもちろんのこと、自動車開発や車種の紹介の中に構成要素の一つとしてブレーキを取り上げて解説しています。 |
JS0626 | 自動車用サスペンション | 懸架装置(サスペンション)は、車両においてボディとホイールを結ぶ装置で、単に車体を支えるだけでなく乗心地や振動騒音・操縦安定性に大きく影響を及ぼす装置です。スプリング・ショックアブソーバ・リンク機構から成り立ち、走行条件によってショックアブソーバの減衰力を変化させる減衰力可変機構やばね・アブソーバの他にアクチュエータを備えたアクティブサスペンションがあります。具体的に乗用車やバス、オートバイなどに使用されている懸架装置の紹介や動特性解析、操縦性・乗心地を意識した設計・制御など研究・技術開発の文献を紹介します。 |
JS0628 | タイヤと走行性能 | 自動車のステアリング装置、車輪、タイヤ、走行操作装置、自動走行装置、四輪操舵(4WD)などの走行装置と、操縦性、走行安定性・燃費などの走行性能に関する文献情報を紹介します。他に、自動車設計から見た走行性能や懸架装置、ブレーキ装置、電装品など、自動車性能から見た振動や乗心地(快適性、車室騒音)、試験方法(走行試験、衝突試験、風洞試験、検査装置)など、さらに、タイヤの材料であるゴム、道路舗装、交通騒音にまで及ぶ幅広い分野を扱います。 |
JS0630 | 都市交通 | 都市における交通に関して、特に道路輸送と鉄道輸送の文献情報を紹介します。運輸交通政策・行政・経済を含めた都市交通計画、交通網、路線、新交通システムなど主に、道路輸送ではバスなどの公共交通を対象とし、輸送方法・輸送管理、交通流、交通容量などの調査が扱われます。さらに自転車交通を利用した都市計画も扱われます。また、鉄道輸送では軌道輸送システムとしての鉄道をはじめ、地下鉄、路面鉄道、ライトレールシステムなどを対象として、鉄道経営、サービス、鉄道網計画、運行管理、列車運転などの輸送業務が扱われます。 |
JS0636 | 宇宙ステーション | 大型の有人宇宙飛行体(宇宙船)をとくに宇宙ステーションと呼びます。国際宇宙ステーション(ISS)計画は、米国、ロシア、欧州諸国、カナダおよび日本の世界15カ国が参加する国際協力プロジェクトで、21世紀初頭に恒久的有人施設を宇宙に建設する計画です。日本で開発する実験棟JEMやISSへの輸送システム、船外活動等で予想される宇宙ロボットの研究なども紹介します。1986年から有人運用されているロシアの宇宙ステーション、ミールでの、生物科学実験、材料科学実験、宇宙放射線の観測などの情報も提供します。 |
JS0637 | スペースシャトル | スペースシャトルは、2段式(TSTO)の一部再使用型有人宇宙往還機で、オービターと液体燃料タンク、2基の固体ブースターで構成されています。スペースシャトルによるミッションはSTS(Space Transportation System)と呼ばれ、4機のオービターで様々な実証実験や人工衛星の軌道投入/修理/回収が行われています。次世代の宇宙往還機として水平離着陸方式で完全再使用を目指したスペースプレーンの研究が進められています。ここでは、スペースシャトル、スペースプレーンなど宇宙往還機に関する情報を提供します。 |
JS0638 | 宇宙探査機 | 地球周回軌道を脱出して、月などの衛星、火星、木星などの惑星や太陽系外の深宇宙などを探査する宇宙飛行体の情報を提供します。小惑星や彗星探査ミッションではサンプルを採取して地球へ帰還させることが計画されています。月面などへの軟着陸技術、探査ローバーや試料採取ロボットについても紹介します。惑星探査機、深宇宙探査機の主推進機としてイオンエンジンの搭載が考えられています。また、探査機の小型化や革新的な深宇宙探査機用の推進機として反物質推進や核融合推進システムについても紹介します。 |
JS0639 | 航空宇宙用材料 | 航空機や人工衛星、打上ロケットなど航空および宇宙構造物で使用する材料に関する文献を紹介します。従来からの非鉄金属、繊維強化金属などの金属材料をはじめ、炭素材、セラミックなどの材料、また、今日では特に金属材料に匹敵あるいはそれ以上の強度を持ち軽量化された炭素繊維強化プラスチックの開発などが特徴的です。超真空、極低温、太陽光暴露などの厳しい環境である宇宙環境や大気圏再突入時の空力加熱に耐える耐熱材料などが研究開発されています。さらにそれら宇宙航空用材料を使用した構造設計や材料自体の非破壊検査の文献も紹介します。 |
JS0641 | 大気汚染質としての二酸化炭素とその固定化 | 工業、交通機関の発達とともに全地球的に二酸化炭素の排出量が増大し、二酸化炭素の有する温室効果によって地球温暖化が懸念され、その排出量の削減と固定化が叫ばれています。二酸化炭素を固定化する方法として、植物、微生物を利用する方法、海洋に投棄する方法、二酸化炭素を原料にして有用物質に変換する方法など様々な手段が研究されています。 |
JS0642 | 地下水汚濁の対策 | 地下水汚濁の汚染物質としては、水銀・鉛・クロムなどの重金属類、クロロエチレン類などの有機溶剤、各種芳香族化合物などがあります。その対策として、地下水が汚濁しないように埋立処分場での防護柵・密閉型ドーム建設などの予防的な方法、及び汚濁水から汚染物質を除去する方法があります。汚染物質を除去する方法としては、地下水への空気注入(エアースパージング:地下水から汚染物質を揮発させ、生物相に対して生物分解に必要な酸素を与える)及びバイオレメディエーション(微生物を用いて汚染物質を分解除去し環境を修復する)が最近注目を集めています。 |
JS0645 | 金属間化合物の利用 | 2種類以上の金属が整数比で結合した化合物を金属間化合物といいます。金属間化合物は電磁気的特性、耐熱性、耐酸化性に優れた特性を有するために、その用途は多岐にわたります。代表的な金属間化合物であるNiAl、TiAlをはじめ多くの金属間化合物の機械的性質、加工技術、組織等を中心に紹介します。 |
JS0646 | 非接触測定 | 近年、微細加工技術の高度化や素材の多様化などにより、接触式では測定できない微細な構造や部材などが増え、また測定対象に影響を与えないなどの理由から工業的にも医学的にも非接触式への要望が高まっています。非接触測定には画像測定装置や顕微鏡などとともに、画像処理ソフトも必要でセットで物体の厚みや表面の状態を測定できる変位センサ、計測システム、高精度な精密測定事例などをご紹介します。 |
JS0647 | 地震と活断層 | 阪神大震災を引き起こした兵庫県南部地震は記憶に新しいところですが、このような地震を引き起こす原因となるのが断層運動です。既存の断層には活動的な断層とそうでない断層とが存在します。ここでは地震を引き起こす可能性の高い断層である活断層に焦点をあてていますが、地震活動、発震機構や地震危険度評価などの防災面なども対象記事となります。 |
JS0648 | ISO9000(品質保証) | ISO規格とは、工業関連分野の規格統一、標準化を行っている国際機関である国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)により定められた国際標準規格です。中でもISO9000シリーズは、品質保証、品質管理に関する要求事項の標準として定められた規格です。 |
JS0649 | ヒューマンエラーとその防止 | 人間が意思決定やシステムなどの操作において本人の意図に反して犯してしまう失敗や過ちをヒューマンエラー、人的過誤と言います。機械やシステムが正しく動作していても、ヒューマンエラーが原因でトラブルが生じることもあり、その防止は医療や各種産業分野でも重要な問題です。工業ヒューマンエラーを防止するためには、あらかじめヒューマンエラーの存在を予測し、トラブルがあった際の被害を最小にとどめるためフェイルセーフ(安全損傷)設計などの安全対策が工夫されています。 |
JS0650 | 科学技術と規制緩和 | 政府や地方自治体が民間企業等に対して規制していた許可・確認・検査・届け出を緩和ないし廃止する規制緩和の動きが、経済を活性化するために起こっています。このテーマでは、国内外の電気事業・エネルギー事業・通信事業といった科学技術産業における規制緩和の動き(法制度、国家政策等)や、コストの解析に関わる研究論文等を紹介しています。 |
JS0652 | 粉体技術 | メカノケミストリーの工学的な利用による材料合成と廃棄物処理、 微粒子化による新機能発現、 油‐水2液系を用いた固体微粒子の分離、分子クラスターを含む超微粒子のワイヤースクリーンにおける透過特性、廃プラスチックの静電分離技術、流動層造粒乾燥装置、粉体処理・鉱物処理技術と環境影響評価、 粉末冶金用粉体の形状に基づく分級に関する技術開発、Kick、BondならびにRittinger粉砕法則の組み合わせによる粉砕成績の予測法、微粉砕領域における粉砕性の評価、リサイクルを支える金属・プラスチックの低温破砕選別技術、雷インパルスの大電流を粉砕対象物に流して破砕する電気粉砕のリサイクルへの応用、界面特性を用いた新しい超微粒子の相互分離法などカレントな情報を提供しています。 |
JS0655 | 富栄養化 | 富栄養化とは湖沼や内海などの閉鎖性水域へ流入するリン酸および窒素などの栄養塩類によって、水質が肥沃化する現象をいいます。富栄養化になると、植物プランクトンが異常繁殖し、腐敗する過程で水中の酸素を大量に消費するため、溶存酸素が少なくなり、水生生物が死滅するなどの事態を引き起こします。湖沼では鞭毛藻類などの異常繁殖による淡水赤潮や、藍藻類の異常繁殖によるアオコの発生が観測されています。また、湖沼の透明度が低下したり、浄水道源として利用している場合には、浄水場におけるろ過障害や水道水へのカビ臭・土臭などの異臭味問題が発生し、健康への影響も危惧されています。 |
JS0657 | ナノ材料 | 原子数個から数十個で構成されるナノ(10億分の1)メートルオーダの微細構造(ナノ構造)の材料、炭素(カーボン)ナノチューブ、セラミックス系のナノ材料、ナノ繊維のようなナノ材料は強度や耐久性に優れ、21世紀を切り開く新材料、ナノテクノロジーとして注目を集めています。ナノ材料の物性、機能性、最新の研究開発動向をご紹介します。 |
JS0660 | 超臨界流体中での化学反応と超臨界流体抽出 | 21世紀は環境の世紀と言われるほど、世界規模で地球環境保全に対して高い関心が持たれています。環境に優しい技術として超臨界流体利用技術が注目されており、廃棄物処理、排水処理等への利用技術の開発が進められています。亜臨界流体利用技術に関する記事も含まれます。 |
JS0661 | 多孔質無機材料 | カーボン、シリカ、セラミックなどの多孔質材料に関する研究・開発記事を集めました。多孔質材料は、空孔に空気などを含有ないし保持したり、各種の物質を吸着したり、空孔に他物質を充填することができたり、一種の分子ふるいとして利用することができたり……と、非常に幅広い利用価値を持っています。物質の分離・分析に使用される例、吸音・吸湿性や防音性に優れた建設材料として使用される例、高い耐摩耗性が必要とされるディスクブレーキなどに使用される例など、非常に様々な記事が見つかります。 |
JS0662 | ペロブスカイト材料 | ペロブスカイトとは化学式CaTiO3の灰チタン石という鉱物のことであり、ABX3の結晶構造を有しています。これと同じ結晶構造をもつ化合物はペロブスカイト型化合物と呼ばれ、代表的な化合物として強誘電体であるチタン酸バリウム(BaTiO3)やチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などがあります。また、結晶を構成するAやBの元素の組み合わせにより、超伝導性やプロトン伝導性などをもつセラミックを得ることができます。これらの化合物を電子材料や触媒として利用する研究が行われています。 |
JS0664 | 高分子錯体 | 高分子錯体は金属と配位結合をしている高分子からなる物質であり、触媒、導電性高分子などに利用されています。遷移金属を配位した高分子錯体を化学合成に用いると、反応後の触媒の分離・回収が容易となる利点があります。電気的・光学的に興味深い性質を示すπ共役高分子については、センサーや電子デバイスへの応用が研究されています。また、高分子キレート化合物を用いた重金属の捕集など、高分子錯体技術の環境への展開もなされています。 |
JS0665 | 中空繊維 | 中空繊維は、繊維の中心部に空間を有する円筒状の繊維であり、軽量で保温性の良好な素材として注目されています。また、中空繊維は表面積が大きいため、膜分離用の中空糸膜として応用されています。中空糸膜は、気体用、液体用の分離に非常に効果的な材料であり、家庭用浄水器など幅広く利用されています。 |
JS0666 | 分子認識と免疫反応 | 免疫には生得的な先天性免疫(自然免疫)と後天的な獲得免疫(液性免疫、細胞性免疫など)があります。免疫機構に係わる抗原、抗体、免疫担当細胞の表面分子等の分子認識に関する文献を集めました。 |
JS0667 | ライフサイエンス分野のインターネット | インターネットとは通信プロトコルTCP/IPを用いて全世界のネットワークを相互に接続した巨大なコンピュータネットワークです。ライフサイエンス分野におけるインターネット利用について幅広く文献を収集しました。 |
JS0668 | 酵素的合成 | 酵素的合成とは酵素を利用した合成です。様々な分野で使われています。酵素的合成について幅広く文献を収集しました。 |
JS0671 | DHAとEPA | DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)は魚の脂肪などに多く含まれる多価不飽和脂肪酸で、脳細胞活性化、血栓症予防、中性脂肪低下などの効能が話題になっています。基礎から臨床に渉るデータをご紹介します。過去の検索例では、高脂血症、アルツハイマー病に対する薬物療法、注意欠陥多動性障害児の食事形態に関する報告なども含まれました。 |
JS0673 | 食中毒 | 食中毒は、細菌性、ウイルス性、自然毒、化学物質によるものに大別されますが、国内では細菌性のものが圧倒的に多く、細菌性食中毒はさらに感染型と毒素型に分けられます。ここでは、基礎的な毒性・病原性、分子遺伝学的研究、消毒法、食中毒防止など多面的にこの問題についてデータを集めました。 |
JS0675 | 生体機能補助機器 | 生体機能補助機器とは、車椅子、めがね、コンタクトレンズ、補聴器などです。車椅子使用時の動作解析、利用しやすい車椅子の開発、コンタクトレンズの新素材などの情報を提供します。利用者に優しいユニバーサルデザインに関する情報も含まれています。 |
JS0681 | インターネットとデータベース | 各種システムのインターネットを利用したデータベース構築に関すること、たとえば、在庫システム・生産管理システム・下水道無線監視システム・CAIシステム・ユーザ対応・情報共有システム(地理情報)などにおけるインターネットを介しての情報提供・情報交換・情報検索などについて紹介しています。 |
JS0683 | ロバスト制御 | 制御対象となるモデルは一般に簡略化されて記述されますし、制御対象の特性も常に一定とは限りません。そのため不確かさが存在することを許容するような制御系の設計が必要になってきます。これがロバスト制御です。ロバスト制御は様々な分野で実用化が進んでいますが、ここでは自動車、航空機、電力機器などへの応用例を取り上げます。 |
JS0684 | アクティブ制御(機械・振動) | アクティブ制御は能動制御ともいい、もともとは1960年代に航空機のフラッタ制御の研究において使われるようになった用語です。現在では航空機の運動性能向上や乱気流中の飛行特性の向上をはじめとして、自動車や鉄道車両の防振、高層ビルや橋梁の制振などに応用されています。一例として、通常騒音制御は遮音材や吸音材を使って騒音を抑制させますが、アクティブ騒音制御の場合は逆相の音を意図的に出して制御します。本テーマではアクティブ制御の応用面に重点をおいた情報を提供します。 |
JS0685 | マニプレータの制御 | ロボットの手のことで、構造的には多数のリンクと関節とからなるリンク機構と見なすことができます。三次元空間にある対象物をつかんだり動かしたりするために様々なアクチュエータが組み込まれていますが、人間の手のようにスムーズに動かすための制御の問題が多く取り上げられています。 |
JS0686 | スイッチング素子 | スイッチング素子はオンとオフの二つの安定な状態間をスイッチして,情報を伝送,蓄積,処理するディジタル回路の基本となる回路です。構成する素子としてはダイオードやトランジスタの半導体スイッチが使われます。このようなスイッチング素子に関する広範囲の情報を紹介します。 |
JS0687 | エレクトロルミネセンス | エレクトロルミネセンスは、蛍光体の性質をもつ物質に高電場を印加したとき、この励起によって生じる発光現象です。エレクトロルミネセンスは、各種OA機器をはじめ、車輌用ナビゲーション端末、鉄道の切符販売機など、いろいろな用途に用いられています。これらエレクトロルミネセンスを利用した技術等についての記事を集めました。 |
JS0690 | ICカード | ICカードは、電子マネーやプリペイドカードの他、タイムカードのように出退勤管理などに使われています。また、ICカードに市民の個別IDを記録し、役所の窓口での各種証明書の発行等の手続き処理を簡便に行うシステムも実用化されています。今後、定期券やテレホンカードなど私たちの身近なものにも利用されていくようです。これらICカードに関する記事を集めました。 |
JS0691 | レーザ加工 | レーザ加工はレーザ光を加工物表面に集束させ、加工温度が融解温度あるいは蒸発温度以上になることを利用する加工法であります。使用するレーザ光には、YAGレーザ光、炭酸ガスレーザ光などがあります。レーザ加工としては、切断、穴あけ、溶接、表面仕上げなどがあり、レーザ加工が非接触、高速で微細加工ができることからマーキングも行われます。加えて超硬合金、ダイヤモンド、セラミックスなどの硬質材料を容易に加工することができます。 |
JS0697 | 室内空気汚染 | 様々な室内空気汚染物質の計測や人体などに与える影響、汚染物質の除去方法、及びその効果などの文献を紹介します。 |
JS0698 | バイオレメディエーション | バイオレメディエーションとは、微生物を用いて環境中の有害物質を分解・無害化し、環境を修復することです。最近、バイオレメディエーションによる土壌・地下水の浄化が注目されています。原位置で直接処理する方法とバイオリアクターで処理する方法とがあります。バイオレメディエーション法は、自然のプロセスであり、低エネルギーで、設備・ランニングコストともに低コストである点が特徴です。原油、芳香族炭化水素、農薬、トリクロロエチレン、フェノール類、TNTなどで汚染された土壌・地下水の浄化、重金属廃水からの有用金属の回収などを記載します。 |
JS0699 | 廃棄物燃料 | 将来のエネルギー資源問題,および地球温暖化などの環境問題の観点から,化石燃料の使用量削減が求められており,そのためには化石燃料に替わるエネルギー資源の開発,導入の促進が急務となっています。また,我が国をはじめ世界各国でごみ処理問題も大きな課題となってきています。従来主に焼却処理されていた廃棄物を燃料資源としてリサイクルすることは,これらの対策に非常に有効な方法であると考えられます。そのためにさまざまな処理システムの開発が進められています。 |
JS0700 | 圧接 | 金属の部材を溶接・接合する際に機械的な圧力を加える方法を圧接といいます。たとえば高周波溶接、シーム溶接、火花突合せ溶接、プロジェクション溶接等の抵抗溶接、超音波溶接等の摩擦溶接を紹介します。なお、ガス圧接、鍛接、爆発圧接、冷間圧接等も含みます。 |
JS0701 | 溶接(アーク溶接・圧接を除く) | 超音波溶接、レーザ溶接、電子ビーム溶接、拡散接合、スタッド溶接、エレクトロスラグ溶接、異種金属溶接等を紹介します。ただし、アーク溶接は除きます。また、超音波溶接以外の圧接も除きます。なお、アーク溶接については「JS0240」、圧接については「JS0700」(U3)を参照のこと。 |
JS0703 | ダイエットおよび肥満治療 | ダイエットは若い女性にとって重大な関心事であるばかりでなく、スポーツ選手にとっても重要な問題であり、糖尿病の患者にとっては生死の問題ともなります。ダイエットの基本は運動と食事療法ですが、薬物療法も試みられています。様々なダイエット食品や甘味料、食習慣と栄養学、ダイエットによる摂食障害、糖尿病の予防と治療などの文献を紹介します。 |
JS0705 | 表面欠陥の検査及び可視化 | 表面欠陥(割れ、傷、コンタミネーション、COP(Crystal Originated Particles)など)、磁粉探傷試験、浸透探傷試験などの非破壊欠陥検査、磁気探傷装置、半導体材料表面欠陥評価装置などの欠陥検出装置、ナノ(10億分の1)メートルオーダ(1~100nm)の光応用ナノインプロセス計測技術、プラスチック成形加工における可視化解析など最新の技術動向をご紹介します。 |
JS0706 | ISO14000 | 1996年、国際標準化機構(ISO)において、 ISO14000シリーズ(環境マネジメントシステム)が作成されました。日本でも、この国際規格の制定に合わせて、JIS規格が制定されました。ISO14000に関するあらゆる内外の最新の科学技術情報をお届けします。 |
JS0709 | 近接場光学顕微鏡 | 光の回折限界を超えた分解能をもつ顕微鏡です。光の波長より微小な先端径をもつプローブを用いて、物体のごく近傍に局在するエバネセント波からの散乱光を検出することで物質の構造を観察する走査型光学顕微鏡の一種で、NSOMまたはSNOMと呼ばれています。これを用いた顕微鏡観察は、固体の表面・構造の解析に用いられるだけでなく、医学・生物学分野への応用も行われています。 |
JS0710 | 原子間力顕微鏡 | 試料表面に非常に鋭い針を近づけると表面形状にあわせて小さな引力や斥力が働きます。この力を利用して試料の表面形状を観察する顕微鏡です。倍率がとても高く、条件によっては原子像も見ることができます。物理、化学、バイオ、電気・電子などの広い分野で使われていて、薄膜、DNA、ナノ構造デバイスなどの研究に利用されています。さらに、試料表面の原子を一個ずつ動かすことのできる原子マニピュレータや量子細線を形成するリソグラフィなど、表面形状観察以外の用途にも利用されています。 |
JS0711 | 物理現象の可視化 | 物理現象で生じる電磁場,流体流速場,歪場,温度場などの空間分布を目に見える形で表示することを可視化と言います。この中でも伝統的に流体力学分野における可視化は良く知られています。また,光弾性効果を利用した応力分布測定や熱放射を用いたサーモグラフィーが有名です。このような物理分野における様々な現象の可視化に関する幅広い情報を紹介します。 |
JS0713 | 表面分析 | 表面分析とは、いろいろなエネルギーの電子、イオン、光などの量子ビームを材料表面に照射し、発生した信号を捕らえて表面の結晶構造、化学状態などを測定する分析法です。半導体製造などにおける表面分析の重要性は非常に高くなっています。あらゆる分野での表面分析に用いられる最先端の分析法(ESCA、Auger分光法など)と応用研究の文献をご紹介します。 |
JS0715 | 固体レーザ | 結晶やガラス母体中にレーザ活性種として希土類イオンや遷移金属イオンをドープしたルビーレーザ、ガラスレーザ、YAGレーザなどがよく知られています。固体レーザは気体レーザに比べて長寿命で、装置が小型で、高出力が出せる利点があります。最近では波長可変のできる高効率の固体レーザ材料が赤外域から紫外域で開発されています。 |
JS0716 | SHG(二次高調波発生) | 非線形光学結晶にレーザ光を入射し、二次の非線形効果を利用して入射光を半分の波長の光に変換することを二次高調波発生といいます。近年、赤外~赤色域の半導体レーザや固体レーザから可視~紫外域の短波長レーザ光を得るのに非線形光学結晶を用いたSHGが行われ、微細加工、表面改質、レーザアブレーション、半導体リソグラフィー光源、医学分野への応用が期待されています。さらに、三次以上の高次高調波発生についての文献も紹介します。 |
JS0717 | プラズマエッチング | プラズマエッチングはドライエッチングの一種で試料を加工する技術です。プラズマエッチングは、半導体集積回路製造プロセスにおける微細加工技術をはじめ、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)用の磁性薄膜や貴金属電極、強誘電体メモリ(FeRAM)デバイスに使用される強誘電体材料、光エレクトロニクスでの化合物半導体デバイス、MEMS、表面改質などのエッチング技術として注目を集めています。このテーマでは反応性イオンエッチングを含めて、プラズマエッチングの基礎から各種装置・技術、応用など幅広く文献を紹介いたします。 |
JS0720 | ケモメトリックス | ケモメトリックス(Chemometorics)はChemistry(化学)とmetrics(計量法)を組み合わせた造語で、コンピュータを利用することにより数学的、統計学的方法を活用して測定や実験の最適化、最大限の情報を引き出すデータ解析を行う分野をいいます。パターン認識、検量、ライブラリーサーチ、構造活性相関、人工知能などの分野から最近では分子設計、反応設計にまで広がりつつあります。ケモメトリックスとはどんなものか、それを応用してどんなことが行われているか、環境化学、法医学、食品化学、医薬品、バイオテクノロジー、合成化学、石油化学などの幅広い分野の応用記事を紹介します。 |
JS0721 | X線光電子分光法 | 励起光として単色X線(Al、Mgなどを対陰極とするX線源から発生する特性X線を用いることが多い)を用いた光電子分光法です(略称:XPS、別名:ESCA)。スペクトル線帰属が容易であるため、試料に含まれる元素の同定に利用でき、標準物質を用いる補正などを行うことで、定量分析にも利用できます。ここでは、X線光電子分光法の利用に関する記事を掲載しました。薄膜成長を含む表面処理、結晶構造、非晶質体、極細繊維の評価が多く見られます。 |
