マニュアル

F検索支援機能(アドバンスドサーチ)編

4.頻度分析

4.1 頻度分析機能とは

直前の検索集合に対して、特定の検索項目で集計(ランキング)を行う機能です。特定のテーマで件数の多い著者や機関などの傾向をつかんだり、年度ごとの件数推移を調べたりすることができます。

本機能はマルチファイル検索を除く全てのファイルで利用可能です。ファイルによって、集計できる項目が異なります。

4.2 利用例

利用例:「介護予防」をキーワードフィールドで検索した結果を分析する

4.2.1 頻度分析の利用手順

キーワードフィールドを対象に「介護予防」を検索し、検索履歴の該当するL番号の左側にあるチェックボックスにチェックを入れ「頻度分析」ボタンをクリックします。

○検索結果画面

集計したい項目を指定し、「実行」ボタンをクリックします。

○頻度分析画面

4.2.2 頻度分析結果

出現件数の上位10件と、そのカウント数が表示されます。11件以降の結果も見たい場合は、抽出結果下にある「右矢印」か「頻度分析結果一覧をすべて表示」ボタンをクリックします。

○頻度分析結果

4.2.3 抽出結果を使った絞り込み

検索条件に反映したい抽出結果をクリックし、「検索条件セット」ボタンをクリックすると、検索式として利用することができます。頻度分析の対象とした集合とのAND演算も可能です。


4.2.4 頻度分析結果のシステム制限について

頻度分析の実行の際には、以下の制限にご注意ください。

  • (1)ヒット件数5万件以上の頻度分析は実行できません

    ある程度小さな集合に絞り込んでから実行してください。

  • (2)集計中にカウントをストップする場合があります

    集計はレコードの収録の新しい順に行われ、分析中に抽出された語が999種類を超えた時点でカウントを中止し、集計途中の結果を出力します。1000語目以降を確認したい場合は「全件ダウンロード」をクリックしてください。集計の続きをバックグラウンドで処理し、入力されたメールアドレスに結果が配信されます。

4.2.5 頻度分析を使った検索条件の見直し

頻度分析機能を使うことにより、シソーラス用語を用いた検索条件の見直しに応用することも可能です。「JSTシソーラスブラウザ」(「F.検索支援機能(アドバンストサーチ)編>1.JSTシソーラスブラウザ」参照)を使っても、対応するシソーラス用語が見つからず、うまく検索条件を改善できない場合には有効な手法です。

  • (1)検索したいテーマでキーワード検索

  • (2)(1)の結果を「シソーラス用語」で頻度分析

  • (3)ランキング上位の用語を組合せて検索条件見直し(例) *検索式入力ボックス内で編集しています

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