「機関名ブラウザ」では、機関名の表記ゆれを含めた検索式の作成ができます。著者所属機関名は、機関名の前後に部署名がついているケースや省略して表されているケースなど、様々な表記が存在します。漏れなく検索するためにも、EXPAND機能(「F.検索支援機能(アドバンストサーチ)編>2.検索語の確認(EXPAND機能)」参照)および「機関名ブラウザ」で機関名の表記ゆれを確認することをお勧めします。アドバンスドサーチで利用可能です。
利用例:機関名「文部科学省」を機関名ブラウザを利用して表記のゆれをまとめて検索する
検索画面下のプルダウンメニューを「機関名ブラウザ」に切り替え、「参照」ボタンをクリックして起動します。
検索ボックスに検索したい機関名、もしくは機関名の一部を入力し「検索」ボタンをクリックします。
ヒットした機関名が表示されますので、「表示」ボタンで詳細を表示します。
「候補一覧に戻る」ボタン 検索結果画面に戻ります。
「機関名階層を表示」ボタン 機関名に続く部署名や学部名等で、収録が多いものを表示します。
検索条件に反映したい機関名表記をチェックし、「検索条件セット」ボタンをクリックすると、チェックした機関のみが検索式入力ボックスに反映されます。
チェックした機関名が反映されます。
機関名ブラウザに登録されている機関でも、略称など全ての表記ゆれがカバーできない可能性がありますので、必要に応じて機関名検索を追加してください(下記参照)。また、半角で登録されている機関名はストリングサーチが行われることにより、関連のない機関が検索対象となる場合もあります。
また、機関名ブラウザには、現時点では国内の収録文献数の多い機関を中心に、表記揺れの収録を行っており、定期的に更新を行っております。また、現時点では海外の機関はあまり収録がありません。
機関名ブラウザでは、その機関の合併前や合併後の情報も参照できる機能(ヒストリ機能)を搭載しておりますが、リリース時点でのヒストリ情報は、2003年~2005年の合併・分離等の情報をもとに作成しております。そのため、それ以外の時期に合併・分離等を行った機関のヒストリ情報は取得できません。
名寄せシステムにより同一機関と判断された場合には同一の機関IDが付与されます。これまでに出力や頻度分析をおこなっていて機関IDが分かる場合やJ-GLOBALで機関IDが判明している場合には機関IDからの検索も可能です。機関IDの収録は書誌や抄録の収録よりあとに行われるため、最新情報を検索したい場合にはお使いいただけません。
検索例 → 200901100612767796/CSID