JS0722 | 赤外分光分析 | 赤外線を物質に照射したとき物質固有の特定波長(または波数)を吸収することを赤外吸収といい、赤外吸収に基づいて分子構造を解析したり定性・定量分析を行うことを赤外分光分析といいます。ここでは分光法又は分光装置の開発や評価、赤外分光分析による薄膜、半導体、各種化合物及び材料の表面構造の評価等についての記事が多く掲載されています。 |
JS0723 | リチウム電池及びリチウム二次電池 | リチウムはアルカリ金属の中で最も卑なため、負極活物質として使用するリチウム電池は起電力が約3Vと大きく、また軽いためエネルギー密度を高くできる特徴があります。このため小型軽量の電源として釣りの浮きをはじめ各種の小型機器に広く使用されるようになりました。また近頃はコバルト酸リチウムを正極、炭素材料を負極とするリチウムイオン二次電池が開発され、エネルギー密度の高い充電可能な高性能電池として携帯用電子機器、パソコンの電源として急速に普及しています。電気自動車の動力源としてもニッケル‐水素電池と共に最有力視されています。リチウム電池、リチウム二次電池に関する開発、特性、利用等に関する情報を提供します。 |
JS0726 | ポリオレフィン用触媒 | ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィンは、工業的に幅広く利用される汎用素材となっています。ポリオレフィンは、Ziegler触媒などの重合触媒を添加したプロセスで合成することができますが、使用する触媒によって生成するポリマーの分子量分布や共重合組成、密度などが異なってきます。本テーマでは、研究開発が進んでいるポリオレフィン合成用の触媒に関する論文を紹介します。 |
JS0727 | 高分子複合体 | 高分子複合体とは、高分子間または高分子と低分子間の相互作用により形成された分子集合体のことをいいます。これらの分子集合体は分子間の弱い結合で形成されているため、結合による構造変化はあまりおこらず、比較的容易に集合体を構成する成分物質に解離します。水素結合による会合体や電子供与体と受容体による錯体などがこれに相当します。 |
JS0728 | ラピッドプロトタイピング・造形技術 | 近年、製品サイクルの短縮により迅速なプロトタイプ(試作品)の作製が必要とされています。迅速なプロトタイプの作製技術をラピッドプロトタイピングといいます。3次元CADなどの電子的な立体情報データを2次元のスライスデータに変換し、これを積層して試作品を造形していきます。このため、積層造形法ともよばれます。造形方法としては、光造形法、粉末焼結法、インクジェット法、シート積層法、溶融物押出法などがあります。 |
JS0729 | セラミック繊維 | セラミック繊維は、高分子繊維と比較して、機械的強度や耐熱性、酸に対する腐食性などに優れた素材です。セラミック繊維は無機材料を高温処理して人工的に製造でき、アルミナを主成分とする繊維や炭化けい素を主成分とする繊維などがあります。これらのセラミック繊維は、断熱材、保温材、フィルター材料として幅広く用いられています。燃料電池や高温ガスタービン、さらには宇宙航空材料など最先端科学技術分野にもその用途が広がっています。 |
JS0730 | イネゲノム | イネのゲノム、SNP、遺伝子の多様性、遺伝子座、遺伝子地図についての情報を提供いたします。 |
JS0731 | 蛋白質工学 | 蛋白質工学とは、組換えDNA技術などを駆使して望みのアミノ酸配列をもつ蛋白質を設計し人工的に合成することで、バイオテクノロジーの基盤技術の1つでもあります。このテーマでは、蛋白質工学や蛋白質合成・組換え蛋白質の分子設計などに関する記事を集めました。 |
JS0732 | バイオミメティック(生体模倣) | バイオミメティックに関する文献を集めました。バイオミメティックとは、生物の生体機能や構造を解明し、模倣再現する技術のことです。酵素機能、脳機能、ゲノム、ロボット等多くの分野での研究が期待されています。 |
JS0734 | 細胞情報伝達の制御と制御機構 | 細胞情報伝達とは、ホルモンや神経伝達物質のような細胞外のシグナルを受容した細胞が、細胞内に正確に伝達し、的確に処理して応答する機構のことです。本テーマでは細胞情報伝達の制御と制御機構に焦点をあて、記事を集めました。 |
JS0738 | 蛋白質の高次構造 | 生命科学研究は、ゲノムの配列の解読から蛋白質の構造・機能解析を行うポストゲノムの時代に入っています。蛋白質がどのような分子と相互作用するかは、その複雑な高次構造によって厳密に規定されています。蛋白質の機能と密接な関係を持つ高次構造に関する記事を集めました。 |
JS0744 | 材料の自己組織化 | 電磁気学、光学、物質の構造、放射性物理、電子物性、磁性、光物性、錯体化学、有機化学、高分子化学、固体デバイス、化学工業分野における材料の自己組織化に関する文献を集めました。 |
JS0745 | 植物組織培養 | 植物の培養組織による物質生産、組織培養を利用した育種や増殖等に関する幅広い研究、応用の文献を集めました。 |
JS0747 | HACCP(危害分析・重要管理点監視) | 相次ぐ食中毒事件や関連企業等の不祥事が社会問題化したことなどから、我が国ではかつてないほど食品の安全性への関心が高まっています。ここでは、我が国および海外各国の、HACCPの制度や実際の取り組み等に関する文献を集めました。 |
JS0748 | ポリフェノールの効能 | 赤ワイン、ブドウ、チョコレートなどに含まれるポリフェノールは酸化防止作用などを有し、老化防止、発癌性予防、動脈硬化の予防などに効くとされ、一大ブームとなりました。日本茶のカテキン、蕎麦のルチンもポリフェノールです。ここでは、基礎的分析データ、動物実験データなどを示し、科学的にポリフェノールの種々の作用について検討しました。 |
JS0751 | 三次元インタフェイス | 人間とシステムとのインタフェイスに三次元的技術を導入し、立体的に視覚化することで操作や理解を支援する技術が進んでいます。このテーマでは三次元インタフェイスを用いた三次元計測、モデリングの研究、三次元ディスプレイなどに関する文献を紹介しています。 |
JS0753 | アレイアンテナ | 指向性を制御しやすく、不要輻射の低減等も可能なことから広く使われているアレイアンテナについて、アンテナ素子配列、放射パターンなど、設計・解析・性能評価に関する文献を紹介しています。アダプティブアレーを用いたチャネル割当、適応制御などの問題、また移動通信や衛星通信における方向探知、信号推定、電磁干渉の問題なども紹介しています。 |
JS0754 | ITS | ITS(高度道路交通システム)は、最先端の情報通信技術等を用いて人と道路と車両を一体のシステムとして構築することにより、ナビゲーションシステムの高度化、有料道路等の自動料金収受システムの確立、安全運転の支援、交通管理の最適化、道路管理の効率化等を図り、「安全性の向上」、「輸送効率の向上」、「快適性の向上」、「環境の保全」を目指す道路交通システムです。ここでは特に道路輸送、交通管制、移動通信に分類された文献を紹介し、現在日本で普及が進むETCなどの技術開発状況などの情報が得られます。 |
JS0756 | 環境ホルモン | 環境ホルモンとは、外因性内分泌撹乱化学物質のことであり、動物の生体内に取り込まれた場合に、本来、その生体内で営まれいる正常なホルモン作用に影響を与える外因性の物質を意味します。近年、環境中に存在するダイオキシン類、DDT、PCB、ノニルフェノール、ビスフェノールAなどの化学物質が、動物の体内のホルモン作用を撹乱することを通じて生殖機能を阻害したり、悪性腫瘍を引き起こすなどの悪影響を及ぼしている可能性があるとの指摘がなされ、問題になっています。悪影響の恐れがある各種化学物質のヒト・動物への影響、生体内での作用機作・代謝、食品・水環境中の分析、微生物による分解などを記載します。 |
JS0758 | 油を分解する微生物 | 工場や飲食店から排出される油分が、土壌や水質を汚染し社会的な問題となっています。また一部の工場やガソリンスタンドから漏洩した油が地下へ浸透し、その土地が再利用できないといった問題が発生しています。さらに、タンカーの座礁事故のように、一度に大量の油が自然界へ放出されると、その処理が困難です。このような中、環境に優しい油技術が求められており、バイオレメディエーション等の微生物を活用した油処理技術が脚光を浴びています。 |
JS0759 | 電気製品の廃棄物処理とリサイクル | 年々増え続ける廃棄物の処理は大きな社会問題であり、その有効な処理方法の開発を図ることは、早急な課題となっています。一方廃棄物は、視点を変えれば有望な資源の宝庫であり、リサイクルによる資源の有効利用が求められています。家電品、半導体部品等の電子技術産業関連から排出される廃棄物の処理およびリサイクルについての文献を掲載しています。 |
JS0760 | 透明導電材料ITO | ITOはindiumu tin oxideの略で,酸化インジウムと酸化すずの固溶体です。可視領域で透明であり,電気抵抗率が低いことから,様々なエレクトロニクス分野の透明導電材料,特に電極として利用されています。このようなITOの作製法から応用まで幅広い情報を紹介します。 |
JS0763 | 量子コンピュータ | 量子コンピュータとは,量子論において二つ以上の量子物体の波動関数が重なり合う現象が基礎となった量子もつれを利用したコンピュータを言います。現在の主流であるvon Neumann型のコンピュータとは演算の基本原理が異なり,本質的に並列演算を行うコンピュータで,計算の種類によっては超高速の計算が可能で,極めて複雑な暗号も解読できるコンピュータが可能と言われています。このような量子コンピュータの基礎と応用に関する様々な情報を紹介します。 |
JS0767 | リビングポリマ | 分子量分布の狭い高分子を得る方法として、リビング重合があります。この重合法では、停止反応や連鎖移動反応がほとんどおこらず、重合反応終了後でも重合活性を長時間維持している特長があります。リビング重合では、同じモノマーを添加すると反応が再開されモノマーをすべて消費するまで反応が続きます。また、異なる種類のモノマーを添加すると、ブロック共重合体が得られます。リビング重合は、分子量や重合組成を精密に制御したい場合に有用な重合であり、得られた高分子をリビングポリマといいます。 |
JS0768 | デンドリマ | 球状構造の中心から周辺部に向けて樹枝状の繰り返し構造(デンドロン)を持つオリゴマーをデンドリマといいます。デンドライトという樹枝状結晶と似ていることからこの名前がつきました。当初デンドリマーはその形の面白さが興味の対象でしたが、現在ではその球状構造と周辺ほど密になる性質を利用して、機能性ポリマー、触媒の担体、錯体の配位子などへの応用が広く研究されています。 |
JS0769 | 高分子のモルホロジー | 高分子の性質を決定する要素には、高分子の組成、分子量、モノマーなどの基本要素や重合条件などがありますが、高分子のモルホロジーも重要な要素のひとつです。これは、高分子の分子構造や結晶構造など、その高分子のもつ形態の詳細をさします。近年、高機能な新規高分子材料の研究開発がおこなわれていますが、材料の設計や評価などに高分子のモルホロジーを解析することが非常に有用な情報や知見をもたらしています。 |
JS0770 | 免疫反応とインターロイキン | T細胞やマクロファージといった免疫細胞が産生する免疫反応関連因子の一群として、インターロイキンがあります。インターロイキンには10数種類存在することが明らかになっていますが、それぞれのインターロイキンは、免疫応答反応において異なる役割を持ち、炎症、造血、ウイルス感染などの機序に関与しています。現在インターロイキンとその関連因子による抗腫よう作用が臨床応用されており、医薬品としても注目を集めています。 |
JS0771 | 細胞接着と発生 | カドヘリンやインテグリンといった細胞接着分子(CAM)は、細胞を他の細胞や基質に接着させるだけでなく、細胞間でのシグナル伝達機構に大きく関わります。ひいては細胞の認識、増殖、分化、移動を始めとする形態形成、血管新生、創傷治癒、炎症反応の進展を制御し、さらに癌化過程においては転移、浸潤、アポトーシスなど多岐にわたる生物機能に重要な役割を果たします。発生におけるCAM及び細胞接着の関与についての情報を提供します。 |
JS0775 | 環境保全型農業 | 農業は本来、環境と最も調和した産業として営まれてきました。しかし、化学肥料・農薬の過剰投入や不適切な農業慣行などにより、環境へ悪影響を及ぼすケースが生じてきています。そこで近年では、環境保全型農業や持続可能な農業などと呼ばれる、環境負荷の軽減に配慮した農業への転換が求められています。環境保全型農業における、土づくり、施肥、防除、作付体系、リサイクルなどの様々な技術を紹介します。 |
JS0778 | 遺伝子組換食品 | 遺伝子組換え食品は米国で既に発売されています。厚生省の安全評価指針においては、色、形、味、成分が同じならば実質的に同等と認められ安全なものとみなすとしています。ウシの成長ホルモン利用ウシからの乳と肉については、アレルギーやホルモン異常が起き易く、バイオキモシン利用のチーズには、遺伝子の組換え表示義務がなく、安全性確立も不明のままです。様々な議論のある遺伝子組換え食品についての記事を紹介します。 |
JS0779 | LINUX | Linux とは、ヘルシンキ大学のLinus B. Torvalds氏により開発されたUNIX互換のOS(オペレーティングシステム)です。本来Linuxとは、OSの核となるカーネル(kernel)部分のみを指しますが、現在ではLinuxカーネル上で動作するシステム全般を指すことが多くなっています。フリーソフトウェアとしてそのソースコードが公開されているため、世界中のプログラマーにより改良が進められました。安定性が高く、セキュリティ性にも優れているため、学術機関や企業でのネットワークサーバ用途等に広く利用されています。 |
JS0780 | モバイルコンピュータ | モバイルコンピュータとは、移動中や外出先でも利用できる可搬型コンピュータのことで、主にノートパソコンやPDAなどを指します。現在では、携帯電話等を通じて電子メールの送受信やインターネットへの接続などの通信機能についても、会社や家庭内で行うのと損失のないコンピュータ操作がモバイル環境で実現されています。 |
JS0781 | ロボットのナビゲーション | ナビゲーションは移動ロボットにとって最も基本的かつ重要な機能のひとつです。しかし移動ロボットが空間環境を認識して現在位置を知り、進むべき経路を自ら決めることは容易ではありません。いわば灯台とも言うべきランドマークを設置してロボットに位置を教えることから、ロボット自身が視覚情報を分析して自律的に位置を計測することまで、多様かつユニークな研究が進行中です。 |
JS0783 | 光変調素子 | 光による情報の伝送、処理、表示など光ビームに情報を担わせることを光変調といい、それを実現するための素子が光変調素子です。光変調素子には、音響光学効果、電気光学効果、磁気光学効果、光弾性効果を利用した光変調素子、半導体や超格子を用いた光変調素子等多くの種類があります。このテーマでは光変調素子の基礎、材料、設計・製作、および光通信や光学情報処理をはじめ多岐にわたる応用など幅広く文献を紹介いたします。 |
JS0784 | 介助ロボット | ロボットに介護されるなんて自分だったら遠慮したい。それが誰もの本音でしょう。しかし介護者数の絶対的な不足が近い将来予測されることから、高齢者介護を支援するロボットシステムの研究は避けて通れません。人間の意思をいかにロボットに伝え、どのように支援してもらうか? 人間と共存する環境での使用を目的とした「人に優しいロボット」の研究がいま数多く行なわれています。 |
JS0785 | 高・低サイクル疲労 | 疲労に対する材料の抵抗が繰り返し応力により評価され、その疲労寿命が105サイクル以上にある疲労現象を「高サイクル疲労」、102~105サイクルの疲労現象を「低サイクル疲労」といいます。ここでは、合金などの金属材料を中心に金属系複合材料も含んだ材料における高および低サイクル疲労の特性研究や疲労強度の計算、疲労寿命予測などに関する文献情報を紹介します。材料力学から見た解析、分析、金属学から見た組織や腐食などについても取扱い、金属材料の溶接部、より具体的にはガスタービンの疲労現象も紹介します。 |
JS0786 | コンクリートの劣化 | コンクリートの劣化は、空気中の二酸化炭素による中性化(炭酸化)、塩害、アルカリ骨材(アルカリシリカ)反応、凍害、硫化水素等による化学的腐食、施工不良による劣化に分類されます。これらの劣化の実例、診断法、維持管理法、補修技術、コンクリートの耐久性に関する文献を紹介します。 |
JS0787 | ユニバーサルデザイン | ユニバーサルデザインとは障害の有無、年齢などの区別無く、誰もが利用できるようにあらかじめ配慮したデザイン手法です。障害を持つ人の利用のために後から改造する場合はコストが高くなることから、生活用品や都市環境などのデザイン全般においてユニバーサルデザインの考え方が取り入れられるようになってきました。ユニバーサルデザインに代表される、「あらゆる人が利用できる」ように配慮されたデザイン手法に関する記事を紹介します。 |
JS0790 | 光触媒による環境浄化 | 主として酸化チタン触媒による光触媒は、光の照射により強い酸化能力を有しており、大気浄化、水処理、生活住環境などの環境浄化にも応用されています。光触媒による酸化反応により、有機・無機の汚染物質は分解除去され、ウイルス・菌類は不活性化或は死滅することにより浄化されます。大気浄化では、幹線道路のNOx除去が本格的施行段階へ移行しつつあります。生活住環境では、脱臭、殺菌、有害ガス除去などの効果があるタイル、空気清浄フィルタなどの製品の実用化がみられるようになりました。 |
JS0792 | 分別収集によるリサイクル | 毎日、家庭から大量に排出される一般廃棄物は、いわゆる”ごみ問題”として大きな社会問題となっています。一般廃棄物のリサイクル率は約10%にとどまっているため、一般廃棄物の排出量の低減とリサイクルの推進を急ぐ必要があります。こうした状況から平成9年4月に”容器包装に関わる分別収集及び再商品化の促進等に関する法律”が施行されました。一般廃棄物の減量化をはかるうえで最も有効なのは、まず廃棄物の発生をできるだけ抑え、廃棄物として排出されたものを”ごみ”にするのでなく、再利用できる資源とすることです。 |
JS0795 | リスク管理 | リスク管理、リスクマネージメントは、危機管理と訳されます。起こりうることが予測される事態、例えば火災・地震・盗難、または新事業展開・為替取引等の際に生じるかもしれない投機リスクに対して、保険・安全対策などによって損害危険性を評価あるいは予防することをいいます。この項目では、各種工業・産業の現場で起こりうる、技術的または経済的といった様々な側面からの危険性=リスクの評価やその対策に関する文献を紹介します。 |
JS0798 | 放射光技術 | 電子ビームの軌道を磁場で曲げたとき放出される電磁波を放射光(シンクロトロン放射)と言います。このような放射光を発生する装置(ストレージリング)や放射光を利用した様々な分析技術に関する文献を紹介します。 |
JS0800 | 有機EL素子 | EL(エレクトロルミネッセンス)とは、材料がエネルギー刺激に反応して発光する現象です。有機材料を用いた有機EL素子は、自発光デバイスであり光源(バックライト)が不要なため、消費電力が小さく、軽量薄型化が可能、広視野角、高速動作という特徴から、フルカラー薄膜ディスプレイなどへの応用が盛んに研究されています。 |
JS0801 | 糖鎖 | 核酸、蛋白質に続く第三の生命鎖である「糖鎖」は、遺伝子・蛋白質のみでは表現できない多様な構造と多彩な機能をもち、次世代ポストゲノム研究の対象として注目されています。そこで本テーマでは、糖鎖の構造や機能の解明、糖鎖の合成、さらに医療分野への応用など、糖鎖を対象とした文献を広く集めました。 |
JS0803 | IT(情報技術) | いま日本は情報技術(IT)分野で追いつく段階から先導役に移行する段階、情報家電、光通信など次世代情報通信技術は欧米より優位にあるとされ、ITの活用はますます広がっています。IT大国中国、世界一のブロードバンド(高速大容量通信)国韓国、そしてモバイル分野で先行する日本などITの最前線をご紹介します。 |
JS0804 | 超分子 | 分子間の相互作用によって,分子と分子がゆるやかに結合してできるのが超分子です。相補的な部分構造をもつホスト‐ゲスト化合物や,輪のなかに軸をとおして両端を止めた形のロタキサンなど,超分子の構造はユニークです。超分子の分子認識や自己組織化を応用した,人工酵素や光駆動分子スイッチなどの研究も盛んです。小分子系超分子の文献を中心に幅広く紹介します。 |
JS0807 | 光制御ガラス | 光ファイバの赤外透明域や半導体用シリカガラスの真空紫外域を拡大する高透過性ガラス,波長多重通信用に従来のErドープファイバをさらに改善した光増幅ガラス,時分割多重システム用の高速の光スイッチに使うガラスなど,主に光通信に応用する,従来にはない高機能を持つガラスを網羅的に紹介します。 |
JS0808 | DNAチップ | DNAチップは多数の遺伝子の発現を同時に測定したり、特定の遺伝子がゲノムに存在するかどうか、変異を起こしていないかどうかなどを調べる目的に使われます。本テーマではDNAチップを利用した文献を紹介します。また、DNAチップの製造をはじめとしたDNAチップの基盤技術に関する文献も確認できます。 |
JS0809 | 都市気象とヒートアイランド | ヒートアイランドに関連した論文・解説を網羅的に紹介します。ヒートアイランド対策技術(緑化、空調システムの省エネルギー技術、保水性舗装など各種対策技術)やヒートアイランド対策に関わる環境政策を含み、また、ヒートアイランドに関係性があると指摘される都市熱環境の調査、都市気象の観測などについて述べた幅広い文献が対象になります。 |
JS0811 | 家庭用ロボット・人間型ロボット | 家庭用、人間型(ヒューマノイド)など親しみのあるロボットの情報を提供します。人間型では、人の表情など感情を再現するロボット、人の動作を模倣し、人との共生を図るロボット、また、人では不向きな環境で作業をするロボットなどが研究されています。二足歩行やマニピュレーション技術の他、人間性、人との共生・協調に関する文献を紹介します。 |
JS0812 | ナノチューブ | ナノ材料として有用なカーボンナノチューブについて,基礎から応用までを幅広く扱います。また最近、新たに報告されたケイ素ナノチューブなど,炭素以外のナノチューブも紹介します。ナノチューブの応用可能性は,情報・通信,環境・エネルギー,バイオ・医療などの各分野に広がっています。 |
JS0814 | 溶接部の機械的性質 | 現代社会では各種構造物及び車輌・船舶等の安全性・信頼性が今まで以上に求められています。特に、溶接金属や溶接熱影響部を含む溶接部は、さまざまな事故を引き起こす原因の一つとされ、その材料力学的な性質を評価・把握することは安全を確保し、事故を未然に防止する上で必要とされています。本テーマでは、特に使用材料を限定せず、さまざまな溶接法で加工された溶接部の機械的性質(引張強さ、靭性、衝撃強さ、疲れ強さ等)に関する文献を紹介します。 |
JS0817 | 水素をエネルギー源とした動力装置 | 地球温暖化の元凶であるCO2(二酸化炭素)や汚染物質のNOx(窒素酸化物)などの環境に負荷を与える物質を出さないエネルギー源として水素を使った動力装置が開発され、自動車など、私たちの生活の身近に利用されようとしています。水素を爆発させる内燃機関としての水素エンジンと、電気エネルギーとして取り出す燃料電池の代表的な動力源を中心に、水素を燃料とする動力源としての技術研究や応用分野の文献を網羅的に紹介します。 |
JS0818 | 力学的振動の解析 | 乗物を含む各種機械・装置および土木・建築構造物の振動解析に関する文献を紹介します。 |
JS0819 | ライフサイクルアセスメント | ライフサイクルアセスメントとは、ある製品を考えた場合その製造(原料の製造なども含めて)から、輸送、製品としての利用、廃棄・リサイクルまでに使用される資源の量や廃棄物の量などをトータルに評価する手法をさします。環境に対する負荷の少ない製品などを考える場合の不可欠な手段となります。持続可能な開発や環境に優しい技術が注目される現在、話題性の高いテーマといえます。 |
JS0820 | 再生可能エネルギー | 石油などの枯渇してゆく化石燃料などに対し、繰り返し使用可能で自然現象を利用した太陽エネルギー、風力エネルギー、バイオマスエネルギーなどを再生可能エネルギー(Renewable Energy)といいます。CO2などの温室効果ガスを排出することもないクリーンエネルギーとして注目を集めています。ここでは、再生可能エネルギーの実際の利用やその動向などを紹介します。バイオマスエネルギーについては「JS0345バイオマス」(A5)を参照してください。 |
JS0821 | ICタグ | ICタグは無線ICタグ、RFIDとも呼ばれる、物体を識別するため付与された微小なICチップです。商品に付いているバーコードのような識別コード(ID)情報をICタグに記録させて様々なモノに付与し、無線等の電波を用いて管理システムと情報を送受信することで、製品を非接触かつ自動的に識別し、効率的な管理を可能にします。このテーマでは、ICタグの要素技術である無線伝送技術と、タグ本体のデバイス技術に関する文献を紹介致します。 |
JS0822 | 生体触媒を用いた不斉反応と光学分割 | 酵素または微生物を用いる生体触媒反応は,不斉反応すなわち特定の立体配置の化合物だけを得る立体選択的な反応や,ラセミ混合物の分割に有用です。目的物だけを得るので環境にやさしい反応として注目されており,とくに医薬品中間体などの分野での研究が盛んです。生体触媒によって光学活性物質を得る反応を網羅的に紹介します。 |
JS0825 | イオン液体 | 一般的に塩は高温で溶融状態となりますが、環状窒素化合物などの陽イオンと適当な陰イオンを組み合わせることにより、常温で溶融状態となる有機塩が存在します。これらは「イオン性液体」と呼ばれ、不燃性、不揮発性、高極性など従来の溶媒ではみられない性質を有するため、さまざまな分野での応用が研究されています。 |
JS0826 | 無溶媒技術 | 環境にやさしい化学である「グリーンケミストリー」の考え方の一つに、化学プロセスの無溶媒化があります。固相反応を利用して物質を合成するなど、従来使用されてきた有機溶媒を用いない環境負荷を低減させたプロセス開発が進められています。本テーマでは、無溶媒合成、無溶媒抽出、無溶媒分析などソルベントフリーな技術全般を取り扱います。 |
JS0827 | ゴム材料の耐久性 | 加工性と弾力性に富むゴム材料は、衝撃吸収材や免震材など汎用材料と特殊材料の両面から幅広いニーズがあります。これらのゴム材料の耐久性は、ゴム性能を長期的に持続させる上で極めて重要な要素です。天然ゴムや合成ゴムの耐久性については、耐光性などの耐環境性、耐食性などの耐化学薬品性、耐摩耗性等が研究されています。 |
JS0828 | 金属材料の耐摩耗性 | 機械部品が接触しながら荷重を受けて稼働するとき、摺動部に材料の摩耗が生じます。接触している材料の機能を良好に保つためには、耐摩耗性を向上させることが求められ、表面硬化処理を施したり、耐摩耗合金の開発が行われています。また耐摩耗性は、接触している材料の種類や材料にかかる荷重及び摺動速度によって左右されるため、これらを考慮に入れた材料設計が必要となります。本テーマではさまざまな金属材料の耐摩耗性について役立つ情報を提供します。 |
JS0829 | スピントロニクス | 現在のエレクトロニクスは電子の電荷の性質と運動を電気的に制御して行うものが殆どです。電子は固有の性質として「電子スピン」を持っており,これを利用したエレクトロニクス技術をスピントロニクス,スピンエレクトロニクス,場合によってはスピンニクスと呼んでいます。現在,電子スピンによる電気抵抗の大きな変化(巨大磁気抵抗効果)を利用したハードディスク用の磁気ヘッドが既に開発されています。また,電子スピンを利用したスピントランジスタなども研究されています。 |
JS0830 | フォトニック結晶 | フォトニック結晶とは,結晶格子のように,光波長程度の大きさを持った誘電体(半導体)等を格子状に組み,誘電率(屈折率)が周期的になった構造を言います。格子の組み方で1次元,2次元,3次元のフォトニック結晶ができます。フォトニック結晶では,この周期構造が原因となって,電磁波(光)が透過できない周波数帯が生じ(フォトニックバンドギャップ),ちょうど,結晶格子の場合と似たバンド構造ができます。この構造を利用して様々なフォトニクスデバイスの作製が考えられています。 |
JS0831 | ナノバイオ材料 | 特に医療領域でのナノバイオ材料の研究開発が活発です。DDS(薬物送達システム)分野では、糖の認識機能に着目した糖鎖導入型の高機能な指向DDSナノ材料の合成技術と糖鎖導入型DDSナノ粒子の分子認識や体内動態が、虚血性疾患、炎症性疾患、及び悪性新生物(癌)などの治療への応用を目指して研究されています。また、極微量物質を検出するデバイスとしてナノバイオセンサがあります。プローブ顕微鏡である原子間力顕微鏡(AFM)のセンサーで、ペプチド分子の変形に伴う弾性の変化や分子内エネルギー損失量の測定が行われます。 |
JS0832 | マイクロバブル | マイクロバブルは大きな気液界面を有する微小な気泡です。近年、水質改善、新規な造影剤の提供、スクリューや工業用攪拌装置の摩擦抵抗の低減化、環境改善による牡蠣の収量向上など水産養殖への応用、少量の洗剤による洗濯方式まで、その有効性が環境、医療、工業分野他各方面から報告されています。この広範囲に渡る応用を背景に、マイクロバブルの発生方法、制御方法、計測方法に関する技術的問題から、流体力学の基礎的問題まで、その科学、技術への関心が高まりつつあります。 |
JS0833 | 化学センサ | 化学、物理、電気・電子、機械、医療、情報、環境など様々な分野における革新的な電気化学センサチップなどの化学センサのみならず、センシング技術、研究開発・市場動向などあらゆる化学センサの最新情報をご紹介します。 |
JS0834 | 人材育成 | 人材は組織運営にとっての究極の資源であり、人材育成の手法、教育効果の評価システム、見える化等の開発が各所で行われています。特に、近年、熟練労働者の老齢化に伴う空洞化への対応は焦眉の課題であり、あらゆる職場、階層で人材の活用が望まれています。学校における職業訓練や、医療分野における人材教育は含みません。 |
JS0835 | メタンハイドレート | メタンハイドレートは低温・高圧下において、46個の水分子で構成される立体網状構造の8個のかごの中にそれぞれメタン分子が取り込まれた白色固体です。天然ガスハイドレートの場合は、メタンを主成分とし、エタン、プロパン等が少量含まれた混合ハイドレートとなっています。日本の周辺海域では、水深1,000メートル以上の海底で存在が確認されており、産業技術総合研究所の調査では賦存量は約6兆立方メートルと試算されています。これは日本の天然ガスの年間使用量の約100倍に相当する膨大な量であり、次世代天然ガス資源として位置づけられています。一方、天然ガスの貯蔵、輸送技術等ハイドレートの特徴を生かした産業技術の開発も注目されています。エネルギー資源の多様化の一環として、経済産業省が開発計画を策定し、コンソーシアム組織で2001年度から16年計画で開発を進めており、掘削、分解、採取工程を含む経済性のある生産技術の開発が推進されています。また、産業技術の開発に関しては、天然ガス産地でのハイドレート製造技術、海上輸送技術、貯蔵技術、国内陸上輸送技術、吸気冷却ガスタービン発電技術、蓄熱材への利用技術等、国内外の研究機関や国内メーカーにより種々実施されており、特許出願も旺盛です。さらに、海底でメタンハイドレートのメタンを二酸化炭素に置換する技術は、エネルギー問題と地球環境を両立できるとして関心が高まっています。 |
JS0836 | 分散型エネルギー(マイクログリッド) | 近年、環境問題と相まって、電力を必要とする場所の近くに小型発電機を設置して発電することが試みられています。このコンセプトでは、電力を必要とする場所ごとに発電機が分散設置されるので、「分散型電源」と呼ばれ、この分散型電源を用いてエネルギーを供給するシステムを、「分散型エネルギーシステム」と呼んでいます。電力の供給システムには、電力量の需給バランスと電力品質の維持が常に求められるので、「蓄電(電力貯蔵)」も重要な構成要素です。需要地内で複数の分散型電源や電力貯蔵システムを組み合わせ、分散型電源の発電量を需要状況に合わせて制御し、電力の地域自給を可能とする小規模の電力供給網の「マイクログリッド」は、地球環境保護やエネルギーセキュリティの観点から、今後の新しい電力ネットワークとして重要なシステムになると考えられています。 |
JS0837 | 量子ドット(基礎) | 規則的な微細構造を有する半導体では、電子はある領域に閉じ込められ、電子の状態密度は量子化されます。量子ドットは電子を3次元の方向から閉じ込めたものです。閉じ込め方向を1次元にしたものが量子井戸、2次元のものが量子細線です。例えば量子ドットは、直径20nm程度以下の半導体の微細な単結晶をこれよりもエネルギーギャップの大きな別の半導体結晶の中に均一に高密度に埋め込んだ構造をもっています。このテーマでは量子ドットの作成方法や物理的・化学的性質などを扱った文献を紹介します。レーザ、半導体素子、量子コンピュータなどへの応用は「JS0838量子ドット(応用)」(B1)をご参照ください。 |
JS0838 | 量子ドット(応用) | 量子ドットレーザ、半導体素子、量子コンピュータなど、量子ドットの様々な分野への応用例をご紹介します。量子ドットは、直径20nm程度以下の半導体の微細な単結晶をこれよりもエネルギーギャップの大きな別の半導体結晶の中に均一に高密度に埋め込んだ構造をもっていますが、このような構造で半導体レーザを作製すると、極少量の電流で強く発光する非常に純粋な光のレーザができます。また、量子ドットレーザの他に、単一電子トランジスタ、量子コンピュータなども利用の対象となっています。さらに、医学やライフサイエンス分野での応用に関する文献も取り扱います。 |
JS0839 | テラヘルツ波 | テラヘルツ波とは、周波数・波長が電波(ラジオ電波など)と光(可視光や赤外光)の中間に位置する電磁波(一般的には0.1THz~10THz(波長3mm~30μm))(T:テラ、1012)のことです。特性として、電波の持つ物質透過性(紙、半導体やプラスチック等は透過する)と光波の持つ直進性を併せ持つため、テラヘルツ波の応用領域は、光と電波の応用技術の境界領域にあります。かつては、テラヘルツ波の発生と検出に難しさがあり、未踏波長領域とされてきましたが、最近の技術開発により応用への展開の兆しが現れました。応用分野は、情報通信分野(超高速通信デバイス)、電子機器分野(半導体(LSI)チップの検査や故障解析)、バイオ・医療分野(ガン検診、病理組織診断、医薬品検査)、食料・農業分野(食品検査、鮮度管理、残留農薬検査)、セキュリティ・検査分野(郵便物、麻薬、覚せい剤、爆発物混入など検査)、住宅・建設分野(非破壊検査)などです。 |
JS0840 | XAFS(X線吸収微細構造) | XAFS とは”X-ray Absorption Fine Structure”の略語で、X線吸収スペクトルから、試料中の注目する原子の情報(結合距離、配位数、結合の対称性など)を引き出す解析手法です。近年、大型放射光施設で発生した高輝度X線を用い、XAFSは多種多様な物質が混在する系に含まれる微量物質の化学状態を解明する分析手段として着目されています。 |
JS0841 | グリーンケミストリー | グリーンケミストリー(環境にやさしい化学)とは「有害な化合物をなるべく使ったり出さないように物質や反応を設計・実践して、有用な化学製品を作ること」です。グリーンケミストリーにおいては、危険性の高い原料、中間体の使用を回避し、副生物や不要排出物の抑制を目指します。また、人体・野生生物に対する毒性、地域・地球環境への影響を考慮しなければなりません。グリーンケミストリーの実例としては、バイオマスを利用したポリマー原料の製造、ホスゲンを使わないウレタンの合成、超臨界二酸化炭素中の触媒反応、などがあります。 |
JS0842 | 水素製造 | 現在世界で年間約5,000億Nm3の水素が、天然ガスなどの化石資源から製造されていますが、主にアンモニア合成、石油精製、メタノール合成等に用いられています。日本における水素製造量は石油精製所、製鉄・コークス工場などで合計年間約238億Nm3程度ですが、これらの水素の殆どが石油の脱硫や重質油の改質用に用いられています。天然ガスの水蒸気改質(スチームリフォーミング)による水素の製造が世界の主流で、全水素製造の約8割を占めています。日本においては原料調達の都合から、主にナフサ、オフガスを原料とした水素製造が行われています。灯油や液化石油ガス(LPG)の石油系原料から水素を製造し燃料電池用に供給するシステムは、供給インフラが整っており、今後実用化しやすいものです。メタノールからの水蒸気改質法による水素製造は、オンサイトプラントの他、特に携帯電子機器に用いる固体高分子型燃料電池(PEFC)用として技術開発が進められています。ジメチルエーテル(DME)は常温常圧では気体ですが、蒸気圧が低くLPGと同様に取扱えることと、メタノールと違って殆ど毒性が無いので、水素製造の原料として近年急速に検討が行われています。日本では石油・天然ガス金属鉱物資源機構の公募事業においてDMEの水蒸気改質法による1kW級の定置用固体高分子型燃料電池システムが完成しています。 |
JS0843 | マイクロリアクタ | マイクロリアクタは、石英ガラスや耐腐食性の高い固体素材表面上にMEMS等を作成する微細加工技術によって作成され、化学反応を行うために使用される3次元構造体です。通常500μmより小さい等価直径の流路(マイクロチャンネル)の中で反応を行う構成になっています。マイクロリアクタは、工学的に作り出された構造、表面特性、あるいは通常、数μm~数千μmのサイズをもつ構成要素およびそのシステムです。そのシステムの構成部分として微細電子デバイスの構成要素を含むこともあります。個々のマイクロリアクタをスケールアップする代わりに、マイクロリアクタの数を並列接続するなどのナンバリングアップにより化学反応物の生産量の増加が行われます。特に、少量生産、高付加価値な医薬品、農薬、化粧品などを、効率よくコスト削減して生産できる新時代の合成技術と期待されています。 |
JS0844 | バイオマスからの石油化学基礎原料の製造(バイオリファイナリーを含む) | 有機廃棄物等を原料として石油代替物「バイオオイル」を作り、それから各種の工業原料が合成されています。米国では、C2~C5の有機酸などを製造するバイオリファイナリー開発プログラムが総合的に進められています。バイオリファイナリーは「21世紀の産業革命」とさえ言われており、燃料、電力、付加価値のある化学製品を生産するバイオプロセス及び設備です。バイオリファイナリーの開発と関連技術の波及は単なる環境保全という観点を超えて、21世紀の社会を変革させる可能性さえ秘めてます。現状では米国が先行しているが、日本でも国家戦略として、更なる技術開発の促進施策の実施が期待されています。 |
JS0845 | バイオディーゼル | バイオディーゼル燃料は、生物由来油から作られるディーゼルエンジン用燃料で、軽油の代替となります。菜種油、パーム油、オリーブ油、ひまわり油、大豆油、こめ油などの植物油、魚油や牛脂などの獣脂、廃食油などを原料として、エステル交換により脂肪酸メチルエステルに変換したもの(FAME)です。軽油へのFAMEの混合上限は5%です。エネルギー生産専業、食とエネルギーの複合生産、輪作体系のなかでの複合型エネルギー生産など、地域や農家の実情に応じてエネルギー作物栽培が選択されています。 |
JS0846 | 高熱伝導プラスチック | プラスチックは断熱材などにも使用されるように熱伝導性が低いものです。一般に熱伝導性を上げるためには金属などの熱伝導性フィラーやファイバーを配合しますが、十分な伝導性を付与するためには非常に多くの配合率(~50%)となり、重量や成形性などの点で問題があります。最近、これらプラスチック中の熱伝導性粒子を低融点合金でつなぎ、熱伝導の経路を造る技術や炭素繊維を結合材で網目構造に連結して平面方向の熱伝導性を向上する技術、熱可塑性プラスチックとフィラー間の分子間相互作用を高めてフィラー間の高効率接触を実現するなどのさまざまな技術が開発され、現在ではステンレスを超える熱伝導性プラスチックが得られるようになっています。 |
JS0847 | 自動車関連高分子 | 自動車産業では軽量化、設計・デザインの自由度、機能付与、低コスト化等から汎用プラスチック、エンジニアリングプラスチック、熱可塑性エラストマー、ゴムなど様々な高分子が利用されてきました。また、加工法も押出成形でチューブ・パイプ類、シート・フィルム類が、射出成形で構造部品、機構部品などが製造され、採用部品拡大に伴い多種多様となっています。最近では地球環境問題やエネルギー資源問題等への対応から、軽量化に加え、リサイクル性、VOC削減、脱化石資源への対応などが必要であり、また多様な新エネルギーシステムに対応する為に新たな高分子材料の開発が求められています。 |
JS0848 | プラスチックの表面硬度向上 | 従来から、自動車部品、化粧品などの容器類、シート・フィルム、光ディスクなどのプラスチック基材表面の耐擦傷性、耐薬品性、耐候性などを補うためにハードコート処理が行われています。最近では、既存用途での更なる表面硬度向上のため、また新規用途であるディプレイ分野のスクリーン用基材、光ディスクやレンズなどの透明基材、自動車部品の透明基材などにおいて更に耐擦傷性に優れたハードコート材料が求められています。 |
JS0849 | 光学デバイス(光学部品)用透明プラスチック | 透明プラスチック材料の代表例は、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート(CR-39)、環状ポリオレフィン等が挙げられます。これらの透明プラスチックは無機ガラスには無い耐衝撃性、良好な成形加工性、軽量、易着色性等の特徴を持つので、ヘッドライトカバー、眼鏡レンズ、コンタクトレンズ、カメラレンズ、光ファイバー、光ディスクなどの車両用、電機・工業品、日用品・雑貨、照明等に利用されています。 |
JS0850 | バイオインフォマティクス | ヒトゲノムの読み取りが終了し膨大な情報が得られた一方、その情報から生命現象に関する有用情報を抽出するのは容易ではない事が認識され、コンピューターを駆使した大量情報の処理が必要となり、生物学の知見と情報工学の知見が融合した結果生まれた技術分野です。遺伝子やたんぱく質の機能の基本的な情報(相互関連、立体構造など)の取得に加え、有る特定の遺伝子についての転写、代謝、疾患、薬理、および関連する他の遺伝子との関係を詳しく調べる事が重要関心事となってきており、ここではコンピューターをいかに有効に活用するかが技術開発のポイントとなっています。 |
JS0851 | RNAi | 当初RNAは遺伝情報がDNA→RNA→タンパク質と流れて生命活動が行われる中での補助的役割と位置づけられていましたが、近年になってむしろRNAがゲノム情報の発現制御に於いて重要な役割を果たしていることが判ってきました。特に2本鎖のRNAが特定の遺伝子の発現を抑制する(RNAi、RNA干渉という)現象が見いだされ、この生命現象を活用して目標とする遺伝子の発現を抑制するという新しいメカニズムによる医薬開発が進められています。また、ヒトゲノムの98%はタンパク質をコードしていないのですが、この非蛋白コード部から転写された多くのRNAが生命機能の発現や抑制を司る機能性RNAとして働いていることが判明しました。 |
JS0852 | ケミカルバイオロジー | 核酸やタンパク質などの生体高分子と特異的に作用する低分子化合物を使って,対象とする生体高分子との相互作用を解明する研究手法です。ヒトゲノムの解析が終了し、さらに生体内のタンパク質に関する情報が蓄積されてきたので、この情報を活用して有機化合物との相互作用を追求することにより、遺伝子発現や分化などの生命現象に影響を及ぼす生理活性有機化合物を見つけ出すケミカルバイオロジーの手法による研究が精力的に進められています。具体的には種々の化合物の合成とそれらの生体内機能発現を観察する、あるいは化合物ライブラリーから生理活性を有すものを選択し、それらの機能を観察することで、新たな医薬の探索・設計・創製と進められることが期待されています。 |
JS0853 | 遺伝子治療 | 正常な遺伝子を細胞に補う、遺伝子の欠陥を修復・修正する、または有害遺伝子の働きを抑制するなどの手段による治療の方法。遺伝子を体内に送り込む手段としては病原性を無くしたウィルス(ウイルスベクター)に目的遺伝子を担持させて注射・吸入する方法と、患者のリンパ球を体外に取り出しこれに遺伝子を導入した後体内に戻す方法とがあります。当初は先天性の疾患の治療法として技術開発されましたが、最近はそれ以外の疾患にも対応した開発が進められており、治療方法の開発に加えベクターの開発も精力的に進められています。 |
JS0854 | 幹細胞の医学利用 | 幹細胞とは種々の細胞になる能力を持ちかつ自己複製能力を持つ細胞のことを言い、一定の組織・器官に分化する能力を持つ体性幹細胞とあらゆる組織・器官に分化する能力を持つ胚性幹細胞(ES細胞)とがあります。幹細胞を利用することにより、病気または事故などで失われたり機能劣化した器官や臓器を再生する医療や、疾患の治癒に有益な生体活性物質の分泌を促すことによる治療に利用することが期待されています。ただし、胚性幹細胞に関しては応用に関して多くの期待が持たれるものの、その取得のためには受精卵を破壊する工程が必要なため、ヒトES細胞に関しては倫理的観点から限定された範囲の研究においてのみ取り扱いが認められています。 JS0854(幹細胞の医学利用)には海外文献や、基礎医学に関する文献が含まれます。 IS0112(幹細胞の医学利用(国内臨床))には国内の臨床医学文献が含まれます。 |
JS0855 | PET(陽電子放射断層撮影) | PET(陽電子放射断層撮影)とはがん細胞の有無や位置を正確に調べる装置で、がん細胞が体の正常な細胞に比べるとブドウ糖の消費が数倍多いことを利用しています。CTやMRIなどの他のがん診断法は、予め問題とした臓器の部位の形態を見て診断しますが、PETではがん細胞固有の機能をもとに判定するため、他の手法では発見し難い様な数mmの早期のがんも発見することが出来、更に、腫瘍の良性・悪性の判断、また予想されなかった部位の腫瘍の発見もできます。具体的には、FDGと言うブドウ糖に似た構造で陽電子線放射能力のある薬剤を体に注入し、この薬剤の集合位置からの放射線を検出し画像化することにより、がん細胞の存在を発見します。 |
JS0856 | 分子イメージング | 分子イメージングは生体内における特定の分子の挙動を生きたままで画像化する技術で、応用範囲は人体に直接利用する臨床分野と、細胞や小動物を対象として利用する研究分野とがあります。臨床分野の利用例としては、PET(陽電子放射断層撮影)およびSPECT(単光子放射線コンピューター断層撮影)が代表的で、PETでがんの診断、SPECTは血管狭窄の判定などに主に利用されており、ぞれぞれ特定の放射性薬剤を体内に投入してその動きをイメージングし観測することにより行われます。研究用としても小動物用PET装置や高速スキャンCT装置等を用い、実験動物が生きたままで注目する分子の体内での挙動を追うことにより、従来は薬品の投与後、臓器の切片を観察することで行ってきた体内での変化や移動を、動的に判断することが出来ます。 |
JS0857 | ワクチン | ワクチンは、外界から体に侵入する微生物や有害物を攻撃破壊する人体の持つ免疫作用を活性化、また記憶させる為に投与するもので、従来は毒性を無くした病原体または病原体の一部を利用し体内に抗体を作成させ感染症を予防するために活用されています。近年に至り予防医学のみでなく、がんなどの治療のためにも研究開発が進み、特に脳腫瘍の中でも重篤な膠芽腫という腫瘍に対しこの腫瘍細胞の持つ蛋白を活用した自己ワクチンを投与することで多大な成果が得られています。本テーマでは、ワクチンについての研究文献のうち、ヒトに関するもののみをご紹介します。 |
JS0858 | 食品とコレステロール | 血液中のコレステロールが正常値を超えた状態が続くと、動脈硬化を要因とする心臓疾患、脳血管疾患に罹患する恐れがあります。コレステロールは卵類を代表にほとんどすべての動物性食品に含まれますが、一方、食物繊維や魚はコレステロールを低下させる作用があります。近年、コレステロールを正常値に近づける有効な成分の報告は多数に昇っており、健康食品の開発は活発に行われています。 |
JS0859 | センサネットワーク | センサネットワークは、ユビキタス社会の通信インフラとして期待されており、様々な通信方式や素子が開発されています。さらに、従来にない運用やアプリケーションが提案されており、社会的インパクトも大きくなってきています。このため、技術的動向ばかりでなく社会的影響も含めて目の離せない分野です。 |
JS0861 | セマンティック・ウェブ(Web 2.0) | Web2.0は2004年以来、量的な拡大ばかりでなく、様々なアプリケーションの分野へ急速に拡大しています。一方、セマンテックウェブはWeb2.0を基本とするものの、計算機同士の通信において「意味」の解釈を含めた情報交換を実現するなど、従来のWebの枠を超え、次世代ウェブとして情報通信システムに革新的な変化を与えるものと考えられています。 |
JS0862 | ベイズモデリング/ベイジアンネットワーク | トマス・ベイズ(18世紀)により導かれた確率原理に基づくベイジアン・ネットワークは、「絡み合った事象から一定の法則を得ること」、「発生した事象から今後発生しうる結果を推測すること」を可能とするといわれています。ベイジアン・ネットワークは1980年頃から知能情報システムの分野において研究が進められ、現在では、スパム(迷惑メール)フィルターで実用化された他、遺伝子調節ネットワーク、ロボット制御工学、意思決定支援システムなどに応用され数々の成果を収めています。今後、ベイジアン・ネットワークの重要性がますます増していくものと予想されます。 |
JS0863 | 絶縁診断・寿命予測 | 電力の安定供給のために、機器の絶縁劣化診断を常時行い、破壊に至る前に機器を交換できれば停電をさらに低減することができます。機器(材料)内に発生する微小な放電を検出し、これを情報処理することにより機材の残存寿命を推定する手法が開発されています。絶縁破壊、絶縁劣化、絶縁材料の寿命予測などの文献をご紹介します。 |
JS0864 | 時間領域差分(FDTD)法 | 時間領域差分法(Finite Difference Time Domain method)は、Maxwell方程式の数値解を求める計算方法の一つで、時間領域における計算のため時間波形が容易に得られるという特徴があります。各種アンテナの解析評価、電子機器の放射する電磁波の解析評価、光集積回路やマイクロ波集積回路における波動場等の電磁解析の他、超音波伝搬現象や室内音場解析にも適用され、これらの分野の設計・開発現場で使われるようになりました。 |
JS0865 | 電気二重層キャパシタ | 電気二重層キャパシタは、ファラッドのオーダーの非常に大きな静電容量を有し、充放電サイクル寿命が長く、急速充放電や大電流充放電が可能なすぐれた特徴をもつエネルギー貯蔵デバイスです。その使用量が拡大していると共に、電気自動車や燃料電池自動車への応用が検討されています。カドミウムのような重金属を含まず環境に負荷を与えないデバイスであることも着目されます。 |
JS0866 | ピア・ツー・ピア(P2P) | ピア・ツー・ピアは、パソコンが互いに対等な状態で、ファイルを交換するシステムで、簡易型LANとして情報資源を柔軟に共有することができます。これにより、たとえば、大量のデータが、過負荷を与えることなく処理され生産性を向上させます。一方、情報へのアクセスが容易であるため、データの盗難、損失、またコンピュータウィルスに対して無防備になる可能性があり、セキュリティを確実に実行する必要が指摘されています。 |
JS0867 | MIMO(マルチ入力・マルチ出力) | MIMOはMultiple Input Multiple Outputの略で、空間多重伝送技術のことです。別々の情報を同一の周波数を使って、同時に複数のアンテナから送信し、複数のアンテナで受信し、情報を分離します。より高速で安定したデータ通信を行うことができ、次世代の無線LANや携帯電話に欠くことのできない技術です。理論上ではアンテナの数に比例して速度を向上させることができます。 |
JS0868 | 多相系の流れ | 多相流(混相流)の問題は,地下水流動,台風,火山活動などの自然環境や発電所,燃焼エンジン,化学・生物産業など科学技術の広範な分野にわたっています。これらの現象を精密に計測したり、数値計算でシミュレーションすることは,工学的に非常に意義深いと言えます。計測、シミュレーションなどを含みます。 |
JS0869 | 超伝導エネルギー利用 | 超伝導は、電力や核融合等のエネルギー分野、リニアモーターカー等の輸送分野、MRIやNMR等のバイオ・医療分野、Si結晶等の材料プロセス分野、磁気分離等の環境分野、加速器等の素粒子物理分野等々で幅広く研究開発が進められています。超伝導モータ、超伝導軸受など。電子デバイスは「JS0467 超伝導材料」(B2)、エネルギー貯蔵は「JS0468 超伝導の応用」(B2)をご参照ください。 |
JS0870 | 複合荷重・疲労評価 | 複合荷重(組合せ荷重)下における疲労強度及び疲労亀裂進展挙動の解析など。疲労強度評価法、疲労亀裂進展評価法について、原子力機器、車両、船舶、航空機等の分野での最新の研究開発成果をご紹介します。 |
JS0871 | 摩耗試験 | 生産システム、交通運搬システムなどの機械システムは、異種の材料、異なる動きをなす部品が摺動面をもって接している世界です。このような機械システムは様々の環境下で24時間稼動し社会を支えています。従って、部品の摩耗特性は生産量、製品コスト、エネルギー消費、安全性に多大な影響を及ぼす重要なファクターであり、その試験法も日夜発展し続けています。 |
JS0872 | 電気加熱、電気加工 | 各種電気加熱(アーク加熱、高周波加熱、赤外線加熱、抵抗加熱、放電加熱、誘電加熱など)の最新の研究開発成果をご紹介します。レーザ加工は「JS0691 レーザ加工」(Q4)、特殊加工は「JS0028 特殊加工」(Q4)をご参照ください。 |
JS0874 | 車載電子機器およびシステム | 自動車の電子化が進み、新たな車載電子機器の登場が市場の成長を後押ししています。カーエレクトロニクス、カーナビゲーションなどのほか、走行・運転支援などのシステムも開発されています。自動車ぎ装、電装品(カーエアコンなど)は「JS0244 自動車ぎ装」(Q8)をご参照ください。 |
JS0875 | エコカー(環境対応車) | 環境対応技術の開発状況、エコカーの展開計画などの最新の研究開発動向をご紹介します。低公害車、低燃費車などを含みます。電気自動車、ハイブリッド車は「JS0034 電気自動車」(Q8)をご参照ください。 |
JS0876 | 鉄道の事故対策・安全管理 | 「鉄道は最も安全な輸送機関である」と信じられてきましたが、JR福知山線の事故を契機として、官民あげて安全対策が講じられています。鉄道システム、安全管理体制、ヒューマンエラーとあらゆる観点から事故防止の取り組みがなされています。 |
JS0877 | エレベータ・エスカレータ | 「建築基準法施行令の改正」や「高齢者,障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則」以来、エレベータ・エスカレータは、ユニバーサルデザイン、省スペース設計など設備環境面の要求に答えることが重要なテーマとなり、また、安全性の向上も求められています。エレベータ・エスカレータに関して、技術的文献から実例、事故等も含め、幅広く紹介します。 |
JS0878 | ロケット、ロケットエンジン | ロケットは化学ロケットと電気ロケットに大別されます。化学ロケットの代表例は液体酸素と液体水素を組み合わせた液体燃料ロケットで、日本のH-IIロケットやアメリカのスペースシャトルのメインエンジンとして使用されています。電気ロケットの一つにイオンエンジンがあります。電界中でイオンが得た運動量を推進力とし、宇宙空間で用いられるロケットエンジンです。電磁加速型のMPDアークジェットは、有人火星ミッションを先がけとする次世代の惑星間航行宇宙船に搭載されるロケットエンジンの本命と考えられています。 |
JS0879 | 液状化 | 地震の振動によって含水砂質性地盤が流動化する現象である液状化の諸問題を紹介します。近年、海岸埋め立て地、三角州あるいは水田跡地への都市化が進み、液状化による被害が拡大しています。原因、プロセス、土質との関係、流体力学的解明、対策としての土質・構造物の改良といった研究を含み、液状化に関する地震災害対策に寄与します。 |
JS0880 | シールド工法、推進工法 | シールド工法はシールドマシン内で掘削、セグメント組み立て、推進を行わせるもので、一方推進工法は立抗内からコンクリート管などをジャッキで押し込む工法です。非開削工法として都市部、軟弱地盤、海底下、河川下など条件の悪い地区でのトンネル掘削に使われた工法例および土質調査など周辺技術の記事を含みます。 |
JS0881 | 橋の耐久性 | 橋の劣化、耐久性に関する記事を紹介します。橋全体または各部における劣化の状況、原因、補修等、橋の耐久性全般を取り上げ、安全管理維持の参考とします。 |
JS0882 | 高架・立体交差 | 道路、鉄道などの高架や立体交差の建設に関する、国内外のさまざまな文献(施工例、工法、構造、設計、耐震性などを含む)を紹介します。 |
JS0883 | ダム | 近年の地球温暖化の影響による集中豪雨と渇水に頻繁に見舞われる不安定な気候の時代にあって、ダムの役割は再評価されつつあります。ダムは土木、水理、岩盤、機械他のいろいろな工学部門によって支えられている構築物であるとともに、環境との整合性も考慮に入れて計画されねばなりません。ダムについて述べられた記事を幅広くご紹介します。 |
JS0884 | 文化財保護、歴史的景観・古建築の保存 | 歴史的に価値のある建造物、古建築、町並み(歴史的景観)などを中心に、幅広い意味での歴史的文化財の保存、保護について述べた文献を紹介し、全国にまたがるこれら文化財の維持に関心のある人たちへの参考とします。 |
JS0885 | 都市緑化(屋上緑化、壁面緑化など) | 都市の緑化はヒートアイランド対策の一つとして有効な手段であり、さらに美しい景観が街中に現出します。その中で屋上緑化、壁面緑化など建物の緑化技術は中心テーマであり、各都市の行政はそれぞれの実情に見合った事業を策定し、緑化推進に取り組んでいます。 |
JS0886 | クロム規制とクロムフリー技術 | 六価クロムは、硬質クロムめっき、装飾クロムめっき、クロム酸陽極酸化、クロメート処理、プラスチックめっきなどの表面処理・化成処理に不可欠の存在でした。クロム酸塩の持つ、優れた腐食抑制効果と、安価である点がその大きな理由となっています。しかし、環境や人体への影響が指摘され、有害な六価クロムの使用は、厳しく制限されるようになっており、これによって、六価クロムを使用しない代替手段の確立は喫緊の技術的課題となっています。例えば、六価クロムの替わりに、より安全性の高い三価クロムを使う皮膜形成法や、無機系(鉄、亜鉛、アルミニウム合金、マグネシウム合金、リン酸塩など)、有機系(トリアジンジチオールなどのキレート系、水性樹脂、シランカップリング剤)、および有機・無機複合系(シリケートなど)の各種皮膜形成技術が開発されています。 |
JS0887 | バイオモニタリング | 生物が有害化学物質に暴露された場合、致死のほか、成長阻害、忌避行動、防衛反応、繁殖阻害、酵素阻害反応などの生物反応を示すことがあります。これらを経時的または連続的に観測してリスク評価を行うのがバイオモニタリングです。環境リスク評価では、バイオモニタリングに適する生物種を見出すことが有用です。ヒトへの影響評価においては、ヒトの体内組織や血液、尿など体液の化学物質あるいはその代謝物を測定して、ヒトへの暴露を評価します。 |
JS0888 | アスベストの汚染、健康影響と防止対策 | アスベスト(石綿)は肺からの吸入により、アスベスト肺、肺がん、悪性中皮腫の原因となるため、1970年代から徐々に使用禁止され、現在ではほぼ全面的に禁止されました。しかし潜伏期間が数十年あり、また建物解体により今後も患者は増加するともいわれています。大気汚染、測定・分析、飛散防止、無害化、疾病発生・治療などアスベスト被害及び対策の記事です。 |
JS0889 | VOCの低減 | WHOの沸点範囲に基づく分類でVVOC(高揮発性有機化合物)およびVOC(揮発性有機化合物)に該当する物質が、国際的には揮発性有害化合物として取扱われています。国内では、VOCの排出を抑制するために平成16年5月(2004年)に大気汚染防止法が改正されて、同法では、「揮発性有機化合物(VOC)」は、大気中に排出され、又は飛散した時に気体である有機化合物と定められています。具体的には、VOCの多くは、塗料、接着剤、インキ等に溶剤として含有されているため、塗装、接着、印刷関係施設およびこれらの材料を使った製品からのVOCの排出が多くなっています。水性塗料、無用剤型塗料、水性インキ、無用剤インキ、水性接着剤、ホットメルト型接着剤、反応型接着剤等のVOCを殆ど含まない材料(低VOC材料)が開発されています。こうした低VOC技術に関する文献を中心に提供します。 |
JS0890 | 光化学スモッグ | 光化学スモッグは工場や自動車の排気ガス中の窒素酸化物、揮発性有機化合物が太陽光で光化学反応を起こし、オゾン、アルデヒドなどのオキシダントを生成する現象です。日本では規制により原因物質の排出は少なくなりましたが、都会地のヒートアイランド現象、外国からの汚染物質の流入などにより、また再発するようになりました。大気汚染状況、オキシダント発生機構など光化学スモッグについてのあらゆる研究文献です。 |
JS0891 | 希少元素代替技術 | 平成19年7月に発足した文部科学省実施事業「元素戦略プロジェクト」および経済産業省実施事業「希少金属代替材料開発プロジェクト」は、平成18年3月閣議決定された「第3期科学技術基本計画」の重点推進4分野のひとつである「ナノテク・材料分野」に列挙される「戦略重点科学技術」のうち「資源問題解決の決定打となる希少資源・不足資源代替材料革新技術」の研究開発に位置付けられるものです。「元素戦略プロジェクト」は、希少元素や有害元素を使うことなく、高い機能をもった物質・材料を開発することを目的として、(ア)豊富で無害な元素による代替材料、(イ)戦略元素の有効機能の高度活用、(ウ)元素有効利用のための実用材料設計技術を研究します。「希少金属代替材料開発プロジェクト」では、情報家電、ロボット、電池など新たな産業分野の拡大により需要が増大することが確実なインジウム、ディスプロシウム、タングステン等の希少金属に目標を絞って、資源の安定供給確保に向けた戦略の一部として代替/使用量低減技術を開発します。 |
JS0892 | 放射性廃棄物 | 放射性廃棄物は、高レベル放射性廃棄物と、低レベル放射性廃棄物に分類されます。高レベル放射性廃棄物は原子力発電の使用済み燃料であり、ガラス固化体とし、地下深くに埋設する地層処分などの保管方法が考えられています。低レベル放射性廃棄物は、中性子を吸収して放射性物質になったものや放射性物質が付着したもので、比較的低い放射能を持つ廃棄物です。余裕深度処分等の濃度に応じた埋設処分が行われます。近年、劣化ウランは劣化ウラン弾に転用され、目標命中時に微粉末となって拡散し、被害が広範囲に及ぶため国際問題化しています。 |
JS0893 | マグネシウム合金 | マグネシウム合金は、マグネシウムを主成分とする合金であって、密度はアルミニウム合金の約2/3で、実用金属材料中最も軽量です。強度/密度比が高いので、従来は主として航空機用材料や自動車用材料として注目されてきました。電磁波遮蔽能が高いことや耐衝撃性と耐振動性が高いことなどの特性を生かして、近年特に携帯用電子機器(ノートPCやMDなど)の筐体にも用いられています。構造材用マグネシウム合金は、用途に応じてAl、Zn など添加元素を加えて使用されますが、結晶微細化方法を制御して、鋳造およびダイカスト用合金としてはMg-Al系合金(AM100A、AM50A、AM60Bなど)、Mg-Al-Zn系合金(AZ91Dなど)、およびMg‐希土類元素系合金(EZ33、ZE41など)などが実用化されています。展伸用合金としては主にMg-Al-Zn系とMg-Zn-Zr系のものが実用化されています。 |
JS0894 | 連続鋳造 | 連続鋳造は、1970年代に確立された鋼鉄の鋳造工程です。造塊を加熱、圧延する従来法より、省エネルギーかつ生産性に優れるため、現在ではほぼ100%%の製鉄所で用いられています。凝固時に割れやすい鋼では大きな利点を持ち、特にテンレス鋼で開発が進みました。最近では、コバルト基合金の連続鋳造法の開発に成功し、さらに、マグネシウム合金など連続鋳造が難しい合金についても研究がなされています。一方、連続鋳造では、生産性と品質レベルを維持するために極めて高度な技術管理が要求されます。 |
JS0895 | 理科教育 | 若年層の「理科離れ」が指摘されて以来久しくなります。これまで、その原因を探り、その要である理科教育ではいろいろな取り組みがなされてきました。暗記中心から体験や観察を重視するカリキュラムへの移行、模型やコンピュータを駆使した実習プログラムの実施などです。生徒の好奇心を満たし、探究心を芽生えさせることができたとする報告は多くあります。さらに、一般市民のサイエンスコミュニケーション力の育成の必要も唱えられ、大学や文化施設を利用した成人向けの科学教育活動も活発です。 |
JS0896 | レスキュー | 自然災害、事故、事件に対処する災害救助について、インフラの早期復仇から心のケアを含む医療救護まで年々体制が強化されています。近年、レスキューロボットも現場で救助活動を行える段階になり、その要素技術の開発も活発です。例えば、センサの高機能化により、瓦礫の下で捜索が困難な被災者を識別できるようになりました。また、各種センサの信号を特別なアルゴリズムで変換することにより、レスキューロボットを適切に操作できるようになり、捜索能力が向上しました。大地震やテロ災害の脅威に曝されている現在、犠牲者を最少に抑える対策としてレスキューの充実は焦眉の急です。災害救助、救助ロボット・無人機などに関する文献をご紹介します。 |
JS0897 | 地理学 | 地理学とは、大地と大気の接触する地球表面に生起する自然・人文の諸事象を、地域的観点から究明する科学です。様々な地形の形成過程や、地域の地形・気候・植生などに関する報告から、地域の気候・風土に関連した経済や産業・都市計画・防災についての報告など、地理と地形に関連する様々な研究成果を報告いたします。人文地理学に関するものは人文科学のため除きます。 |
JS0898 | 偽造防止技術全般 | 現在、世界各国でブランド品などを初めとした製品の偽造被害が広がっています。被害の拡大状況は特にアジア圏において顕著で、年々増加の一途を辿っており、その総額は約20兆円と推定されています。こうした状況の中、製品などを偽造被害から守るためには、訴訟などの法的手段に加えて、本物と偽物を区別する目印をつけておくことが有効で、対応が急務とされています。その一つとして、コバート技術(器具等を用いて真贋判定、検証する偽造防止技術の総称)などの活用のニーズが高まっています。 |
JS0899 | ナノコンポジット | ナノコンポジットとは、ある素材を1~100nmの次元で粒子化したものを、別の素材に練り込み、分散させた複合材料であり、ナノコンポジットを形成することで、ナノ構造制御、機能発現、性能向上(引っ張り強さ、弾性率、熱変形温度など)が行われます。具体的事象としては、無機ラメラネットワーク形成によるTm以上での耐熱変形性の発現、二段階スピノーダル分解による高性能半導体接着剤、高剪断場での相溶解による結晶の微細化を伴う可撓性付与、微細サラミ構造形成による非粘弾性の発現などがあります。 |
JS0900 | 色素増感型太陽電池 | 地球温暖化の原因となる二酸化炭素を放出しないエネルギーとして、太陽エネルギーを初めとする自然エネルギーの利用が課題となっています。太陽エネルギーを利用しやすい電気に変換する太陽電池は家庭用にも普及が進められていますが、さらに広く普及させるためにはさらなるエネルギー変換効率の向上と、製造コストの低減が求められます。色素増感太陽電池、光電気化学電池(dye-sensitized solar cell)は安価な材料を使用してエネルギー変換効率を高められる可能性が期待されるため、活発に開発が進められています。 |
JS0901 | 太陽熱利用 | 太陽エネルギーの熱的利用(thermal utilization of solar energy)。太陽熱利用住宅/ソ-ラ-ハウスシステムの事例、太陽熱発電、太陽熱装置、太陽熱温水器(ソーラーシステム)などの最新の研究開発成果をご紹介します。太陽電池については「JS0498 太陽電池」(N3)を、太陽光発電については「JS0013 直接発電」(N2)をご参照ください。 |
JS0902 | 希少金属資源の回収 | 鉄、銅、亜鉛、アルミニウム等のベースメタル(コモンメタル・メジャーメタル)や金、銀等の貴金属以外で、産業に利用されている非鉄金属のレアメタル(希少金属)資源の、安定供給確保のための新たな回収・リサイクル技術、代替技術などをご紹介します。 |
JS0903 | 液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC/MS/MS) | 近年,液体クロマトグラフィー/質量分析法(LC/MS)よりもさらに高感度分析が可能な液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法(LC/MS/MS)が開発されました。LC/MS/MS装置は、LC/MS装置と比較して、夾雑物等の影響を受けず、またフラグメントイオンが得られることから、格段に測定感度(S/N)が向上しています。 |
JS0904 | 環状有機金属錯体、メタラサイクル | 炭素-金属結合を有するメタラサイクル(metallacycle)型錯体は、空気や酸素等に対して優れた安定性を示し、いろいろな化学反応で高い触媒活性を示すことが知られています。そのため、近年種々の構造のメタラサイクル型錯体が開発され、その触媒特性に関する研究が盛んに行われています。 |
JS0905 | バイオエタノール | バイオエタノールは、環境問題、原油依存性脱却の観点から注目されているガソリン代替燃料です。サトウキビ(ブラジル)、トウモロコシ(米国)、甜菜(欧州)などのバイオマスを発酵させ、蒸留して生産されるエタノールを指しています。再生可能な自然エネルギーであること、大気中のCO2量を増やさない(カーボンニュートラル性)点から、将来性が期待されています。政府は「バイオマス・ニッポン総合戦略」の中で、地球温暖化対策として、現在E3と呼ばれる3%の混合比までのバイオエタノール混合ガソリンを認可しています。 |
JS0906 | 原子移動ラジカル重合(ATRP) | 原子移動ラジカル重合(Atom transfer radical polymerization;ATRP)はリビングラジカル重合の一つであり、ビニル系モノマーの重合制御が可能な重合システムであるため、重合体の構造、分子量及び分子量分布をコントロールすることができます。 |
JS0907 | 外来種 | 外来種とは、元々その地域に生息していなかった動植物が人間の何らかの行為によって持ち込まれ定着した種をいいます。外来種の引き起こす問題としては、その地域に元々生息していた在来種を圧迫し生態系のバランスを崩し、絶滅する種がでてくること、遺伝子の撹乱、一次産業の被害などがあります。近年国際問題となっており、日本でも外来生物法(2005年6月施行)が制定されています。動物植物にかかわらず、広く「外来種」に関する文献を集めました。 |
JS0908 | バイオフィルム | バイオフィルム(生物膜:Biofilm)とは固液界面に形成された微生物によるフィルム状構造体で、薄い膜(所謂ぬめり)のことです。近年、食品の微生物による汚染源として、食品製造設備表面に形成されたバイオフィルムの関与が強く指摘されるようになってきましたが、これはバイオフィルムが抗生物質や洗浄・殺菌などの処理に対して高い耐性を有することに起因しています。これらバイオフィルムは殺菌不良の原因になり、バイオフィルム形成制御は重要な課題です。 |
JS0909 | オーガニック食品、自然食品 | 定義の難しい有機食品、有機農法や、日本における農林物質の規格であるJAS規格の一つである有機JAS、無/減農薬、無/減化学肥料に言及した文献など、海外の資料も含め網羅的な検索結果を作成します。 |
JS0910 | 三次元映像 | 高精細テレビの技術開発が一段落したこともあって、三次元(立体)映像技術の開発が盛んになってきています。過去の技術に比べ、よりリアルで視聴者の負担の少ない方式が提案されています。さらに、液晶やプラズマ方式の表示装置の表示技術が確立し、表示装置側の工夫による実用的な家庭用機器としての立体テレビへの指向も見えてきています |
JS0911 | システムオブザーバ、外乱オブザーバ | システム制御の状態空間法では、システムの状態を状態変数で捉え、出力ではなく状態変数をフィードバックして制御を行います。このとき、検出できない変数をコンピュータシミュレーションで推定する機能がオブザーバです。外乱オブザーバはパラメータ変動等をシステムの状態として推定し、推定した外乱を制御的に相殺する制御です。シミュレーションの方式や応用事例の報告が増えてきています。 |
JS0912 | 風力発電 | 風力発電は、風力によって発電機を回して発電する方式です。風力エネルギーは枯渇の心配がない無尽蔵の再生可能エネルギーのひとつであって、風力発電はCO2を排出しないクリーンな発電方法で、風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換できる効率のよい方法です。風力発電は、事業化が容易であって既に世界的に大規模な実用化が進んでいます。 2005年末現在、風力発電の設備容量は、世界全体で約59GWです。地域別に見ると、欧州40.50GW(全世界の約69%)、米国9.14GW、インド4.43GWなどです。欧州は2010年までに導入する目標であった40GWを5年早く突破しており、このペースならば2010年には京都議定書で定められた温室効果ガス排出削減量の三分の一を風力発電だけで達成できると言われています(世界風力エネルギー協会、2006)。 日本では欧米諸国に比して普及が遅れています。日本国内での風力発電の総設備容量は2006年3月現在で約1.08G Wです。 |
JS0913 | 瞬時電圧低下 | 瞬時電圧低下(SAG)とは瞬間的(100~200mS程度)に電圧が定格電圧以下に低下する現象で、主な原因は落雷や風水害など気象によるもので、いまだに回避できない問題として残されています。その発生メカニズムと各種電源装置を用いた対策装置等の最新の研究成果をご紹介します。 |
JS0914 | 高誘電率材料 | 半導体デバイスの微細化では、例えばシリコン酸化膜(SiO2)を用いたゲート絶縁膜が数nm程度になっています。このため、量子力学効果によるトンネリング電流、漏れ電流などによる信頼性の低下が問題となっており、これを解決するため、高誘電率ゲート絶縁膜の開発が活発になってきています。例えば、アルミナ(Al2O3)を用いて、絶縁膜を形成し、同膜中に窒素を取り込むことで、トランジスター高速動作の障害となる絶縁膜内の欠陥を抑制する方法が開発されています。Hf(ハフニウム)をベースにした高誘電率材料を絶縁膜に用いる研究開発や、HfSiON(窒化ハフニウム・シリコン酸化物)膜を形成した研究開発も発表されています。 |
JS0915 | 有機半導体 | 一般的に有機材料で構成された半導体を指します。無機材料の半導体と同様に、発光や光吸収を示すものがあり、電子をキャリアーとするn型半導体と正孔をキャリアーとするp型半導体があります。有機p型半導体として、ペンタセン、テトラセン、フタロシアン系などが用いられます。有機半導体の特性は無機半導体の特性と比べて劣っていますが、有機半導体の利点として、軽量化、大面積化、低価格化などが可能である点を挙げることができます。導電性高分子であるポリチオフェンやポリフェニレンビニレンは、塗布技術により半導体構造の構成が可能で、フレキシブルなフィルム上等への製造が可能です。
応用として、有機EL、有機電界効果トランジスター(FET)、電子ペーパー、液晶ディスプレイ、有機太陽電池、情報電子タグなど、シリコン等の無機半導体にない特長を活用したデバイスの開発に注目が集まっています。
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JS0916 | ナノインプリント | 従来、高い精細度の加工が困難視されたインプリント技術ですが、製造コストを低減できる、形成可能なパターンの制限が少ないなどの利点を持っています。インプリント技術も従来の熱式に比べ、位置合わせ精度の高い紫外線放射方式などが開発され、製造技術の改良も進んできています。10ナノ程度の加工精度が実現可能とされ、安価なLSI 製造技術として広範囲の分野での応用が期待されています。 |
JS0917 | フレキシブルディスプレイ | 近年、電子ペーパーやフレキシブルディスプレイなど、表示媒体としての電子的な紙(電子ペーパー)の長所を取り入れた、新たな電子表示媒体の開発が進められています。フレキシブルディスプレイの発光材料(素子)はプラスチックなどのフィルムではさんだ構造で、主に有機EL素子や液晶素子が用いられます。その最新の研究開発成果をご紹介します。 |
JS0918 | 地上波デジタル | 2011年の地上波デジタル放送完全移行に伴い、関連機器・関連技術に関する文献が増加すると考えられます。地上波デジタル機器の機能はソフトウェア化され、ソフトの書き換えによる機能・仕様の変更が可能であり、「ダビング10」のように、既発売製品の制約にとらわれず、法制度の改定や技術進歩に合わせ新たな技術が開発されていくと考えられます |
JS0919 | 非Newton流体・複雑流体 | 非Newton流体や機能性流体などの複雑流体の流動挙動に関しては,分子レベルからナノ,マイクロ,マクロのマルチスケールでの内部構造の解明が必要です。非Newton流体・複雑流体に関して,非Newton性と機能性に関わるマルチスケール流動現象やそれらの特性のシステム化に関する最新の研究開発成果をご紹介します。 |
JS0920 | ER流体・MR流体(磁性流体) | 流体に外部環境条件を与えることにより,流体のミクロな構成要素の物理化学的性質が受動的に応答変化し,種々の機能性を発現する流体を機能性流体と言います。電場や磁場の印加により,そのレオロジー特性が変化する機能性流体として、電場で特性が変化するER流体(電気粘性流体:electrorheological fluid),磁場により変化するMR流体(磁気粘性流体:magnetorheological fluid)があります。ER流体・MR流体の発現するユニークな機能を利用したアクチュエータ、ダンパ、バルブ等のデバイスやシステムへの応用研究が盛んに行われ、多方面での利用が期待されています。 |
JS0921 | 鉄道車両 | 鉄道車両に関する研究開発について、材料や部品、設計から保守まで、幅広く文献を紹介します。 |
JS0922 | 運転行動とドライビングシミュレータ | ドライビングシミュレ-タ-は、3次元コンピュ-タ-グラフィックスを駆使した模擬運転装置です。自動車の運転に関する危険状況や危険運転を疑似体験できる装置です。危険予知訓練を主体とした学習により、自主的に安全運転行動のとれるドライバ-が育成されます。 |
JS0923 | 運転支援システム | ドライバーが安全に運転できるように支援する安全運転支援システム(DSSS)、先進の高速道路運転支援システムなど運転支援システムの最新の研究開発成果をご紹介します。 |
JS0924 | エコセメント | エコセメント(Eco Cement)とは、都市ゴミ焼却灰や下水汚泥などの廃棄物を主原料として製造される、新しいセメントです。'02年(平成14年)7月、日本工業規格に定められました(JIS R 5214)。焼却灰には、セメント成分が全て含まれていて、それらを有効活用することによって、廃棄物を再資源化しゴミ処理負荷を軽減します。 |
JS0925 | 自然災害(地震、噴火、水害等)の予知 | 自然災害とは、自然作用が誘因となり人間社会生活環境に損傷や危害を与えることです。自然災害にはその発生が事前に予測できていれば大幅に被害を軽減できるものが数多くあります。ここではその事前予測が期待される自然現象として地震、火山噴火、津波、台風などについてその発生の予知・予測に関する最新の情報をお届けします。 |
JS0926 | 二酸化炭素排出量と排出権取引 | 二酸化炭素(CO2)など、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの排出権取引が、 国内企業の間で広がっています。京都議定書で温室効果ガス削減を義務付けられている日本政府は排出権の購入に乗り出し、取引は一段と活発化しています。 |
JS0927 | CO2固定化、貯留技術 | 気候変動枠組条約京都議定書の批准国日本は、温室効果ガス排出抑制目標を達成するために、エネルギー起源のCO2排出を1990年水準で安定化し、更に6%の削減を行わねばなりません。CO2固定化は、大規模排出源からCO2を分離・回収して地中や深海底、海水中に固定・貯留する技術で、大量のCO2を削減するために有望視されています。米国でも、 国立エネルギー技術研究所(NETL)がCO2隔離プログラムに基づきCO2固定化技術の開発を推進しています。日本では官民ともにCO2固定化技術を実用化するための課題克服に鋭意取組んでいます。 |
JS0928 | レアメタルリサイクル | レアメタルは、ステンレス鋼等の鉄鋼原料からハイテク産業に至るまで幅広く使用されており、国内産業にとって不可欠な材料です。日本は、安定供給に対するリスクを軽減するため主要レアメタル7種(Ni、Cr、W、Co、Mo、Mn、V)を備蓄していますが、ベースメタル(Zn、Cu、Pb)の鉱山閉鎖等の影響を受け、供給不足や価格高騰が起きています。Pt、Pd、In等の高価なレアメタルのリサイクルは進んでいるものの、多くのレアメタルは添加物として使用されており、抽出が困難である等の理由からほとんどリサイクルが行われていないのが現状です。 |
JS0929 | ステンレス鋼SUS304、SUS316 | SUS304、SUS316とは日本工業規格(JIS)で定められたステンレスの規格で、SUSはSteel Use Stainlessの頭文字を表し、304、316は鋼種の分類を表しています。これらは代表的なステンレス鋼のひとつで、さまざまな用途があります。腐食、機械的性質、相変態、破壊挙動をはじめ、SUS304、SUS316に関するさまざまな文献を紹介します。なお、AISI304,AISI316の文献も含みます。 |
JS0930 | ポーラス金属(多孔質金属) | ポーラス金属(Porous Metals)は、多孔質(ポーラス)で比表面積が大きいため、高いエネルギー吸収能、熱交換容量、断熱特性等に優れ新しい機能性材料として注目を集めています。各種軽量化構造材、衝撃吸収材、吸音材、フィルター、機械部材、医療器具などへの応用分野での最新の研究成果をご紹介します。 |
JS0931 | コークス | コークスは冶金、燃料、炭素材等に用いられます。各種コークスをはじめコークスの性質、組成、分析、試験、製造(コークス化過程、コークス炉を含む)について紹介します。 |
JS0932 | スポーツ施設・スポーツ用具 | スポーツ設備・スポーツ用具等の進歩により、スポーツの記録やルールも変わります。スポ-ツ用具や施設に関するの最新の情報をご紹介します。 |
JS0933 | 持続可能な社会(サスティナビリティ) | 持続可能な開発(サステイナブル・ディベロップメント:Sustainable Development)とは、将来の世代の要求を満たす能力を損なうことがないように現代の世代の要求も満足させるような開発。「持続可能な発展」とも訳され、持続可能な開発が行われ持続可能性を持った社会を「持続可能な社会」と言います。93年に制定された日本の環境基本法でも第4条等で、循環型社会の考え方の基礎となっています。 |
JS0934 | 海馬 | 脳についての感心が高まり、脳に関する研究も急速に進んでいます。その中で最も研究が進んでいる部位の1つが記憶を司る「海馬」です。海馬は高機能ですが、非常にデリケートで、ストレスや酸素不足などで壊れてしまいます。さらに、アルツハイマー病の病変が最も早く現れる場所でもあります。このテーマでは、「海馬」に関係する最新の研究成果を広くご紹介します。 |
JS0935 | miRNA | miRNA(micro-RNA)は、18~25ヌクレオチドの小さなRNAで、蛋白質に翻訳されないノンコーディングRNAです。miRNAは、主に翻訳阻害とmRNAの切断により、複数の遺伝子の制御をしていることが近年明らかになりました。miRNAの異常は、癌の他さまざまな病気を引き起こします。このテーマでは、miRNAの最新研究成果を広くお届けします。 |
JS0936 | ウイルス感染の基礎研究 | 自己複製が出来ず、動物や人に入り込みその細胞を利用して増えていくウイルス。世界がグローバル化した結果、地球のどこかで起きた感染症は、またたくまに世界に広がります。ウイルス感染症から生命を守るためには、まずウイルスの感染機構を知らなければなりません。このテーマでは、ウイルス感染に関する基礎研究成果をお届けします。 |
JS0937 | 絶滅危惧種 | IUCN(国際自然保護連合)のIUCNレッドリスト2008に登録された、絶滅のおそれが高い動植物、約17,000種。日本の環境省のレッドリストに登録された、絶滅のおそれのある日本の野生生物種、約3,200種(H19発表)。今、地球で何が起きているのか、そして、どうしたら絶滅する種を減らすことができるのか。このテーマでは、絶滅危惧種について広く研究成果をお届けします。 |
JS0938 | 軸索伸長 | 神経細胞体から伸びる軸索は、長さ数m~数十cmで、他の神経細胞に情報を伝えるという重要な役割を担っています。神経細胞はどうやって正しい相手に軸索を伸ばすのでしょうか。そして、一度傷ついた軸索は、どのようにしたら再生できるのでしょうか。本テーマでは、軸索伸長に関する最新の基礎研究成果を集めます。 |
JS0939 | クオラムセンシング | 一部の真性菌は、自らの細菌数を感知して、一定の数に達すると一斉に病原性を発現することが近年明らかになりました。代表的なのが日和見感染です。細菌が自らの細菌数を感知しながら病原性の発現を制御する遺伝子ネットワークのことを、クオラムセンシングといいます。本テーマではクオラムセンシングの最新研究成果をご紹介します。 |
JS0940 | 磁気分離技術による環境浄化 | 電気分解と組み合わせた磁気分離による廃水処理、超伝導磁気分離による水質浄化など、近年、環境浄化技術として磁力で分離・回収を行う磁気力による分離技術の研究が進められています。高勾配磁気分離法による水質浄化、永久磁石を用いた連続的な磁気分離装置など最新の研究開発成果をご紹介します。 |
JS0941 | ゼロエミッション | 廃棄物の有効活用により廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システムをゼロエミッションと呼びます。ゼロエミッションへの取り組みや、ゼロエミッションの構想に基づいた廃棄物や廃水の削減などに関する文献を紹介します。また、ゼロエミッション構想を推進するためのエコタウンについての文献も紹介しています。 |
JS0942 | 化学物質管理 | 化学物質は社会にとって有益なものですが、中には人や環境にとって有害なものも多くあるため、適切な評価や安全な管理が必要とされます。関連する法令、リスク評価、安全性情報などを中心に化学物質管理に関する文献を紹介します。 |
JS0943 | バイオガス | 家畜糞尿や生ゴミなどの有機性廃棄物の発酵により生成するバイオガスは、代替燃料、温暖化防止対策、再生可能エネルギーなどの観点から注目されてきています。バイオガスに関する国内外の研究成果について紹介します。 |
JS0944 | 有機塩素系溶剤による汚染およびその対策 | 有機塩素系溶剤とは、1,1,1-トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなど、ドライクリーニング用の洗剤や、半導体工場、メッキ工場などで製品に付いた油を除去したり、濃厚な液体をうすめる溶剤として用いられている有機塩素化合物のことを言います。これらの物質による空気、水質、土壌などの汚染の問題は深刻であり、浄化や汚染防止などの対策が求められているため、こうした問題に関連する文献を紹介します。 |
JS0945 | ビル・店舗・オフィスにおける省エネルギー | 温室効果ガス削減目標達成のため、大きなエネルギーを使うビル・店舗・オフィスにおいては、これまで以上の省エネルギー対策が求められます。省エネルギーへの取り組み事例を初めとして、オフィス等における省エネルギーに関する記事を紹介します。 |
JS0946 | Ti-6Al-4V合金 | Ti-6Al-4V合金は、チタン(Ti)をベースにアルミニウム(Al)を6%、バナジウム(V)を4%含む合金です。強度特性に優れ加工性も良いことからTi合金を代表する合金として大量に生産され多くの分野に使われています。Ti-6Al-4V合金の製造、加工、表面処理、熱処理、機械的性質、キャラクタリゼーション、用途等、Ti-6Al-4V合金に関する文献を幅広くご紹介します。 |
JS0947 | 純金属・高純度金属 | 純鉄(アームコ鉄、α鉄、電解鉄等)、純銅、純アルミニウム、純チタンをはじめとする純金属の組織、塑性加工、機械的性質等を紹介します。また、不純物を除去して純度を向上させた高純度金属は、機能特性や機械的性質が大きく変わることが知られています。高純度金属の組織、機械的性質等の文献も併せて紹介します。 |
JS0948 | 金属の熱処理 | 熱処理が各種金属材料の組織、機械的性質に与える影響等を紹介します。加工熱処理、表面硬化熱処理等の各種熱処理技術の他、熱処理条件、熱処理欠陥、熱処理炉等の文献をお届けします。 |
JS0949 | 金属のプレス加工 | さまざまな場面で使用されるプレス加工(剪断加工、深絞り加工、ゴム型成形等)の事例や近年の新しいプレス加工技術の開発について紹介します。また、加工設備についても併せて紹介します。 |
JS0950 | 金属の廃水・排ガス・廃棄物処理 | 金属工業における廃水処理、排ガス処理、廃棄物処理は、地球環境保全の観点からみて重要な課題となっています。各社の環境保全に対する取り組みをはじめ、工場廃水、排ガス、スラグ等の排出量の抑制方法、廃棄物のリサイクルや資源再生、有用物質の回収技術等の文献をお届けします。 |
JS0951 | 農業自然災害 | 台風や冷害、また虫害等による農作物の被害は栽培農家にとってのみならず消費者すなわち全国民にとっても重要な問題です。ここでは、様々な自然災害による農作物の被害および対策などについての文献を集めました。 |
JS0952 | 人獣共通感染症 | 新型インフルエンザに代表される動物病由来の新興感染症は予防も難しいため、しばしば人類にとって深刻な問題となります。ペットブームや乱開発等によって、野生生物と人間生活との距離が近くなったことが、近年の新興感染症の多発の原因との説もあります。ここでは、人獣共通感染症に関する文献を広く集めました。 |
JS0953 | ハチの農業利用 | ハチは人間に多くの恵みをもたらしてくれる昆虫です。近年、世界中で蜂群崩壊症候群という謎のハチ大量失踪事件が相次ぎ、養蜂産業のみならず栽培農家も深刻な打撃を受けており、ハチの重要性が再認識されています。ここでは、ハチによる農作物の花粉交配や害虫防除など、ハチの農業利用に関する文献を広く集めました。 |
JS0954 | 地産地消と食糧自給 | 日本にとって食糧自給率の低さは従来より指摘されてきたところですが、近年は経済学的のみならず環境学的な側面でも注目されています。ここでは、食糧自給率およびそれに関して話題のフードマイルや地産地消という観点についての文献を集めました。 |
JS0955 | 食品表示 | 日本ではJAS法に基づいた食品表示が従来よりなされていますが、「食の安全」が叫ばれる近年、食品の表示についても消費者の関心が高まってきています。ここでは、産地偽装や遺伝子組み換え作物表示、トクホ認定など、食品表示に関する文献を集めました。 |
JS0956 | 組込みシステム | 電子機器ばかりではなく、一般の装置・機器においてもマイクロプロセッサとソフトウェアが組み込まれ、装置・機器自体の機能性能を決定する重要な構成品となっています。多種多様な装置・機器に対応するため、プロセッサーに要求される機能・性能は大変きびしいものとなってきています、また、搭載されるソフトウェアは高信頼性が要求されます。このテーマでは、組込みプロセッサのアーキテクチャ、高信頼性を要求されるソフトウェアの開発技術を紹介します。 |
JS0957 | 遠赤外線・テラヘルツ波の発生,計測,応用 | 遠赤外線、サブミリ波、ミリ波の一部に及ぶ波長30μm~3mmの領域はテラヘルツ波とも呼ばれ、近年になって新しい発生方法や検出方法が可能となり、技術が急速に進展しています。水分子や高分子などの固有の振動周波数が存在し、宇宙観測、非破壊検査、生体分子の分光分析などさまざまな分野への応用が期待されています。このようなテラヘルツ波の発生、計測方法などの基礎的な文献から、それらを利用したイメージング、分光分析などの応用まで幅広く文献を紹介します。 |
JS0958 | 生産管理システム(CIM・CAM) | 生産現場で発生する技術業務、管理業務の情報をコンピュータで統括的に制御することで生産の効率化を図ることを、コンピュータ統合生産、CIM(Computer Integrated Manufacturing)といいます。CAM(Computer Aided Manufacturing)は主にCAD(Computer Aided Design)で作成されたデータにより、コンピュータの支援により製造を行うものです。このテーマでは、各種産業での生産工場現場へのコンピュータシステム導入事例などを紹介しています。 |
JS0959 | 電話機・携帯電話 | 急速に普及した携帯電話ですが、さらなる小形化、高性能、多機能、新しいサービス、さらに、人体への影響、省電力などの課題への対応が要求されています。これらを実現するための、設計、製造技術、半導体製造のアーキテクチャを紹介します。このほか、多機能化、IP化する電話機についても紹介します。 |
JS0960 | マルチコア | CPUの高性能をはかるため、複数のプロセッサコアが採用され、10個以上のコアを持つメニーコアへと進んでいます。このテーマでは、大規模化するCPUの小形化のための半導体技術、並列処理のためのパイプライン、キャッシュなどのアーキテクチャ、マルチコアでの最適化処理のためのOS、コンパイラなどのアーキテクチャを紹介します。 |
JS0962 | 電池材料としてのフラーレン | フラーレンC60を代表とする球殻状のフラーレン類は特異な電子構造が注目され,半導体,超伝導,光電変換,導電材料,医療材料など、さまざまな応用が期待されています。このような多種多様な応用例の中で太陽電池および燃料電池に着目して研究例を紹介します。 |
JS0963 | 固体高分子型燃料電池 | 燃料電池は、効率的なエネルギー活用・環境負荷の軽減・電力需要のピークカット等、次世代発電システムとして期待されています。本テーマでは、様々な種類の燃料電池の中で固体高分子型燃料電池(PEFC)の研究例に着目して、研究開発・動向・導入事例等について紹介しています。 |
JS0964 | 固体酸化物燃料電池 | 燃料電池は、効率的なエネルギー活用・環境負荷の軽減・電力需要のピークカット等、次世代発電システムとして期待されています。本テーマでは、様々な種類の燃料電池の中で固体酸化物燃料電池(SOFC)の研究例に着目して、研究開発・動向・導入事例等について紹介しています。 |
JS0965 | バイオ燃料電池 | 燃料電池は、効率的なエネルギー活用・環境負荷の軽減・電力需要のピークカット等、次世代発電システムとして期待されています。本テーマでは、様々な種類の燃料電池の中で微生物を利用した燃料電池の研究例に着目して、研究開発・動向・導入事例等について紹介しています。 |
JS0966 | 重金属汚染(健康影響) | カドミウム、水銀、鉛、クロムなどの重金属による水質、土壌、大気、食品などの汚染が人間の健康に与える影響(健康被害)についての文献を紹介しています。 |
JS0967 | 重金属汚染(生態系影響) | カドミウム、水銀、鉛、クロムなどの重金属による水質、土壌、大気などの汚染が生物や生態系(人間に対する影響を除く)に与える影響についての文献を紹介しています。 |
JS0968 | 重金属汚染と防止技術(廃水処理・水質浄化) | カドミウム、水銀、鉛、クロムなどの重金属による水系(河川、湖沼、海洋、地下水)の汚染、廃水処理技術、水質浄化などについての文献を紹介しています。 |
JS0969 | 重金属汚染と防止技術(土壌汚染防止・土壌浄化) | カドミウム、水銀、鉛、クロムなどの重金属による土壌や地下水の汚染、土壌汚染防止、土壌からの重金属除去などについての文献を紹介しています。 |
JS0970 | ゲルおよびゲル化の利用(機能性ゲル) | コロイド粒子または高分子溶質が相互作用のため集合・固化した状態をゲルといいます。このゲルに種々の機能を持たせた機能性ゲルと呼ばれるものは、インテリジェント材料やマイクロマシンをはじめとして高分子、バイオ、医療など様々な分野での利用が期待されています。このような機能性ゲルに関する情報を提供します。 |
JS0971 | 有機合成化学工業における光触媒 | 私達の日常生活に欠かせない様々な化学工業製品の製造には,有機化学の研究から得られた数多くの成果が利用されています。優れた機能や物性を有する化学物質を開発し、効率よく合成するため,また,より安全な,環境にやさしい合成法を開発するため,各種の触媒についての研究も進められています。こうした触媒の中で光触媒に関する文献を紹介しています。 |
JS0972 | 有機合成化学工業におけるバイオ触媒 | 私達の日常生活に欠かせない様々な化学工業製品の製造には,有機化学の研究から得られた数多くの成果が利用されています。優れた機能や物性を有する化学物質を開発し、効率よく合成するため,また,より安全な,環境にやさしい合成法を開発するため,各種の触媒についての研究も進められています。こうした触媒の中で酵素や微生物を利用したバイオ触媒に関する文献を紹介しています。 |
JS0973 | 環境関連の機能性ポリマー | 近年、高分子に様々な機能性を付加した新規材料が開発されており、これらを総じて機能性材料と称します。本テーマでは環境にやさしい生分解性プラスチックなどに関する文献を紹介します。 |
JS0974 | 生体・医療関連の機能性ポリマー | 近年、高分子に様々な機能性を付加した新規材料が開発されており、これらを総じて機能性材料と称します。本テーマでは人工臓器などに用いられる生体適合性プラスチックや生体内分解性プラスチックなどに関する文献を紹介します。 |
JS0975 | スーパーエンジニアリングプラスチック | 耐熱性が高く、150℃以上の温度での長時間使用が可能な高性能樹脂はスーパーエンジニアリングプラスチックと呼ばれています。本テーマではポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリベンゾイミダゾールなどの各種スーパーエンジニアリングプラスチックに関する文献を紹介します。 |
JS0976 | シリコン太陽電池,及び太陽電池の一般論 | 単結晶、多結晶、微結晶、アモルファス、薄膜など各種シリコン太陽電池の製造技術や変換効率の向上に関する文献を中心に、シリコン太陽電池に限定されない大規模発電やエネルギー貯蔵利用、宇宙利用、建造物や都市計画等の各種応用面を含む文献も紹介します。応用としては、ハイブリッド発電、電力貯蔵システム、各種動力装置の駆動源も含みます。太陽光発電については「JS0013 直接発電」(N2 電力工学)も参照してください。 |
JS0977 | 化合物系太陽電池、有機薄膜太陽電池 | 非シリコン太陽電池のうち、有機薄膜型太陽電池、CIS/CIGS/CdTeといった化合物系太陽電池について、製造技術や変換効率の向上に関する文献を中心に紹介します。色素増感型太陽電池については「色素増感型太陽電池」を参照してください。また、非シリコン型太陽電池に限定されない大規模発電やエネルギー貯蔵利用、宇宙利用、建造物や都市計画などの各種応用面については、「シリコン太陽電池,及び太陽電池の一般論」も参照してください。 |
JS0978 | ナノ材料(光学的性質及び応用) | 半導体ナノ構造(量子ドットなど)については、製造方法、電子や光子との相互作用など基礎的な研究が行われ、量子情報通信、レーザ、量子計算機などへの応用が期待されています。また、発光材料としてバイオ研究の蛍光色素としても利用が進んでいます。一方、ナノファイバー、ナノロッド、ナノワイヤなどについては、製造方法や物性などの基礎的な研究とともに、電子素子の配線や電子放出源としての利用、半導体素子としての利用などの応用的な研究が進められています。光学的性質(発光、光吸収、光子検出、光電流など)に絞って基礎的な理論や実験から応用まで幅広く文献を紹介します。 |
JS0979 | ナノ材料(電気・磁気的性質及び応用) | 半導体ナノ構造(量子ドットなど)については、製造方法、電子や光子との相互作用など基礎的な研究が行われ、量子情報通信、レーザ、量子計算機などへの応用が期待されています。また、発光材料としてバイオ研究の蛍光色素としても利用が進んでいます。一方、ナノファイバー、ナノロッド、ナノワイヤなどについては、製造方法や物性などの基礎的な研究とともに、電子素子の配線や電子放出源としての利用、半導体素子としての利用などの応用的な研究が進められています。電気的・磁気的性質に絞って基礎的な理論や実験から応用まで幅広く文献を紹介します。 |
JS0980 | セルロース | セルロースは植物細胞の主成分であり、地球上に最も豊富に存在する天然高分子です。古くから様々な分野で利用されてきましたが、近年は再生可能資源として再び注目を集め、医薬品、食品、電子部品関連などへの応用も研究されています。セルロース及びその誘導体などセルロースに関連する幅広い文献を紹介します。 |
JS0981 | 多糖マテリアル | セルロースや澱粉などに代表される多糖類は地球上で生物により大量に生産され、再生可能資源として注目を集めています。近年では液晶、創薬など様々な開発が進められています。多糖類に関連する複合材料についての文献を幅広く紹介します。 |
JS0982 | エリプソメトリー(偏光解析) | 偏光解析法は以前からある技術ですが、近年、膜の成長機構や性質を解明する技術として分子偏光解析法が注目されています。分子偏光解析法を含む、最新の偏光解析法に関する情報をお届けします。 |
JS0983 | 高機能繊維 | 発熱性肌着の大ヒットで、一躍有名になった高機能繊維。日常生活に身近な衣類など生活用品から、自動車や航空・宇宙など様々な産業まで、幅広い分野で使用されています。これらに関する記事を集めました。 |
JS0984 | クロスカップリング反応 | クロスカップリング反応は、医薬品や農薬、有機ELなど、私たちの生活を支える数々の製品を生み出す原動力となる化学反応です。日本のお家芸とも言われ、2010年日本人研究者がノーベル化学賞を受賞したことも記憶に新しい出来事です。これらの知見に関する記事を集めました。 |
JS0985 | iPS細胞 | 2007年、ヒトの皮膚細胞から胚性幹細胞(ES細胞)と遜色のない能力を持った人工多能性幹細胞(iPS細胞)が日本で開発されました。そして2010年、iPS細胞を治療薬として研究開発するためのライセンス契約が結ばれ、iPS細胞の実用化がまた一歩進みました。このテーマでは急速に進むiPS細胞研究の情報をお届けします。 |
JS0986 | DNAメチル化 | DNAメチル化は、単一のDNA配列から様々な遺伝子発現パターンを生み出す重要なエピジェネティック修飾機構です。DNAメチル化に異常があると、がんやその他の病気が発生することがあります。このテーマではDNAメチル化に関する文献をお届けします。 |
JS0987 | 家畜伝染病 | 2010年、宮崎県下で発生した口蹄疫は県の畜産業に甚大な被害を与えました。また、その他にも近年はBSEや高病原性鳥インフルエンザ等、家畜伝染病が国内でたびたび発生し社会問題化しています。ここでは、家畜伝染病(主にウシ・ブタ・ニワトリ)に関する文献を、その防除に関するものも含めて集めました。 |
JS0988 | 魚類の養殖技術 | 近年、人間による魚介類の乱獲や気候変動等の影響で海洋生態系の乱れが生じ、水産資源に影響が出ていると言われます。そんな中、2010年、水産総合研究センターが世界初のウナギの完全養殖に成功したと発表し話題になりました。今後、養殖技術による水産資源の安定供給はますます重要になってくると思われます。このテーマでは、魚類の養殖技術に関する文献を集めました。 |
JS0989 | 農業経営 | 農業ビジネスの進展や農産物ブランド化、戸別補償制度などの農業政策、地球環境保全と農業のあり方等、農業をとりまく環境は変化しています。農業の経営方策に関する文献を幅広く収集しました。 |
JS0990 | 発酵食品 | 発酵食品は、主に微生物の働きによって食品材料の変化をおこさせたり、微生物が産生する物質を利用した食品です。古くから親しまれていますが、最近ではプロバイオティクスとしての有用性なども注目されています。ヨーグルトなどの発酵乳、食酢や醤油等の発酵調味料、納豆などの発酵食品について、開発、製造、成分、健康への効果など、幅広く文献を収集しました。(但し、アルコール飲料は除きます) |
JS0991 | コンピュータグラフィックス | コンピュータグラフィックス(CG)とは、コンピュータ処理により、画像や映像を生成したり編集する技術、または、生成された画像や映像のことをいいます。このテーマは、コンピュータグラフィックスの様々な技術を紹介します。なお、テクスチャ処理・レンダリングを含みますが、CAD、CAM、CAIを除いています。 |
JS0992 | クラウドコンピューティング | クラウドコンピューティングとは、ネットワーク上のハードやソフトが提供するサービスを、それらの実体を意識することなく利用する、コンピュータの利用形態です。このテーマはクラウドコンピューティングに関わる技術や利用方式を紹介します。なお、このテーマはSaaSやIaaSを含みますが、グリッドコンピューティングは除きます。 |
JS0993 | グリッドコンピューティング | グリッドコンピューティングとは、ネットワーク上の複数のコンピュータを利用して並列処理を行わせることで、仮想的に高速大容量のコンピュータとして利用する形態です。このテーマはグリッドコンピューティングの技術と利用方式について報告します。なお、プロバイダ等によって提供されるサービスを利用する形態(SaaS、IaaS等)は、「JS0992 クラウドコンピューティング」を参照してください。 |
JS0994 | 拡張現実感 | 拡張現実感とは、現実空間に仮想空間あるいはコンピュータが作り出した情報を重ねる技術を言います。応用例の1つとしては、手術の時に医師がつけて、患者の身体の状態を表示させる装置などが考えられます。拡張現実感に関する最新の情報をお届けします。 |
JS0995 | スマートメータとスマートグリット | 情報通信技術を活用した、高機能型の電力メーターであるスマートメーターと、次世代送電網スマートグリッド、の技術開発や動向に関する文献をお届けします。 |
JS0996 | 光スイッチ | 光ネットワークはますます大容量、高速になってきています。このため、光データを電気変換を行わないで直接交換、ルーティングする光スイッチも高性能が要求されています。このテーマは、光スイッチの様々な方式や技術を紹介します。 |
JS0997 | 自動車タイヤ | 電気自動車、ハイブリッド車など、自動車はめざましく進歩していますが、どんな形式の車でも、それが走るためには「タイヤ」が必要です。自動車タイヤの開発に役立つ情報をお届けします。なお、自動車タイヤのリサイクルに関する文献は除いています。また、JS0628「タイヤと走行性能」とは、一部重複しています。 |
JS0998 | 金属の圧延 | 圧延技術に関わるさまざまな文献を紹介します。圧延技術としては、熱間圧延、冷間圧延をはじめとして板圧延、穴型圧延、制御圧延、仕上圧延等を含みます。 |
JS0999 | 金属の鍛造 | 鍛造技術、鍛造設備、鍛造製品等の鍛造に関わる文献を幅広く紹介します。鍛造技術では、熱間鍛造、冷間鍛造、型鍛造、精密鍛造等の各種鍛造技術を、鍛造設備としては、鍛造プレス、鍛造工具等が含まれます。その他、鍛造性、鍛造欠陥等の文献を含めてご紹介します。 |
JS1000 | 高齢社会とコミュニティ | 2030年の日本は、3人に1人が65歳以上と言われる高齢化社会。高齢者を多く抱える地域・コミュニティはどのようにあるべきか、様々な視点(医療や福祉、経済・産業・文化など)での具体的な取り組みの報告や、現状分析や問題点の洗い出しを行った文献をリストアップします。 |
JS1001 | 地球環境に配慮した まちづくり | 地球温暖化の防止や環境との共生を可能とする、社会システム・地域開発・まちづくりのありかたについて、調査・研究を行ったり、事例報告を行ったりした文献を幅広く集めました。エネルギー資源の循環や、省エネルギー、地域冷暖房とまちづくりとの関連について述べた文献も含みます。 |
JS1002 | 自動認識 | 自動認識とは、人が介在することなく、機械が自動的にデータを取込み、内容を認識することです。レジ、自動改札、ATM、ドアの開閉、在庫管理等あらゆる場所で多用されています。このテーマでは、自動認識についての最新情報をお届けします。なお、本テーマはJS0023「パターン認識」の部分テーマで、全件JS0023に含まれます。 |
JS1003 | バイオリアクタ | 微生物、酵素、各種細胞の培養などにより生化学反応を行う装置であるバイオリアクタは各種の反応器の中でも様々な用途に用いられています。特徴としては穏やかな条件での反応、副生成物や工程の少なさ、収率の高さなど現代のニーズに沿った技術であると言えます。 |
JS1004 | 膜反応器 | 膜反応器はメンブレンリアクタとも呼ばれ、膜分離の機能を取り込んだ反応器です。中空糸膜や半透膜など様々な分離膜の活用により、反応率が高いことや反応後の精製プロセスが不要など様々な利点があります。 |
JS1005 | 生体計測の技術とシステム(自動車関連) | 生体計測の技術とシステムのうち、車の運転時についてなど、自動車に関係した生体状況を計測する技術とシステムに関する文献を集めてご提供します。本テーマは、JS0316「生体計測の技術とシステム」の部分テーマで、全件JS0316に含まれます。 |
JS1006 | 金属ナノ粒子 | 直径が0.1μm以下(1nm以上)のごく微小な粒子は同じ物質でも元の状態とは全く異なる物性、挙動を示すものが多い。このようなナノ(10億分の1)メートルオーダの超微粒子の中でも、特に金属ナノ粒子に焦点を当て、特性、構造、製造法、装置、また電磁気学的、物理化学的、光学的性質などを応用した材料などについてご紹介します。金属としては主に金、銀、銅、白金、亜鉛、鉄、パラジウム、チタン、コバルト、ニッケルを中心に取り上げています。 |
JS1007 | 画像処理(診断) | 画像処理は、人間の視覚で画像として認められる形態の情報、例えば印刷物や写真等をディジタル画像化し、画像を入力情報としてシステムで特徴抽出やパターン認識、画像変換処理を行う技術と、画像を出力として作り出すコンピュータグラフィックス等の技術に大別されます。ここでは、医学分野での画像処理の応用技術を中心に報告を行います。なお、医学分野以外の画像処理、CAD、パターン認識、人工知能に関するものは除いています。 |
JS1008 | 画像処理(生物系) | 画像処理は、人間の視覚で画像として認められる形態の情報、例えば印刷物や写真等をディジタル画像化し、画像を入力情報としてシステムで特徴抽出やパターン認識、画像変換処理を行う技術と、画像を出力として作り出すコンピュータグラフィックス等の技術に大別されます。ここでは、生物分野での画像処理の応用技術を中心に報告を行います。なお、生物分野以外の画像処理、CAD、パターン認識、人工知能に関するものは除いています。 |
JS1009 | 画像処理(理学系) | 画像処理は、人間の視覚で画像として認められる形態の情報、例えば印刷物や写真等をディジタル画像化し、画像を入力情報としてシステムで特徴抽出やパターン認識、画像変換処理を行う技術と、画像を出力として作り出すコンピュータグラフィックス等の技術に大別されます。ここでは、理学系での画像処理の応用技術を中心に報告を行います。なお、理学系以外の画像処理、CAD、パターン認識、人工知能に関するものは除いています。 |
JS1010 | 画像処理(工学系) | 画像処理は、人間の視覚で画像として認められる形態の情報、例えば印刷物や写真等をディジタル画像化し、画像を入力情報としてシステムで特徴抽出やパターン認識、画像変換処理を行う技術と、画像を出力として作り出すコンピュータグラフィックス等の技術に大別されます。ここでは、工学系での画像処理の応用技術を中心に報告を行います。なお、工学系以外の画像処理、CAD、パターン認識、人工知能に関するものは除いています。 |
JS1011 | 強化プラスチック(製造・性質) | 本テーマでは、樹脂系複合材料の中でもFRPなどの繊維強化プラスチックの製造と性質に重点を置いています。製造法では、SMC(シート状材料)、BMC(バルク状材料)などの成形法や強化プラスチックの効率的な成形に関連した文献を紹介します。性質については、材料試験、材料力学、物理的・化学的性質など、強化プラスチックの性質について網羅的に文献を紹介します。なお、強化プラスチックの利用や応用に関する文献は除きます。 |
JS1012 | 化学蒸着(基礎) | 薄膜形成技術として20世紀において急速な進歩を遂げてきた蒸着技術は、今後も引き続き次世代の機能性素子などの研究において必要不可欠な技術と考えられます。蒸着技術の中で、特に化学蒸着(CVD)に焦点を当てて文献を紹介します。電子部品、金属表面処理への応用は「JS0482 蒸着(応用)」(U3)をご参照ください。 |
JS1013 | 物理蒸着(基礎) | 薄膜形成技術として20世紀において急速な進歩を遂げてきた蒸着技術は、今後も引き続き次世代の機能性素子などの研究において必要不可欠な技術と考えられます。蒸着技術の中で、特に物理蒸着(CVD)に焦点を当てて文献を紹介します。電子部品、金属表面処理への応用は「JS0482 蒸着(応用)」(U3)をご参照ください。 |
JS1014 | 透析 | 透析は膜分離の一手法で、水溶液中のイオン成分の除去や濃縮を行うものです。腎臓の代わりに血液中の老廃物を除去する血液透析やイオン交換膜と電気を用いる電気透析などがあります。 |
JS1015 | 膜濾過(逆浸透、限外濾過、精密濾過、超濾過、ナノ濾過) | 膜分離の中で膜濾過と呼ばれる手法があります。分離対象物質の大きさによってナノメートルレベルの分離を行う逆浸透やナノ濾過から、限外濾過、超濾過、そしてマイクロメートルレベルの精密濾過まで孔の大きさにより様々な用途に用いることが可能です。 |
JS1016 | ナノ材料(炭素系) | 原子数個から数十個で構成されるナノ(10億分の1)メートルオーダの微細構造(ナノ構造)の材料は強度や耐久性に優れ、21世紀を切り開く新材料、ナノテクノロジーとして注目を集めています。ナノ材料の中でも特に炭素(カーボン)に関連するものについて、物性、機能性、最新の研究開発動向をご紹介します。 |
JS1017 | ナノ材料(ケイ素系) | 原子数個から数十個で構成されるナノ(10億分の1)メートルオーダの微細構造(ナノ構造)の材料は強度や耐久性に優れ、21世紀を切り開く新材料、ナノテクノロジーとして注目を集めています。ナノ材料の中でも特にケイ素(シリコン)に関連するものについて、物性、機能性、最新の研究開発動向をご紹介します。 |
JS1018 | ナノ材料(チタン系) | 原子数個から数十個で構成されるナノ(10億分の1)メートルオーダの微細構造(ナノ構造)の材料は強度や耐久性に優れ、21世紀を切り開く新材料、ナノテクノロジーとして注目を集めています。ナノ材料の中でも特にチタンに関連するものについて、物性、機能性、最新の研究開発動向をご紹介します。 |
JS1019 | ナノ材料(光学的性質及び応用、炭素系) | 半導体ナノ構造(量子ドットなど)については、製造方法、電子や光子との相互作用など基礎的な研究が行われ、量子情報通信、レーザ、量子計算機などへの応用が期待されています。また、発光材料としてバイオ研究の蛍光色素としても利用が進んでいます。一方、ナノファイバー、ナノロッド、ナノワイヤなどについては、製造方法や物性などの基礎的な研究とともに、電子素子の配線や電子放出源としての利用、半導体素子としての利用などの応用的な研究が進められています。ナノ材料の中でも炭素(カーボン)系に焦点を当て、光学的性質(発光、光吸収、光子検出、光電流など)に絞って基礎的な理論や実験から応用まで幅広く文献を紹介します。 |
JS1020 | ナノ材料(光学的性質及び応用、ケイ素系) | 半導体ナノ構造(量子ドットなど)については、製造方法、電子や光子との相互作用など基礎的な研究が行われ、量子情報通信、レーザ、量子計算機などへの応用が期待されています。また、発光材料としてバイオ研究の蛍光色素としても利用が進んでいます。一方、ナノファイバー、ナノロッド、ナノワイヤなどについては、製造方法や物性などの基礎的な研究とともに、電子素子の配線や電子放出源としての利用、半導体素子としての利用などの応用的な研究が進められています。ナノ材料の中でもケイ素(シリコン)系に焦点を当て、光学的性質(発光、光吸収、光子検出、光電流など)に絞って基礎的な理論や実験から応用まで幅広く文献を紹介します。 |
JS1021 | ナノ材料(光学的性質及び応用、チタン系) | 半導体ナノ構造(量子ドットなど)については、製造方法、電子や光子との相互作用など基礎的な研究が行われ、量子情報通信、レーザ、量子計算機などへの応用が期待されています。また、発光材料としてバイオ研究の蛍光色素としても利用が進んでいます。一方、ナノファイバー、ナノロッド、ナノワイヤなどについては、製造方法や物性などの基礎的な研究とともに、電子素子の配線や電子放出源としての利用、半導体素子としての利用などの応用的な研究が進められています。ナノ材料の中でもチタン系に焦点を当て、光学的性質(発光、光吸収、光子検出、光電流など)に絞って基礎的な理論や実験から応用まで幅広く文献を紹介します。 |
JS1022 | ナノ材料(電気・磁気的性質及び応用、炭素系) | 半導体ナノ構造(量子ドットなど)については、製造方法、電子や光子との相互作用など基礎的な研究が行われ、量子情報通信、レーザ、量子計算機などへの応用が期待されています。また、発光材料としてバイオ研究の蛍光色素としても利用が進んでいます。一方、ナノファイバー、ナノロッド、ナノワイヤなどについては、製造方法や物性などの基礎的な研究とともに、電子素子の配線や電子放出源としての利用、半導体素子としての利用などの応用的な研究が進められています。ナノ材料の中でも炭素(カーボン)系に焦点を当て、電気的・磁気的性質に絞って基礎的な理論や実験から応用まで幅広く文献を紹介します。 |
JS1023 | ナノ材料(電気・磁気的性質及び応用、ケイ素系) | 半導体ナノ構造(量子ドットなど)については、製造方法、電子や光子との相互作用など基礎的な研究が行われ、量子情報通信、レーザ、量子計算機などへの応用が期待されています。また、発光材料としてバイオ研究の蛍光色素としても利用が進んでいます。一方、ナノファイバー、ナノロッド、ナノワイヤなどについては、製造方法や物性などの基礎的な研究とともに、電子素子の配線や電子放出源としての利用、半導体素子としての利用などの応用的な研究が進められています。ナノ材料の中でもケイ素(シリコン)系に焦点を当て、電気的・磁気的性質に絞って基礎的な理論や実験から応用まで幅広く文献を紹介します。 |
JS1024 | ナノ材料(電気・磁気的性質及び応用、チタン系) | 半導体ナノ構造(量子ドットなど)については、製造方法、電子や光子との相互作用など基礎的な研究が行われ、量子情報通信、レーザ、量子計算機などへの応用が期待されています。また、発光材料としてバイオ研究の蛍光色素としても利用が進んでいます。一方、ナノファイバー、ナノロッド、ナノワイヤなどについては、製造方法や物性などの基礎的な研究とともに、電子素子の配線や電子放出源としての利用、半導体素子としての利用などの応用的な研究が進められています。ナノ材料の中でもチタン系に焦点を当て、電気的・磁気的性質に絞って基礎的な理論や実験から応用まで幅広く文献を紹介します。 |
JS1025 | 単層カーボンナノチューブ | ナノ材料として有用なカーボンナノチューブの中でも特に単層カーボンナノチューブについて,基礎から応用までを幅広く扱います。ナノチューブの応用可能性は,情報・通信,環境・エネルギー,バイオ・医療などの各分野に広がっています。 |
JS1026 | 多層カーボンナノチューブ | ナノ材料として有用なカーボンナノチューブの中でも特に多層カーボンナノチューブについて,基礎から応用までを幅広く扱います。ナノチューブの応用可能性は,情報・通信,環境・エネルギー,バイオ・医療などの各分野に広がっています。 |
JS1027 | パワートレイン(自動車用伝動装置) | パワートレインは、エンジンで発生した回転エネルギーを効率よく駆動輪に伝えるための装置の総称のことです。具体的なパーツでは、動力を発生させるエンジンや、それを伝達するクラッチ、トランスミッション(変速機)、ドライブシャフト、プロペラシャフト、デファレンシャルギヤ、などが該当します。走る、曲がる、止まるといった自動車の動きはすべてパワートレインを介して行われるだけに、非常に重要なパーツ類と言えます。 |
JS1028 | 石炭燃料(液化、ガス化を含む) | 石炭は安価な燃料として古くから利用されてきましたが、次第に石油や天然ガスに取って代わられるようになりました。しかし、石油や天然ガスに比べて可採年数が長い、低コストである、偏在性が低いなどから再び注目を集めています。ここでは、石炭そのものやコークスなどの固体燃料に加えて、液化やガス化などにより得られる液体燃料や気体燃料についても御紹介します。 |
JS1029 | コモンレール(燃料噴射) | コモンレールは、高性能ディーゼルエンジンに用いられる超高圧燃料噴射システムです。このシステムは、燃料をシリンダに噴射する前にコモンレールという蓄圧パイプ(各シリンダの燃料噴射弁に共通)に超高圧で貯めておき、コンピュータ制御で最も燃焼効率が高まるタイミングで噴射します。超高圧噴射で微細な霧状になった燃料は、まんべんなく燃焼され排ガスのクリーン化を実現します。環境問題に関心が高まる昨今、もともと燃費の良いディーゼルエンジンの排ガスクリーン化に大きな注目が集まっており、その中核をなす技術として期待されています。 |
JS1030 | コグニティブ無線 | 「コグニティブ無線(認知無線)」とは、ネットワークの無線ノードが、周波数スペクトラムなどの無線環境を検知し、周波数、通信エリアなどの通信パラメータを動的に変更し、最適な通信を行う方式です。干渉の回避や、周波数帯域の共有により、帯域の有効利用、帯域幅の拡張などが期待されます。周波数割当の枯渇に対応するため、未使用、使用頻度の低い帯域への動的な割当も検討されています。 |
JS1031 | 食品の放射能汚染・検査 | 福島第一原子力発電所事故により多くの放射性物質が環境中に放出され、多岐にわたる影響が懸念される状況が続いています。こうした状況において、食品の放射能汚染の実態についての知見を得ることは重要です。様々な食品の放射能汚染や放射能検査の方法に関する国内外の文献を御紹介します。 なお、環境に関連する汚染や検査については「JS1032 環境の放射能汚染・検査」を御覧ください。 |
JS1032 | 環境の放射能汚染・検査 | 福島第一原子力発電所事故により多くの放射性物質が環境中に放出され、多岐にわたる影響が懸念される状況が続いています。こうした状況において、様々な環境(河川、湖、海洋、地下水、土壌、大気)における放射能汚染の実態についての知見を得ることは重要です。いわゆる放射能汚染と呼ばれる状況のものから、自然放射能レベルにいたるまで、国内外の様々な環境放射能に関する文献を御紹介します。あわせて放射能の測定法に関する文献も御紹介しています。 なお、食品に関連する汚染や検査については「JS1031 食品の放射能汚染・検査」を御覧ください。 |
JS1033 | 極端紫外線(EUV) | 情報通信技術の高度化のためには、半導体素子のさらなる微細化・高集積化が必要となっています。微細化・高集積化には高度な微細加工技術が必要であり、半導体などの表面に回路パターンを焼き付けるリソグラフィ技術は特に重要な技術であり、情報電子技術の国際競争力に関わるキーテクノロジーです。極端紫外線(EUV)を用いたリソグラフィは、従来の光リソグラフィに比べて遙かに波長が短い13.5nmの露光波長を用い、32nmよりも微細な加工を可能とする次世代リソグラフィ技術として最も有望と考えられています。 |
JS1034 | 摩擦撹拌接合 | 摩擦撹拌溶接(Friction Stir Welding,FSW)とも呼ばれます。摩擦撹拌作用による塑性流動を利用した接合で、接合に伴う変形や残留応力が比較的少ない等の利点があります。本テーマでは摩擦撹拌接合の接合条件や接合条件が接合部の金属組織や機械的性質に与える影響等の文献を紹介します。 |
JS1035 | 藻類のエネルギー利用 | 藻類は水中に生息している植物の総称ですが、その中に油を生成する種があります。原油価格の高騰により、石油代替燃料としてのバイオ燃料が注目を浴びていますが、陸上植物によるバイオ燃料は食糧危機や環境破壊が問題となっています。藻類はこうした問題が起きないだけでなく、増殖が速いため単位面積当たりの燃料生産量が高いことや、成長の際に光合成により二酸化炭素を吸収するという利点があり、現在注目を集めています。米国などでは商業化に向けた取り組みが進み、日本でもボトリオコッカスやオーランチオキトリウムなどの有望な菌株の研究が行われています。その他にも、藻類を用いた水素の生産、微生物電池、バイオエタノールなども取り上げています。 |
JS1036 | プリント基板とバイアホール | ビア (via) とは、多層のプリント基板や積層集積回路で層間を接続する貫通電極のこと。三次元実装を可能とし、回路の小型化または大規模化ばかりでなく、配線距離を短かくし高速化、省電力がはかれます。例えば、別々のCPUとDRAMのチップを積層しこれらの間を多数の貫通ビア(TSV:Through Silicon Via)で接続することにより、従来の複数チップ構成では実現し得なかった極めて高いメモリバンド幅が可能となります。 |
JS1037 | 節電 | 東日本大震災の影響による電気の不安定な供給への対応策として政府や電力会社による節電の呼びかけが行われています。ここでは一般的な節電対策を初めとして節電に関する製品、設計、システムなど様々な側面からの文献を御紹介します。 |
JS1038 | 加速度センサ | 加速度センサは、加速度(速度の時間変化率)を計測するセンサです。一般に、機械式、光学式、半導体式の3種類に分類できます。厳密な精度が要求される科学実験や地震計といった加速度の計測機器として利用される他に、多岐に渡って応用されています。加速度センサの市場は、自動車関連を中心として拡大して来ましたが、携帯ツール、ゲーム機、など民生用に新たな市場が形成され、市場が急速に拡大しています。産業分野の応用としては、ロボット、航空機、IT・情報通信、機械・運送、環境、医療などへ広がっています。 |
JS1039 | 放射線防護 | 放射線防護という考え方は放射線を安全に利用する上で必要不可欠です。放射線防護の三原則として時間、遮蔽、距離の3つが挙げられます。こうした原則に基づいて、原子力施設から医療関連にいたるまで様々な場面で用いられている放射線防護服、放射線遮蔽施設、放射線防護薬などについて御紹介します。 |
JS1040 | 放射線除染 | 福島第一原子力発電所事故により多くの放射性物質が環境中に放出され、多岐にわたる影響が懸念される状況が続いています。こうした状況において、放射能汚染された土壌や食品から放射性物質を除去する除染は重要な課題となっています。特に対象分野を限定せずに、様々なものの除染に関する文献を御紹介します。 |
JS1101 | 都市鉱山と有用金属回収 | 都市鉱山とは地上に蓄積された工業製品を都市に眠る鉱山資源とみなして、資源をそこから積極的に取り出すこと試みるリサイクル概念です。1988年に東北大選鉱製錬研究所の南條道夫教授らによって提唱されました。試算によれば、日本の都市鉱山にある金は約6800トンで世界の埋蔵量の16%を占め、銀は22%、インジウムは61%を占めるほか、世界の埋蔵量の10%を超える金属がほかにも多くあります。 |
JS1102 | 中食(弁当惣菜・加工食品) | 冷凍、冷蔵、常温の三温度帯における代表的な高次加工食品である、冷凍食品、チルド食品、レトルト食品、缶詰、中食を総合したテーマです。近年、食の多様化が進み、様々な加工食品が登場しています。忙しい現代人にとって調理時間の短縮を図れるこれらの食品の需要は今後ますます高まっていくでしょう。これら加工食品の原料となる素材の特性、冷凍技術などの技術文献を含みます。 |
JS1103 | グラフェン | グラフェンは炭素原子のみからなる二次元物質で、六角形状に配列した単層のシートになっています。その特異的なバンド構造から驚異的に高い電子および正孔の移動度など興味深い電気的特性が研究されています。最近ではグラフェンを化学修飾した様々な構造、特性へと応用研究が進んでいます。 |
JS1104 | がんの免疫療法 | がんに関する免疫療法は、手術や抗がん剤治療、放射線治療などに次ぐ、新たながん治療法として注目されています。生体に備わっている免疫機能を活用し、治療効果をあげようとする治療法です。ここではすでに保険適用となった免疫チェックポイント阻害剤や、2018年現在臨床試験進行中のエフェクターT細胞療法を中心に、免疫療法について記事を集めました。 JS1103(がんの免疫療法)には海外文献や、基礎医学に関する文献が含まれます。 IS0111(がんの免疫療法(国内臨床))には国内の臨床医学文献が含まれます。 |
JS1105 | 生体認証 | 近年スマートフォンのロック解除で身近になった生体認証(バイオメトリクス)について記事を集めました。人間の顔や指紋といった身体的特徴や、声紋や署名などの行動的特徴をあらかじめ採取登録し、認証時にセンサを用いて取得した情報と比較することで個人の認証や決済に利用する技術を対象とします。 |
JS1106 | 自動運転 | 欧州や米国の完成車メーカーが完全自動運転車の商用化を目指しています。米国では実際に完全自動運転の実験走行が始まっています。完成車メーカーだけでなく、GoogleなどのIT企業も参入し注目度が高まっています。自動車の自動運転についての記事を半導体やセンサ、ソフトウェア等の技術も含め、広く集めました。 |
JS1107 | IoT(センサー検出) | 様々なモノがインターネットに接続される(IoT)環境への整備が進む中、センサーによって、医療・介護、産業、物流、交通、農業、防災、観光や地域ビジネスなど、あらゆる場でデータが収集されています。IoTの普及においてキーになるIoTセンサーに関する文献を集めました。 |
JS1108 | IoT(AI/ビッグデータ処理) | 様々なモノがインターネットに接続される(IoT)環境への整備が進む中、センサーによって、あらゆる場でデータが収集されています。大量の収集データを処理するためにAIやビッグデータ処理技術が用いられていています。IoTに欠かせないデータ処理に関する文献を集めました。 |
JS1109 | 持続可能な開発(エネルギー・電力分野) | 「持続可能な開発」は、現在、環境保全についての基本的な共通理念として、国際的に広く認識され、各国にて取り組みを強化しています。このテーマはエネルギー・電力分野における持続可能な開発に関する文献を集めました。検索にはエネルギー・電力分野に関する国際特許分類(IPC)も加えています。 |
JS1110 | 持続可能な開発(農林水産・生物化学) | 「持続可能な開発」は、現在、環境保全についての基本的な共通理念として、国際的に広く認識され、各国にて取り組みを強化しています。このテーマは農林水産・生物化学分野における持続可能な開発に関する文献を集めました。検索には農林水産・生物化学分野に関する国際特許分類(IPC)も加えています。 |
JS1111 | 持続可能な開発(建築工学分野) | 「持続可能な開発」は、現在、環境保全についての基本的な共通理念として、国際的に広く認識され、各国にて取り組みを強化しています。このテーマは建築工学分野における持続可能な開発に関する文献を集めました。検索には建築工学分野に関する国際特許分類(IPC)も加えています。 |
JS1112 | 持続可能な開発(化学関連分野) | 「持続可能な開発」は、現在、環境保全についての基本的な共通理念として、国際的に広く認識され、各国にて取り組みを強化しています。このテーマは化学関連分野における持続可能な開発に関する文献を集めました。検索には化学関連分野に関する国際特許分類(IPC)も加えています。 |
JS1113 | 持続可能な開発(自動車・運輸工学分野) | 「持続可能な開発」は、現在、環境保全についての基本的な共通理念として、国際的に広く認識され、各国にて取り組みを強化しています。このテーマは自動車・運輸工学分野における持続可能な開発に関する文献を集めました。 |
JS1114 | 標準規格(電気・情報工学) | 製造業において重要となる技術の標準化ですが、2019年シソーラス改訂で新規登録の見出し語に“IEEE規格”が追加されました。そこで、JPEG、MPEGの画像圧縮規格を除く、IEEE規格を含めた電気・情報工学分野における規格および標準化に関する記事を集めました。 |
JS1115 | 第5世代移動通信システム | 高度情報社会に必要となる高速通信システム。本格的な普及が始まる国内外で発表された5Gに関する記事を集めています。通信技術に関する文献はもちろんのこと、自動車、農業、都市開発など、様々な用途に利用される5G。利用用途に関する文献も提供します。 |
JS1116 | 人工知能・ビッグデータ(医療分野) | ヘルスケア分野において生体反応、診断画像、遺伝子情報など、日々大量に生み出されるビッグデータをAI技術などで処理し、診断や予防医療に役立てる社会実装が始まっています。このテーマではヘルスケア分野におけるAI技術およびビッグデータ解析に関する文献を集めました。 |
JS1117 | 人工知能(基礎)_機械学習・学習アルゴリズム | 本テーマは人工知能の研究の中でも取り上げられることの多い、ディープラーニング、ニューラルネットワーク研究による学習アルゴリズムに関する文献を集めました。それ以外の機械学習・学習アルゴリズムに関する文献も収録していますので、幅広い観点から関連文献を確認することができます。 |
JS1118 | 人工知能(基礎)_自然言語処理 | 文書認識の精度が向上し、機械翻訳やチャットボットなどの実用化が進む自然言語処理技術。文書解析だけでなく意味解析、感情分析などの応用研究が進められています。人工知能分野に欠かせない自然言語処理に関する文献を集めました。 |
JS1119 | 人工知能(基礎)_画像処理 | インダストリー、セキュリティ、ヘルスケア分野などへの社会的実装が進む画像処理技術。画像処理の高度化によって様々な用途に広がりを見せています。このテーマでは認識した画像を人工知能で処理する研究に関する文献を集めています。 |
JS1120 | 人工知能(基礎)_音声処理 | 音声認識はコールセンターなどの産業用途の利用だけでなく、スマートフォン、AIスピーカーなど消費者個人の利用も急速に増えています。このテーマは社会的実装が進む音声処理技術が、さらにロボットやConnected Carへ適用されていくことが予想されます。このテーマは今後も、研究が促進される人工知能分野における音声処理研究に関する文献を集めています。 |
JS1121 | 人工知能(基礎)_推論・最適化 | 本テーマは、アルゴリズム、機械学習・深層学習、モデリング、予測などの人工知能分野における推論・最適化に関係する文献を幅広く集めています。 |
JS1122 | 人工知能(基礎)_制御 | 近年、ロボティクス、エネルギー、自動車分野などで行われる制御処理に人工知能を活用する研究が進んでいます。このテーマでは人工知能分野における制御に関する文献を幅広く集めています。 |
JS1123 | 人工知能(応用)_情報処理全般 | 現在、人工知能は社会の様々な場面で応用されています。本テーマでは人工知能システムに関する文献を集めています。アルゴリズムやデータ処理、インフラなどに関わる文献が収録されていますので、人工知能システムに関わる文献を網羅的に確認することができます。 |
JS1124 | 人工知能(応用)_産業への応用 | ロボット、エネルギー、ライフサイエンスなど様々な産業で人工知能の活用が始まっています。本テーマは産業ベースでの活用に向けた人工知能に関する応用研究や取り組み事例に関する文献を集めています。 |
JS1125 | パターン認識_図形・画像処理 | 図形・画像処理に関するパターン認識の文献を集めています。画像分類、認識処理の最適化に加え、IoTに関わる文献も収集対応となっています。なお「JS0355 音声情報処理」「JS0485,JS0486 人工知能」(J2)、「JS0508 ニューラルネット」(J1)に含まれるものを除いています。 |
JS1126 | パターン認識_図形・画像処理を除く | 図形・画像処理を除く、テキストや音声などのパターン認識に関する文献を幅広く集めています。なお「JS0355 音声情報処理」「JS0485,JS0486 人工知能」(J2)、「JS0508 ニューラルネット」(J1)に含まれるものを除いています。 |
JS1127 | ペロブスカイト太陽電池 | ペロブスカイト太陽電池は、チタン酸カルシウムの結晶構造を発見したLev Perovskiにちなんで命名された「ペロブスカイト」と呼ばれる結晶構造をもつ材料を光吸収層に用いた太陽電池です。近年急速に開発が進み、エネルギー変換効率が上昇するとともに、塗布、印刷等の簡易な方法により作成可能なため、フレキシブルで軽量な太陽電池を安価に提供できることが期待されています。 |
JS1128 | レドックスフロー電池 | レドックスフロー電池は蓄電池の一種で、バナジウムなどのイオンの酸化還元反応を利用して充放電を行う電池です。電極や電解液の劣化がほとんどなく長寿命であること、発火性の材料を用いず常温運転が可能で安全性が高いことなど、電力系統用蓄電池として優れた特性を持っています。低炭素社会の実現を目指して、太陽光、風力などの再生可能エネルギーの導入が世界的に推進されていますが、太陽光パネルや風力発電と組み合わせることで、電力を安定供給することが期待されています。 |
JS1129 | 全固体電池 | 全固体電池とは、正極と負極の間のイオンの伝導を固体の電解質が担う電池です。液体である電解液を使わないため、「液漏れ」の心配がなく、さらに長寿命、高速充放電が可能であるため、近年、電気自動車(EV)の普及とともに注目されています。現行の電池では航続距離や充電時間に課題があるため、全固体電池への期待度は大きく、自動車メーカーや電機メーカーの間で研究開発が盛んに行われています。 |
JS1130 | 自己修復性材料 | 自己修復性材料とは、損傷が生じても自ら修復する、あるいは簡易な処理で修復される材料です。金属、セラミックス、ガラス、ポリマー、エラストマーなど様々な材料に対して自己修復性を持たせる技術の研究・開発が進められています。自己修復性を保っている期間内であれば材料特性をほぼ一定に維持することができるため、製品寿命の延伸によるメンテナンスの負荷軽減や初期不良率の低減に貢献することが期待されています。 |
JS1131 | セルロースナノファイバー | セルロースナノファイバーは木材繊維を高度にナノ化(微細化)したもので、その形状や特徴的な物性により、フィルター部材、高ガスバリア包装部材、エレクトロニクスデバイス、食品、医薬、化粧品、ヘルスケアなど様々な分野での利用が期待されています。植物繊維由来であることから、生産・廃棄に関する環境負荷が小さく、「SDGs」の視点からも注目されています。 |
JS1132 | 天然由来の高分子 | 環境負荷の観点から石油由来の高分子に代わって、持続可能で生分解性も期待できる天然由来の高分子への期待が高まっています。ここでは天然由来の高分子についての記事を集めました。天然由来の高分子を対象としているため、集まった記事の中には生分解性プラスチックに関するものも含まれますが、生分解性プラスチックは天然由来ではない原料のものもあるため、本テーマの検索語には使用していません。 |
JS1133 | 動植物、微生物由来の天然有機化合物 | 生物由来の物質の研究から始まった有機化学。現在でも新たな医薬品のリード化合物として、国内外で天然有機化合物が注目されています。天然有機化合物の役割は今後も重要な位置を占めると考えられており、このテーマでは動植物、微生物など天然有機物に関連する文献を網羅的に提供します。 |
JS1134 | マテリアルズ・インフォマティクス | 材料科学にインフォマティクス(情報科学)の手法を取り入れたマテリアルズ・インフォマティクス(MI)が注目されています。研究者の経験や勘に基づく従来手法に比べ、開発期間の大幅短縮やコストの低減が期待され、化学業界を中心に研究への取り組みが加速しています。材料開発にAI関連技術を応用した文献を対象としています。 |
JS1135 | 医用用途向け極細繊維 | 極細繊維技術はすでに様々な医療用途に使用されています。再生医療などへの応用化も進んでおり、今後の更なる改良や新たな技術開発が求められています。このテーマではエレクトロスピニング法によるナノファイバー製造や生体適合性など、医療用途における極細繊維技術の文献を提供します。 |
JS1136 | 医用ロボットとロボット手術 | 手の届く価格でのパワードスーツが市販されるなど、介護医療分野におけるロボットの活用が身近になってきています。このテーマではJSTPlusファイルを対象にしていますので、主に工学的な側面の医用ロボット、介護ロボット、ロボット手術関連の記事と、海外の臨床医学関連の記事が含まれます。 |
JS1137 | 量子通信 | 量子通信は、通信理論や暗号理論を実装する原理を、従来の電磁気学と光学だけではなく、さらに量子力学まで含めて拡張した新しい通信技術です。通信技術の主要課題である「いかに正確に多くの情報を効率よく伝送するか」、「いかに安全に盗聴されることなく情報を伝送するか」という2つの基本問題に対する究極的な解答を与える技術として注目を集めています。 |
JS1138 | マイクロプラスチック対策 | レジ袋の有料化で消費者にも意識が浸透してきたマイクロプラスチック問題。プラスチックは加工が容易で安価で利用しやすい反面、近年海洋汚染が大きな問題になっています。このテーマではマイクロプラスチックによる環境汚染問題を含め、微小なプラスチックを取り巻くさまざまなテーマの記事を集めました。 |
JS1139 | 充電インフラ | 国内外で急速に整備されている充電装置。CO2削減の世界的な潮流において、今後、電気自動車等の電源を使用する機器の利用増が予測されます。また大規模災害時の電源利用として重要性が増している充電装置。このテーマではより利便性が高く、コストを軽減するといった充電インフラ整備に関する文献を提供します。 |
JS1140 | 水素貯蔵インフラ(貯蔵合金を除く) | 水素は利用時にCO2を排出せず、 燃料電池等を活用することで、高効率に電気・熱を取り出すことが可能な温暖化対策で注目されているエネルギー源です。「水素社会」の実現に向け、水素をエネルギー源とする燃料電池自動車・水素発電等に供給するためのインフラ構築も同時に進められています。 このテーマは水素貯蔵から供給に関わるまでの水素供給ネッワークに関する文献を提供します。 |
JS1141 | ブロックチェーン(セキュリティー分野) | ネットワークに接続した複数のコンピュータによってデータを共有するブロックチェーン技術は、データの耐改ざん性・透明性を実現するセキュリティーの高い技術ということで、さまざまな経済活動のプラットフォームに応用されることが期待されています。このテーマでは、ブロックチェーン技術を用いた情報セキュリティーの応用研究や活用例に関する文献を集めています。 |
JS1142 | スマートホーム | スマートスピーカーの普及により、スマートホームが一気に身近になりました。ここでは家電等をインターネットにつなげて制御するスマートホームと、省エネや節電を実現するスマートハウスを対象に記事を集めました。 |
JS1143 | コネクテッドカー | センサーによって収集した車両の状態や周囲の道路状況などの様々なデータをネットワークを介して集積・分析し、新たな情報サービスを供給するための技術開発が国内外で進められています。このテーマでは、自動車とデータ通信領域に関わる文献を幅広く収集し、新たな情報サービスへの応用に関する情報を提供します。 |
JS1144 | サイバー攻撃 | 高度情報化社会、そして生活の中に多くのデジタル化されネットワーク化された機器が存在する現代においては、サイバー攻撃は社会への大きな課題を提起します。そのため今後様々な分野において、サイバー攻撃に関する知識が必要となると考えられます。製品開発に関係する基礎理論の文献から事例やレビューまで、サイバー攻撃に関連する文献を幅広く集めました。 |
JS1145 | 3Dモデル | 3Dモデルとは、3DCADを用いて作成された立体的なモデルデータをいいます。 実物があるわけではなく、仮想空間に作成されたデータは、実物と同様に3Dモデルの部品同士を組み合わせてシミュレーションが可能です。現在3Dモデルは、映画やゲーム、建造物などのシミュレーションに多く使われています。 |
JS1146 | 幾何学モデル | 幾何学モデルとは物理的な形や空間を数学的に定義したモデルを指します。近代物理学においては様々な現象を読み解くうえでなくてはならないものとなっています。また、近年では物理的・空間的モデルではなく経済・政治などにも応用されており、幅広い分野で活用されています。 |
JS1147 | 全地球航法衛星システム(GNSS) | 全球測位衛星システム/Global Navigation Satellite System(GNSS)は、GPS、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)等の衛星測位システムの総称です。GNSS測量は、人工衛星から送信される電波を利用する測位方式ですので、従来の測量では不可能だった場所の測定や天候に左右されることなく高精度の基線測定が可能です。衛星測位システムの1つであるGPSは航空機・船舶等の航法支援用に開発され現在ではなくてはならないシステムとなっております。 |
JS1148 | 遠隔医療(サービス基盤) | 高齢化社会の到来、離島や病院が遠い場所に住む患者にとっての利便性、さらには感染症の対策等の理由から、遠隔診療は今後さらに重要性が高まると認識されています。また、近年の情報通信技術の進歩等によりオンライン診療に対する技術開発も盛んに行われる一方、事例や課題の報告も増加しています。遠隔医療やオンライン診断に関する国内、海外の文献を幅広く集めました。 「JS1148 遠隔医療(サービス基盤)」には海外文献や、技術基盤に関する文献が含まれます。 「IS0115 遠隔医療(国内臨床)」は国内の臨床医学文献を集めました。 |
JS1149 | Python言語 | 人工知能(機械学習や深層学習)などの最先端分野の開発にも使われているプログラミング言語「Python (パイソン)」。Pythonは大規模なWebアプリケーション開発が短期間でできることから、Pythonを使用したソフトウェアやアプリが普及しています。このテーマでは、Python言語を用いた開発やソフトウェア紹介など幅広い文献を網羅的に提供します。 |
JS1150 | スマートデバイス | スマートデバイスとはパソコンやメインフレーム、ワークステーションなどの既存のコンピュータの枠にとらわれない情報機器の総称を指します。特にウェアラブルコンピュータ(身に着けるコンピュータ)であるスマートウォッチやスマートカードなどが最近多く普及しています。このテーマはウェアラブルコンピュータに加えスマートフォンやタブレットなどスマートデバイスに関する文献を提供します。 |
JS1151 | 天然由来成分・植物成分の生活用品 | 無添加・天然由来・オーガニック。口に入れる製品や肌に触れる製品でよく目にする表現で、「安全」で「効果的」であると受け止められています。本テーマでは生薬・食品・化粧品など生活にかかわる様々な製品で使われている天然由来成分・植物成分に関する記事を集めました。 |
JS1152 | COVID-19(医学、生物系) | COVID-19(コビッド・ナインティーン)は新型コロナウイルス感染症とも呼ばれ、新たに特定されてSARS-CoV-2 (SARSコロナウイルス2) と命名されたコロナウイルスに感染することにより引き起こされる急性呼吸器疾患です。2019年に発生後世界的な感染拡大を引き起こし、社会の各方面に多大な影響を及ぼしました。このテーマでは、COVID-19における医学及び生物学的な観点について述べている文献を集めました。 |
JS1153 | COVID-19(社会学、メンタルヘルス) | COVID-19(コビッド・ナインティーン)は新型コロナウイルス感染症とも呼ばれ、新たに特定されてSARS-CoV-2 (SARSコロナウイルス2) と命名されたコロナウイルスに感染することにより引き起こされる急性呼吸器疾患です。2019年に発生後世界的な感染拡大を引き起こし、社会の各方面に多大な影響を及ぼしました。このテーマでは、COVID-19における社会医学、心理学、精神医学ならびにメンタルヘルスの問題に関する文献を集めました。 |
JS1154 | COVID-19(工学系、その他) | COVID-19(コビッド・ナインティーン)は新型コロナウイルス感染症とも呼ばれ、新たに特定されてSARS-CoV-2 (SARSコロナウイルス2) と命名されたコロナウイルスに感染することにより引き起こされる急性呼吸器疾患です。2019年に発生後世界的な感染拡大を引き起こし、社会の各方面に多大な影響を及ぼしました。このテーマでは、COVID-19に関連した新しい技術や工学系分野の文献を集めました。 |
JS1155 | 感染症対策(公衆衛生) | 感染症対策において、感染の拡大を制御し予防するという観点では社会及び集団における公衆衛生の概念が不可欠です。Covid-19の世界的な感染拡大を受け、感染の抑制のための社会的な取り組みである感染症対策及び安全対策に関する知見の重要性が高まっています。このテーマでは感染症対策の公衆衛生の側面に着目し、海外及び日本での感染予防や安全対策に関する文献を中心にご紹介します。 |
JS1156 | 酸化ガリウム半導体 | 近年、自動車、鉄道、エネルギーシステム、産業機器業界など各方面から高電圧・大電流を取り扱うパワーデバイスに対する要求が高まりつつあります。パワー半導体の次世代の基板(ウエハー)に使用される素材として注目される酸化ガリウム(Ga2O3)。産学連携による技術開発によって試作品も製造され、20年代半ば以降に実用化されることが期待されています。このテーマでは酸化ガリウム半導体に関する文献を網羅的に提供します。 |
JS1157 | シリコンカーバイド(SiC)半導体 | 近年、自動車、鉄道、エネルギーシステム、産業機器業界など各方面から高電圧・大電流を取り扱うパワーデバイスに対する要求が高まりつつあります。パワー半導体の素材として現在最も有望な素材がシリコンカーバイド(SiC)で、シリコンカーバイドはシリコン(Si)と炭素(C)で構成される化合物半導体材料です。このテーマではシリコーンカーバイド半導体に関する文献を提供します。 |
JS1158 | トポロジカル絶縁体 | トポロジカル絶縁体とは、物質の内部は絶縁体でありながら、表面は電気を通すという物質です。物性物理学では、物質は「金属」と「絶縁体」のどちらかに分類される、というのが長年の常識でした。ところが、中身は絶縁体なのに切った表面が金属になるという、このどちらにも分類できない物質が存在することが提唱され、後に実験でも確認されました。この物質の性質を理解するため電子の様子を表す数式の解析にトポロジーという数学的な概念が使われていることから「トポロジカル絶縁体」と呼ばれるようになりました。 |
JS1159 | コンピュータセキュリティ(データ保護を除く) | コンピュータや情報のセキュリティは現代社会において必須事項であり、あらゆる組織において情報セキュリティに関する対応が取り組むべき喫緊の課題となっています。組織や企業において必要となるコンピューターセキュリティに関する情報は多様であり、対策及びリスクにはさまざまなものが含まれます。このテーマでは、情報セキュリティ、コンピュータセキュリティ、コンピュータウイルスに関する文献を広く紹介しています。 なお、データ保護に関する文献は「JS1160 データ保護」を参照してください。 |
JS1160 | デ-タ保護 | デジタルトランスフォーメーション(DX)の促進により、様々なデータがデジタル化され、デジタルデータが業務においてこれまで以上に重要なものとなっています。データを管理するデータガバナンスにおいて、データ保護は不正アクセスによる攻撃やシステム障害、災害などによるデータ消去などのリスクに対応する重要な役割を担っています。このテーマでは、データ保護、プライバシー、暗号などに技術やデータ保護への取り組み事例に関する文献を提供します。 |
JS1161 | クラウドコンピューティング(インフラ) | クラウドコンピューティングとは、ネットワーク上のハードやソフトが提供するサービスを、それらの実体を意識することなく利用する、コンピュータの利用形態です。このテーマはクラウドコンピューティングに関わるアルゴリズムや最適化といった基礎的な技術を中心に紹介します。なお、このテーマはSaaSやIaaSを含みますが、グリッドコンピューティングは除きます。クラウドコンピューティングの応用プログラム等に関する文献は「JS1162 クラウドコンピューティング(サービス)」を参照してください。 |
JS1162 | クラウドコンピューティング(サービス) | クラウドコンピューティングとは、ネットワーク上のハードやソフトが提供するサービスを、それらの実体を意識することなく利用する、コンピュータの利用形態です。このテーマはクラウドコンピューティングに関わる応用プログラムやネットワーク、インターネットに関連した文献を中心に紹介します。なお、このテーマはSaaSやIaaSを含みますが、グリッドコンピューティングは除きます。クラウドコンピューティングのアルゴリズム等に関する文献は「JS1161 クラウドコンピューティング(インフラ)」を参照してください。 |
JS1163 | 人工知能(基礎)_ベイズモデリング/ベイジアンネットワーク | ベイジアンネットワークは個々の変数の関係を条件つき確率で表す確率推論のモデルで、1980年頃から人工知能の分野において確率推論アルゴリズムとして研究が進められてきました。既に長い研究と実用化の歴史があるベイジアンネットワーク研究において、本テーマでは人工知能に関わる研究分野に関する文献を幅広く集めています。 |
JS1164 | RPA・ローコード・ノーコード | 近年のDX推進による内製化ニーズの高まり、専門知識が無い人でも短期間かつ低コストでアプリ開発が可能なローコード・ノーコード等の手法が注目されています。ローコード・ノーコードと関連して、複雑なコーディングなしでプロセスの自動化が可能なRPA(Robotic Process Automation)も含め、技術面や活用事例などの文献を収集します。 |
JS1165 | デジタルトランスフォーメーション | ICTが浸透し、あらゆる場面でデジタル技術が必要不可欠な要素となっています。また、社会・経済構造が大きく変動する現代において、データやデジタル技術を活用して柔軟に変化・適応することが求められています。本テーマでは、デジタル変革(デジタルトランスフォーメーション/DX)に関する記事を収集します。 |
JS1166 | デジタルサイネージ | デジタルサイネージとは駅や店舗、施設、オフィスなどに、デジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクタなどによって映像や文字を表示する情報・広告媒体を指します。内蔵記憶装置に多数の表示情報を保持することで必要ならば秒単位で表示内容を切り替えたり動画表示を行うなど、多様な映像広告を展開することが可能です。本テーマではデジタルサイネージに関わる様々な技術や社会への実装例などを紹介しますが、デジタルサイネージへの言及のない単なるディスプレイ技術に関するものについては「JS0022 ディスプレイ技術」を参照してください。 |
JS1167 | 仮想現実(メタバース)・AR | 仮想現実とは、コンピューターの中に作られた仮想的な世界を、あたかも現実のように体験させる技術(VR)をいいます。その他、昨今話題になっているメタバースや現実空間に仮想空間あるいはコンピュータが作り出した情報を重ねる技術(AR:拡張現実感)についても含めて紹介します。ただし拡張現実感(AR)のみを対象としたい場合は「JS0994 拡張現実感」を参照してください。 |
JS1168 | 第6世代移動通信システム | 第6世代移動通信システム(6G)を含む高度情報社会に必要となる超高速通信全般に関する文献を集めています。通信技術はもちろんのこと、利用用途についての文献も含めて提供します。 ※「JS1115 第5世代移動通信システム」収録の文献もすべて含まれます。 |
JS1169 | 非接触テクノロジー | COVID-19の拡大に伴い感染症対策の一環として非接触テクノロジーのニーズが高まっています。本テーマでは、非接触技術を用いた機器への入力操作や認証方式に関する文献を収集します。「JS0646 非接触測定」で提供している測定技術については対象外としています。 |
JS1170 | デジタルツイン | 現実の世界から収集した様々なデータにより、まるで双子であるかのようにコンピュータ上で現実世界を再現する「デジタルツイン」。生産システムの見える化により、経験と勘に頼っていた事象の効率化が進むことが期待されています。本テーマは通信、ハード、情報処理等の「デジタルツイン」に関する文献を網羅的に提供します。 |
JS1171 | スマートシティ・スマートコミュニティー | スマートシティは、AIやIoT(モノのインターネット)などの技術を活かして街づくりをおこなうことを指し、内閣府では「ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、また新たな価値を創出し続ける、持続可能な都市や地域」と定義しています。本テーマではスマートシティに加え、地域でエネルギーを有効活用する社会システムであるスマートコミュニティも対象とし、都市や地域の機能を効率化・高度化する取り組みの技術的情報を収集します。 |
JS1172 | スマート農業 | 農業は人手と経験、知識、技術などが求められる業界です。スマート農業は、ロボット技術やICT(情報通信技術)などの技術を活用することで、省力化や効率化などを可能にするもので、これからの農業を劇的に進化させる可能性があります。本テーマではロボット技術やAI、通信技術など、スマート農業を支える新技術に関する論文を広く収集します。 |
JS1173 | 循環型経済 | 循環経済とは、通称サーキュラーエコノミーとも呼ばれ、システム技術革新を通じて資源循環や新たな価値を生むことを目指す経済活動のことを指しています。政府および企業は人口の増加や大量生産・大量消費型の経済システムによって見込まれる経済損失を防ぐため、サーキュラーエコノミーへの移行を加速しており、莫大な経済価値が見込まれます。本テーマではスマート農業、天然資源の利用、排水処理など幅広い関連技術の文献を配信します。 |
JS1174 | 光触媒による水分解 | 太陽光の光エネルギーにより、有機物の汚れを分解したり、細菌を不活化したりする材料として利用されている光触媒。光触媒が太陽光を吸収し、水を直接、水素と酸素に分解する「人工光合成」技術の開発が進んでいます。本テーマは光触媒を活用する応用技術として世界中で研究が進めらている水素生成に関する文献を確認できます。 |
JS1175 | エネルギーハーベスティング | エネルギーハーベスティングとは、環境発電とも呼ばれ、太陽光や照明光、機械の発する振動、熱などの周囲の環境からエネルギーを収穫(ハーベスト)して電力に変換する技術のことを指します。本テーマでは、ウェアラブルデバイスへの活用、IOTを備えた電子機器を用いたデータ取得、再生可能エネルギーによる発電関連など幅広い関連技術の文献を配信します。 |
JS1176 | 非熱プラズマ | 非熱プラズマとは、非平衡プラズマとも呼ばれ、電子温度がイオンと原子の温度よりも高い状態のことを指します。非熱プラズマは、微細加工、表面改質、殺菌・除菌、除害、光源などとして産業の各分野で活用されています。本テーマでは、非熱プラズマを用いたがん治療、誘電体バリア放電、バイオマス熱分解、土壌処理などの幅広い文献を配信します。 |
JS1177 | 抗ウイルス素材 | コロナ禍において、接触感染を防ぐアプローチとして需要が高まっている抗ウイルス作用やその加工物、製品に関する記事を集めています。また、抗ウイルス素材について、最新の状況をお伝えします。本テーマの対象は工業品・日用品などで、抗ウイルス薬は対象外のため、抗ウイルス薬についての情報収集は「IS0101 抗ウイルス薬」を参照してください。 |
JS1178 | MaaS | 交通サービスの分野で新たに台頭している概念であるMaaS(Mobility as a Service)。MaaSの目的は、あらゆる交通手段と様々な利用者のニーズを考慮してサービスをひとつのデジタルプラットフォームに統合することで、ユーザー中心のモビリティパラダイムを提示することです。多様な移動手段を相互連携して交通難を解消し、利用者が交通手段を所有しなくなることでSGDsテーマの一つである環境・エネルギー問題解決への貢献も期待できます。本テーマは、MaaSの運営や社会的影響、政策に関連する文献を紹介します。 |
JS1179 | MEMS | MEMSは電気回路と微細な機械構造を、一つの半導体基板上に集積させたデバイス(部品)で、各種センサー、ロボットのアクチュエーターなどのデバイスとして使用されています。MEMSはIoT(Internet of Things)社会を形成する上で、情報通信をはじめ、自動車、ロボットなどの多様な分野向けのデバイスとして提供されている。本テーマではMEMSを使用したセンサーやIoTに関する応用分野を含む文献を提供します。 |
JS1180 | 人工知能(応用)_創薬 | 近年、AIは様々な領域で活用が始まっていますが、創薬分野でも大きく注目されています。新薬の開発には膨大な時間と費用が必要ですが、コストの回収が難しいという課題があります。新薬候補の探索や設計にAIを活用することで、開発期間を大幅短縮し、効果的な医薬品を創出できると期待されています。本テーマは、科学技術全般を対象とするJSTPlusファイルを対象としているため、臨床的な情報はあまり含まれません。 |
JS1181 | デジタルヘルス | スマートフォンやウェアラブル端末が浸透し、健康にかかわるデータを手軽に収集できる環境が整いつつあります。客観的で継続的なモニタリングによって、効率的なセルフケアの実践に繋がると期待されています。本テーマは、ウェアラブル端末やアプリを利用した健康管理に関する文献を収集します。科学技術全般を対象とするJSTPlusファイルを対象としているため、臨床的な情報はあまり含まれません。 |
JS1182 | ゲノム編集 | ゲノムの中の狙った箇所を切断することで効率的に遺伝子改変できるゲノム編集技術。近年では著しい発展を遂げ、農業、産業、医療などに大きな影響を与えており、臨床研究や応用まで拡大しています。一方、生命倫理及び安全に関する議論も注目されています。本テーマでは、ゲノム編集技術に対する研究成果や技術情報を確認できます。 |
JS1183 | オルガノイド | オルガノイドはミニ臓器や臓器もどきとも呼ばれ、試験管内などの生体外で作成されるミニチュアの臓器で、三次元的に作られています。オルガノイドを使用することで、発生学・生理学などのような基礎研究のみならず、疾患の病態理解や、オーダーメイド医療への活用が可能です。本テーマは科学技術全般を対象とするJSTPlusファイルを対象に、技術的な側面に注目して文献を収集いたします。 |
JS1184 | 中分子医薬 | 分子量500以下が多い「低分子医薬」と、分子量10,000以上の「抗体医薬」で標的にすることができなかった細胞内タンパク質間相互作用に主として対応する「中分子医薬」が新たな医薬として期待されています。本テーマは「中分子医薬」、ペプチド医薬と核酸医薬の技術的な情報を収集します。科学技術全般を対象とするJSTPlusファイルを対象としているため、臨床的な情報はあまり含まれません。 |
IS0005 | パーキンソン病 | パーキンソン病はドーパミンの欠乏を原因とする神経系疾患で、振戦、筋強剛、動作緩慢・無動、姿勢反射傷害を四主徴とするものです。パーキンソン病に特徴的な症状を呈する他の神経系疾患もあわせてパーキンソン症候群といいます。ここではパーキンソン病について、基礎研究から臨床症例まで幅広い情報を提供します。 |
IS0023 | 薬物相互作用 | 複数種類の薬を同時に投与すると、単独で用いた場合と較べて、作用が低下したり、逆に増強したりすることがあります。これを薬物相互作用といいます。薬物相互の組み合わせは無数にあり、未知のことも多いのが実情です。一般に薬物相互作用は薬同士が話題になりますが、最近は、食物や嗜好品との相互作用も注目されてます。グレープフルーツジュースやアルコールが有名ですが、それ以外にもお茶や牛乳なども、薬との相互作用があることが知られています。これらに関する話題や知見を取り上げました。 |
IS0024 | 二重盲検試験 | 臨床試験の際に、プラセボによるプラセボ効果(思い込み効果)を除去するために、医者にも患者にも、どちらが薬効のある「被検薬」で、どちらが薬効のない「プラセボ」であるか、わからないようにして治験を進める方法を二重盲検法といいます。「二重盲検」とは、各被験者に割りつけられた治療を、被験者及び治験実施医師だけでなく、治験依頼者、被験者の治療や臨床評価に関係する治験実施医師のスタッフも知らないことを意味します。二重盲検法によって実施される臨床試験を二重盲検試験あるいは、二重盲検比較試験といいます。日本では、30年程前から医療用医薬品(医師の処方箋がないと買えない薬)には、二重盲検試験が義務づけられました。本試験法による臨床試験結果や、試験法に関する文献を集めました。 |
IS0030 | DNA診断 | ゲノムプロジェクトの進展により現実のものとなったDNA診断には、たとえばがんのような病的細胞の中での遺伝変化を調べるもののみならず、感染した細菌やウイルスの種類を調べるものなども含まれています。ここではDNA診断を広くとらえ、広い範囲から関連する記事を集めました。 |
IS0074 | 活性酸素 | 酸素分子よりも反応性が大きく活性に富む酸素の誘導体を活性酸素といいます。活性酸素は体内に進入した細菌を攻撃するなど有用な機能を有しています。しかし、その働きが充分に制御されないと活性酸素の持つ有害な作用がでてしまい、遺伝子を傷つけがんを誘発したり、老化の原因となったりします。このように功罪併せ持つ活性酸素に関する記事を集めました。 |
IS0079 | 食品アレルギー | 食物アレルギーまたは食事性アレルギーとも言います。経口摂取された食品により引き起こされる生体への障害反応で、食物抗原がアレルゲン等として働くことで、主に即時型アレルギーを起こします。症状は嘔吐、下痢、咳、喘息発作、アレルギー性鼻炎、しん麻疹、湿疹、アナフィラキシー等です。食品成分やアレルギー反応、アレルゲンについての研究について集めました。 |
IS0082 | 医療機器の安全性 | 介護用品の安全な使用、留置針のヘパリンロック、医療電子機器や医療システムの安全性まで含めて、医療機器の安全性だけでなく、機器や装置を使用した医療における安全性を論じた文献も幅広く集めています。 |
IS0088 | 骨粗鬆症 | 骨粗しょう症は、エストロゲンが欠落する閉経後の女性に好発します。ホルモン補充療法(HRT)の効果は骨量減少の予防や治療のほか,生殖器の萎縮症状の緩和,脂質代謝改善目的など予防や治療などの効果が期待されていますが、エストロゲンによる性器出血や乳房痛等の副作用があり,多剤に比べて使用が困難な欠点もあります。このテーマでは、骨粗しょう症の病理、薬物療法、骨量測定に関する文献など幅広く研究論文や解説を集めています。 |
IS0089 | 睡眠時無呼吸症候群 | 睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気です。睡眠時無呼吸症候群では、無呼吸で深い睡眠がとれないために日中の眠気による交通事故、労働災害、仕事や学業の能率の低下などが起り、重大な社会問題を引き起す可能性が指摘されています。近年では大きな事故との因果関係が報道されることも増えています。また睡眠時無呼吸症候群の患者は酸素不足のため循環機能に負担をかけ、様々な病気を起こしたり、悪化させたりすることもあり、治療をせずに放置しておくと生命に危険が及ぶ場合もあります。これら睡眠時無呼吸症候群を取り巻く話題を取り上げます |
IS0090 | ペインコントロール、ペインクリニック | 疾患や外傷、手術などを通して、人は高度な心身の苦痛を体験します。このような状況にある患者に対しては救命や治療が優先されますが、同時に生活者である人の人格や生活能力を保護する事の重要性が指摘されています。ペインコントロール(疼痛緩和・疼痛管理)は、末期癌患者の疼痛の緩和をはじめ、近年は周術期の疼痛管理や整形外科分野、在宅医療分野、小児科分野、歯科分野など、様々な分野に広がりを見せています。ここでは、ペインコントロール、および、あらゆる痛みを伴う病気を対象とし「痛み」の診断、治療を行う専門診療科であるペインクリニックについても取り上げます。 |
IS0092 | 再生医療 | 再生医療は機能障害や機能不全に陥った生体組織・臓器に対して、臓器移植又は人工臓器による治療から脱却し、細胞を積極的に利用してその機能の再生をはかる新たな医療として注目されている分野です。臓器移植は、常に拒絶反応、免疫抑制の医学的問題と深刻なドナー不足という社会的問題を抱えています。人工臓器も生体機能代替性、生体適合性の問題があります。これらの諸問題の解決策として研究の進む再生医療分野の研究や実践の最新文献をお届けします。 |
IS0094 | 介護予防 | 「介護予防」とは、高齢者の方が介護を受ける状態にならないようにすること、介護が必要になった場合でも、状態を悪化させないよう改善していく試みです。様々な取り組みをご紹介いたします。 |
IS0095 | ノロウイルス(医学) | ノロウイルス(Norovirus)は非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種です。カキなどの食中毒だけではなく、感染したヒトあるいは塵埃等を介して経口感染します。ノロウイルスによる集団感染は世界各地の学校や養護施設などで発生しています。ノロウイルスによる食中毒および感染症等の最新の研究開発成果をご紹介します。 |
IS0096 | メタボリックシンドロームの診断と予防 | 男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームおよびその予備軍とされ、40~74歳の人を対象に、同症を主眼とした「特定健診・保健指導」が始まりました。診断と予防を中心に同症についてお伝えします。 |
IS0097 | 変形性膝関節症 | 自由に動けること、は健やかな生活を送るために大事なことです。膝が痛いと動きが不自由になり生活に支障を来します。少子高齢化が進む日本で変形性膝関節症は社会的に重大な疾患です。ここでは変形性膝関節症に関する文献を広くご紹介します。 |
IS0098 | 慢性肝炎の治療 | ペグインターフェロンとリバビリンの併用療法など、慢性肝炎の新しい治療は期待され注目を集めています。治療の実際について、広く文献情報からご紹介いたします。 |
IS0099 | 歯科インプラント | デンタルインプラント(dental implant)、単にインプラントとも。また、人工歯根、口腔インプラントなどとも呼ばれます。インプラント体を手術で顎骨に植え、その上に人工歯冠・上部構造をつける治療法。ブリッジや義歯と違い、天然歯の状態により近い機能が得られ、また周囲の歯を削ったり、負担をかける必要がないため、インプラント治療は最近、急増しています。デンタルインプラントとそれに関わる医療等の最新の研究・技術成果をご紹介します。 |
IS0100 | 東洋医学 | 三国志にも記述が見られる漢方医学は、朝鮮半島や日本に伝わり、独自の発展を遂げ、国内では明治時代は和漢医学の意味で使われました。現在も独特な診断方法、鍼灸療法、和漢の漢方製剤・生薬による薬物療法などが行われています。和漢薬の解説、和漢薬や鍼灸による治療の症例報告、西洋医学と漢方の併用など、国内で報告された文献を集めました。対象疾患は、更年期障害、腰痛、不眠、冷え症、お血など、多岐に渉っています。 |
IS0101 | 抗ウイルス薬 | ウイルスは宿主細胞の装置と材料を使って増殖するため、ウイルスを死滅させる薬物は、宿主にも副作用を与える可能性があり、開発は困難でした。しかし、ウイルス増殖過程の解明に伴い、新薬の開発が進んでいます。HIV感染症、ヘルペスウイルス感染症、インフルエンザ、肝炎などを対象疾患とし、臨床報告、解説記事、基礎研究などから、インターフェロンも含め、抗ウイルス薬の最新の状況をお伝えします。 |
IS0102 | 脂質低下薬 | 脂質異常症とはコレステロールとトリグリセライドのいずれか、または両者の増加や、HDLコレステロール低下がみられる病態です。病型に合わせた適切な脂質異常症治療薬が選択され、例えばコレステロール低下作用に優れたスタチンや、トリグリセライド低下作用が強いフィブラート等が使われています。基礎から臨床に渉り、各種の脂質異常症治療薬に関する報告を集めました。 |
IS0103 | 抗真菌薬 | ステロイドや悪性腫瘍薬、免疫抑制薬の使用により、また臓器移植やエイズなどの免疫低下症例において、日和見感染による、死亡率の高い深在性真菌感染症が大きな問題となっています。これに対しアムホテリシンB、ボリコナゾール、ミカファンギンなど、各種の抗真菌薬による治療が行われています。さらに白癬などの表在性皮膚真菌症、眼科領域の真菌感染症など、広域に亘り、抗真菌薬の基礎から臨床までの報告をご紹介します。 |
IS0104 | 更年期障害 | 更年期障害では、のぼせ、発汗、冷え症などの血管運動症状、不眠、神経質、抑鬱などの精神神経症状の他、しびれ、肩こり、嘔吐、便秘、全身倦怠感等、多彩な不定愁訴がみられます。性腺機能の変化が視床下部に影響を与えることによる発症と考えられ、女性のみの病気ではなく、男性では特に鬱症状などが問題となっています。ホルモン補充療法、漢方治療、メンタルヘルスなど、多方面の報告を収集しました。 |
IS0105 | 片頭痛 | 月に1~2回(多いと週に1~2回)、頭の片側、時には両側が、激しい痛みに襲われる片頭痛は、日本では有病率8.4%で、女性に多くみられます。セロトニンが発症に関与するとされます。治療及び予防には、エルゴタミン製剤、漢方製剤、セロトニン受容体作動薬、ロメリジンなど、種々の薬剤が使用されています。心身医学的アプローチ、基礎研究などを含めた、多彩な文献をお届けします。 |
IS0106 | 不妊症 | 健康な夫婦の約10%が不妊といわれています。男性不妊、女性不妊のいずれか、または両者が原因であり、また器質異常の有無により器質性不妊と機能性不妊に区別することもあります。症例報告、解説記事、基礎研究等、多種の報告をご紹介し、病因、診断、治療などについて最新の情報をお伝えします。生殖補助技術の進歩が期待されます。 |
IS0107 | 高血圧症の治療と予防 | 高血圧症は多くは中年以降に発症する極めて罹患率が高い疾患です。一般に治療はまず食事療法、運動療法などの生活習慣の指導から始まり、降圧が得られない場合に薬物療法を開始します。半世紀の間で多種の異なる作用機序を有する優れた降圧薬が開発され、患者のクオリティオブライフは向上しました。臨床試験、症例報告、解説記事などから、高血圧症の最新治療と予防をお伝えします。 |
IS0108 | 糖尿病のインシュリン療法 | インシュリンが初めて糖尿病患者に投与されたのは1922年ですが、その後、種々の製剤が開発されました。作用持続時間については、超速効型、速効型、中間型、混合型、時効型溶解インシュリンに分けられます。臨床試験、症例報告、解説記事などを集めました。インシュリン製剤、インシュリン自己注射、インシュリンアレルギーなど、インシュリンをめぐる最新の知見をお届けします。 |
IS0109 | インフルエンザ | 毎年、インフルエンザの流行は重大なニュースとなり、感染対策が必要となります。診断、予防、治療などについて、解説記事、臨床報告、基礎研究などの多岐に渉る文献を集めました。最近では、新型インフルエンザ、パンデミック、感染対策、高病原性鳥インフルエンザ、ウイルス検査、迅速診断キットなどの報告もみられます。治療薬についてはオセルタミビル、ザナミビル、アマンタジンなどの知見が得られます。 |
IS0110 | 自動臨床検査機器 | 正確な臨床検査データを迅速に得るため、血液、生化学、尿、免疫など各領域における、自動臨床検査用機器の開発はめざましいものがあります。最新の機器や試薬、使われ方の実際、性能評価、業務効率化など、様々な話題をお伝えします。 |
IS0111 | がんの免疫療法(国内臨床) | がんに関する免疫療法は、手術や抗がん剤治療、放射線治療などに次ぐ、新たながん治療法として注目されています。生体に備わっている免疫機能を活用し、治療効果をあげようとする治療法です。ここではすでに保険適用となった免疫チェックポイント阻害剤や、2018年現在臨床試験進行中のエフェクターT細胞療法を中心に、免疫療法について記事を集めました。 JS1103(がんの免疫療法)には海外文献や、基礎医学に関する文献が含まれます。 IS0111(がんの免疫療法(国内臨床))には国内の臨床医学文献が含まれます。 |
IS0112 | 幹細胞の医学利用(国内臨床) | 幹細胞とは種々の細胞になる能力を持ちかつ自己複製能力を持つ細胞のことを言い、一定の組織・器官に分化する能力を持つ体性幹細胞とあらゆる組織・器官に分化する能力を持つ胚性幹細胞(ES細胞)とがあります。幹細胞を利用することにより、病気または事故などで失われたり機能劣化した器官や臓器を再生する医療や、疾患の治癒に有益な生体活性物質の分泌を促すことによる治療に利用することが期待されています。ただし、胚性幹細胞に関しては応用に関して多くの期待が持たれるものの、その取得のためには受精卵を破壊する工程が必要なため、ヒトES細胞に関しては倫理的観点から限定された範囲の研究においてのみ取り扱いが認められています。 JS0854(幹細胞の医学利用)には海外文献や、基礎医学に関する文献が含まれます。 IS0112(幹細胞の医学利用(国内臨床))には国内の臨床医学文献が含まれます。 |
IS0113 | ドナー【臓器移植】 | 2019年シソーラス改訂において新規登録の見出し語に"ドナー【臓器移植】"が追加されました。日本でもグリーンリボンキャンペーンや、健康保険証や運転免許証の意思表示項目により、認知が進んでいる臓器移植。臓器移植において、引き続きドナーの役割が重要になります。このテーマでは臓器移植のドナーに関わる文献を集めています。 |
IS0114 | COVID-19(国内臨床) | COVID-19(コビッド・ナインティーン)は新型コロナウイルス感染症とも呼ばれ、新たに特定されてSARS-CoV-2 (SARSコロナウイルス2) と命名されたコロナウイルスに感染することにより引き起こされる急性呼吸器疾患です。2019年に発生後世界的な感染拡大を引き起こし、社会の各方面に多大な影響を及ぼしました。このテーマでは、COVID-19に関連した国内の臨床医学文献を集めました。 |
IS0115 | 遠隔医療(国内臨床) | 高齢化社会の到来、離島や病院が遠い場所に住む患者にとっての利便性、さらには感染症の対策等の理由から、遠隔診療は今後さらに重要性が高まると認識されています。また、近年の情報通信技術の進歩等によりオンライン診療に対する技術開発も盛んに行われる一方、事例や課題の報告も増加しています。遠隔医療やオンライン診断に関する国内の臨床医学文献を集めました。 「JS1148 遠隔医療(サービス基盤)」には海外文献や、技術基盤に関する文献が含まれます。 「IS0115 遠隔医療(国内臨床)」は国内の臨床医学文献を集めました。 |
IS0116 | メンタリティマネジメント | 新型コロナウイルスの影響で急速に進んだ「働き方改革」をはじめ、生活を取り巻く環境の急激な変化に伴い、メンタリティマネジメントの重要性が再注目されています。メンタリティマネジメントにはメンタルヘルス対策の側面と、モチベーション対策の側面とがありますが、ここでは企業・教育機関等団体におけるメンタルヘルス対策に関する国内の臨床医学論文を中心に収集します。 |